えす山の日記

自分用のゲームの感想日記とか

マブラヴTDA01の感想

 

mt-ss.hatenablog.com

 

 

いやーいいですね.マブラヴ

 

まず感想ですが

個人的な好みとして「意志の継承」「人と人との繋がり」が好きなんですが,どちらもあって大好きです.さらに作中のナショナリズムも美しくていいですね.わけのわからない右翼的な愛国心は嫌いなんですが,日本という国が失われてもなお,シアトルという地の一部でその魂は受け継がれるというのが,ドストライクでした.結局は何かしらの継承とかが好きなんでしょうね.

 

あとは松風中尉.ノベルゲームは好きなんですが,あんまり恋愛要素が好きじゃないんですよね.なので男キャラは貴重なのです.keyでもリトバスが好き.

 

孤児院を訪問するシーンがありましたが,子供が子供らしくあるというのは本当に幸福なことですね.改めて思いました.あげくのはてに,薬物投与で人体改造とは...どこぞの国は現在でもやってそうですけどね.

 

最後に後半のBETA強襲シーン.あそこは泣きっぱなしでした.難民キャンプの説得といい,そこにウォーレン少佐が来たところといい,大和信濃が来た時といい(もちろん殿下が優先させたところも),龍浪がまりもちゃんの意図に気づいて駆けつけたところといい,3人がまりもちゃんを回収したところといい.

 

次に考察ってほどのものでもないですが

龍浪は前作までの主人公と同じように異質な立場つぃて描かれてますね.もちろん龍浪は他の世界からやってきたわけではありませんが,周囲が現実のみを見据える中で,理想を追いかけたり(ふつうあの状況で難民キャンプの説得に行こうとは思わないですよね),アメリカを忌み嫌う中で,心の中ではアメリカを信用していたりと.部分的に隣人愛的な要素も見られる(特にアメリカへの信用ですね,ウォーレン少佐との会合のところ)のでそういった意味で,アメリカ人的要素をうちに宿した日本人なんでしょう.

 

まりもちゃんは死ぬ気でS-11を装備してたんですかね?万が一の場合は,部下の代わりにくらいは思ってたかもしれませんが.でも最後の「また生き残ってしまったか」みたいなセリフを聞くと,無駄死にはしないが死にたいとは思ってるんだろうなあ.死んで夕呼先生に会いたいとか(武も死んでるのかな...ウーン).まりもちゃんが死んだ後の穴を考えると上司としてそれすら考えるべきじゃないのかもしれませんが,そうして(部下を目の前で見殺しにするくらいなら)しまうのが,教師としてのまりもちゃんなんでしょうね.UNLIMITED,ALTERNATIVEに続いて本作でも教師らしいまりもちゃんを見れてよかったです(もちろん龍浪への指導法も教師らしいですが,それ以上のなんというかもっと教師らしい教師として).

 

そろそろ中盤ですが,まだまだダレませんね.02,03ともに楽しみです. 以上