=GRANDルート=
島を愛し、島を守るため夜の帳に紛れ一人戦う文乃の視点が挿入。
郁子に襲われた後に分岐。
ー1ー
文乃のことが忘れられず、夜に散歩していると、やくざに追われる文乃を発見。身を挺して守り、その後看病を受けていると、裏風俗がまだ存在していると発覚する。裏風俗のことが許せない淳之介は、吹子と名乗る文乃と協力関係になる。
ー2ー
裏風俗撲滅のAチーム(淳之介一人)と文乃捜索のBチームに分かれる。
夜は文乃と巡回。
ー3ー
日常
ー4ー
生徒会室に潜入して児童暴行の情報を抜こうとしたところ、3巨頭につかまってしまう。お前らが役に立たないから代わりにやってやろうとしただけだと、大見えを切ったところ、SSの予備役になるという約束で解放され、情報も与えられる。
ー5ー
SSの訓練。ダーリン呼びの郁子、根性だけは認める礼先輩。今までの欲張りセットだね。
夜は吹子と会話の練習をすることに。
ー6ー
手嶋と出会う。しかし郁子の言葉により、手嶋が騙しているのではないかという疑念を持つ淳之介。
ー7ー
仁浦が拉致される。文乃とともに、拉致を止める。
早い段階で手嶋の裏切りに気づけたのはよき。
ー8ー
文乃をNLNSに入れようと説得に向かう道中、少年が拉致されるのを発見。そのまま追跡すると手嶋に拘束される淳之介。
窮地に立たされるも、機転を利かし電源をいれたタブレットの位置情報により、仁浦が救助に駆け付ける。
仁浦。。。涙が出るほどかっこいい。。。
そしてその少年が吹子で、文乃であることを知る。
ー9ー
NLNSの皆さんの身に危険が及ぶからと姿をくらます文乃。
ー10ー
文乃の家を探し当てる淳之介。
なお一人で戦い続けるという文乃に、以前までの、一人だった自分を重ねて、それ以上に辛い境遇にいる文乃を心配して、ドスケベ条例で苦しむすべての人を救いたいと決心して、文乃に手を差し伸べる。
ー11ー
正式にNLNSに入った文乃は淳之介たちと一緒に暮らすことになる。
ー12ー
完璧なんでもメイド文乃ちゃん。きゃわじゃん。きゃわかよーーー。好き!
ー13ー
桐香にあなたが欲しいと言われる。
ー14ー
防人老人から文乃の受け渡しを支持される。文乃が納得してるとはいえ、それでいいのか、淳之介。。。?
皆で記念撮影。これにはあとあと泣かされそう。。。
淳之介が不意に漏らした、汗対策のバンドが欲しいという言葉を聞き編み物を始める文乃。きゃわじゃん。。。もうきゃわきゃわ。
ー15ー
防人老人を信じきれない淳之介。いいぞそれで!
夜、リストバンドを文乃からもらう。きゃわ。。。
ー16ー
文乃の幸せなら努力はいとわない。幸せなら防人老人のもとへおくるのもいい。だから決め手が欲しい。信頼できるという決め手が。
その決め手のため、桐香と勝負を行う。学生間での遊園地で行われる7本勝負。負ければどんないうことも聞かねばならない。
何とか勝利。
ー17ー
あなたの復讐の一助になるから、私を一番にしてくれという桐香。
ー18ー
私のもとに来ないかと最後の勧誘をする仁浦。もちろん受け入れない。宣戦布告。
夜はみんなでお別れパーティー。
二人になって、本当に条例はつぶすべきか、分かり合えないのかという文乃。その答えとして、即座に潰すしかないというが、加えて、だから文乃を渡すのではなく君の幸せのためだよという。そして1年後必ず迎えに行くからそうして結ばれようと約束をする二人。しかし裏で文乃は、淳之介の悲願のため何かを決心する。
ー19ー
最終作戦決行。SSも総力戦。仲間たちとの協力で礼先輩と郁子を出し抜く。そして物語冒頭の桐香との戦闘シーンへ。
文乃の補助をもらいながら、何とか突破。
そしてSHO本社。
負傷を負いながらも最後の敵、仁浦まで撃破。
別れ際、文乃は今生の別れのような言葉を残す。
ー回想ー
過去に手を差し伸べてくれた、文乃と同じ目をした女性のことを思い出す。
「個性を否定しちゃだめだ。君のことを肯定してくれた人を君自身が否定することになってしまう」
ー文乃がいなくなってー
確かに防人が言うように、条例は撤廃されそうになっている。しかし文乃は利用されたのだ。実の祖父に。NLNSのメンバーはだれ一人として納得できない。
そんな折、手嶋に出会う。手嶋の組の資金源も防人。結局防人の描く絵でしかなかったことを知る。
手嶋に、アサちゃんにこのままでいいのかといわれても一切答えない淳之介。
仁浦も自分の目的はまだあきらめずあがき続けるという。
もちろん諦めないのは淳之介も同じ!
ー奪還に向けてー
作戦はSSの送還の船に乗りそれを乗っ取ること。桐香がSSのままにしてくれたことが生きてくる!ないす!
船に居合わせた3巨頭の力を借りながら船を奪い防人のもとへ。ひどく傷つけられた文乃を保護することに成功する。
もう二度と自分を犠牲にしないと約束させ、みんなは島へ戻る。
ーその後の島ー
衰退の一途をたどる島。ただのセックスさえも許されず、これまでとは逆に迫害される島民。
防人だけは許せない。殺してやる。そう決意した淳之介は、手嶋に弟子入りする。それが苦痛を伴う違法薬物を使ったとしても。
本来仲間と思っていた島外の人に迫害され、敵と思っていた島内の人に助けられる日々の中で、島の人も守るという決意がわいてくる。
ー防人からの刺客ー
反交尾勢力から交尾勢力になったNLNS。そんなとき、アサちゃんが防人の手により誘拐されそうになる。NLNSが協力し阻止するが、文乃がパンチドランカーの決定打となる攻撃を食らい、意識が混濁。
ー最終決戦ー
今夜、SHO本社が解体されるのを山頂から眺めるらしい防人。そのために健蔵に最終兵器の改修を頼む。しかしそれが直っても作戦には1人足りない。
記憶があやふやになり、次攻撃を食らえば命までも危うい文乃は、そのことを聞き戦いに志願する。
仲間も老人たちも二人で逃げてもいいという。文乃の身体を考えるならそれが最善と。しかし文乃の心は。
最後に戦う理由は文乃の願いをかなえるため。文乃が交尾勢力も反交尾勢力もひっくるめて島のみんなと共存するため。そのためには文乃には一人で戦ってもらわなくてはならない。本当の言葉を世界に伝えるために。だから妻は夫を送り出す。
奈々瀬にはTAEの数々を、アサちゃんには強化版タブレットを、ヒナミにはカーボンコーティングしたパイプ椅子を、美岬には戦闘機青藍を。そして淳之介は自身の肉体を盾にし戦地へ赴く。
仲間たちがリーダーの夢のため、淳之介と文乃の未来のため自らを犠牲にしてまで淳之介を先に向かわせる。それでも戦力差は圧倒的。万事休す。そこへ礼先輩と郁美、そして桐香が。3人の助けを借りて頂上へ向かう淳之介。
危機的状況なのは4人も同様。そこへ弟子のしりぬぐいをしに、手嶋が現れる。かっこいいよあんた。。。。
ついに防人と対峙する淳之介。体力はもうない。防人のナイフによる一太刀が淳之介を襲うが、間一髪のところで仁浦がそれを食い止める。しかし仁浦も淳之介をただ助けに来たわけではない。島を潰すもの、交尾により支配しようとするもの、共存しようとするもの。その決着をつけに来たのだ。
過去にばかりとらわれる二人。しかし淳之介には二人にはない仲間と、愛する者がいる。その気力で勝利を収める。
ーエピローグー
みんなで幸せに暮らしたとさ。
総評へつづく