えす山の日記

自分用のゲームの感想日記とか

装甲悪鬼村正

装甲悪鬼村正の全体の感想

ー総評と感想― 良作.人によってはそうでもないと思います.というのはノベルゲームにはあまり見られない独特の文章と地の文の多さからです.あとはUI関連の悪さと無駄な選択肢.UI関連が悪いがゆえに,攻略なしでやるにはちょっともっさりしてて不満を感じ…

装甲悪鬼村正の感想(悪鬼編)

=悪鬼編= ー1ー どうしたわけか景明は生きていた.おそらくは光が生かしたのだろう.あとは死刑に処されるのみのはずだった.しかし親王も署長もその件は黙殺したのだった. 死に向かう村正の心残りは景明の幸せだけである. 結構魔王編で綺麗に終わった…

装甲悪鬼村正の感想(魔王編)

=魔王編= ー0ー 三世村正が生きた時代はまさしく戦の時代であった.母が,祖父が生まれたころから延々と続いてきた戦,南北朝時代.由緒正しき南朝の立場に立つ腕利きの鍛冶師,それが村正の家系の役割だった. 裏切りに次ぐ裏切り.それは信用していた者…

装甲悪鬼村正の感想(復讐編)

=復讐編= 景明は一条を殺す. ー0ー 彼女は目を覚ます.そして知る.彼がもういないことに. ー1ー 親王,署長は勝手するGHQに危機をおぼえ,最後の手段に出ることを決意する.玉を取り,朝廷の権威を取り戻す.それは一見必要な殺人.しかし銀星号と関…

装甲悪鬼村正の感想(英雄編)

=英雄編= ー0ー かつてこの国で怒った元寇.大和人の男はみな殺され,女はみな道具として扱われた.彼はただ細々と暮らせればいいと思っていた.しかしその蒙古による所業を見て確信する.この世には悪鬼がいると.剣の降り方知らぬ彼は何も考えないまま…

装甲悪鬼村正の感想(第五編 宿星騎)

=第五編 宿星騎= ー1ー 次なる標的が使うは幻術.景明の癒しを見せる. ー0ー 仲の良い兄妹だった.兄妹と母の統を合わせた3人暮らし.仲がいいとはいえ景明と二人に血のつながりはなかった. そんな幸せな日常も永遠には続かなかった.光を蝕む公害病…

装甲悪鬼村正の感想(第四編 震天騎)

=第四編 震天騎= ー1ー 銀色の怪物を見たという報告があった.あまりにも杜撰な報告.まるで銀星号を追う景明を誘うかのような.明らかな罠.それでも僅かでもその可能性があるのだとしたら,景明が無視するはずもなかった. 江の島にて不穏な動きをする…

装甲悪鬼村正の感想(第三編 逆襲騎)

=第三編 逆襲騎= ー1ー 件の事情聴取のため,拘置所から移送された景明は鎌倉署署長である菊池に卵と銀星号のことを報告した. 香奈枝が異動したのは情報収集局.大尉となった香奈枝は雪車町と関係ある隊のもとで働くことになった. ー2ー 署長に連れら…

装甲悪鬼村正の感想(第二編 双老騎)

=第二編 双老騎= ー1ー 訳の分からぬまま村正に導かれるまま卵を植え付けられた将校の劒冑を切り伏せた景明.相手が手練れであったが故の辛勝.しかし辛勝であったがゆえに,相手を取り逃してしまう. 将校,長坂に殺されかけていたのを救ったのは景明,…

装甲悪鬼村正の感想(第一編 鮮紅騎)

=第一編 鮮紅騎= ー1ー 源幕府が始まって800年.国の裏切りにより終えた,終戦から数年経ったが,ここ実質的な支配組織である六波羅探題のある鎌倉でも人民は豊かな生活とは程遠い生活を送っていた. 幼馴染である新田雄飛と来栖野小夏もその一人.稲城忠…