ー1月30日ー
タンスの中から幽霊?の女の子が現れる。
ー31日ー
幽霊が幼馴染の日和と判明。
ー2月1日ー
ブラとかの知識はあるみたいだし、どうも子供の時のままゆう例になったのではなさそう。
ー2日ー
日常
日和が消えた後に残る水はなんなのか。
ー3日ー
日常
ー4日ー
日常、登場が早くなる日和。
ー5日ー
日常。水対策でプールを広げる。
ー6日ー
なぜか勉強ができる日和に教えてもらう。勉強はできてもそれをどこで習ったのか、昔どこに引っ越したのかなど全く記憶にない日和。あるのはただ健や雪希さえ忘れているようなものまで含めた、健と一緒にいたころまでの記憶。
ー7日ー
日常
ー8日ー
昔、なにもできなかった日和が妙にクローゼットを開けるのが得意で、だから嫉妬して、泣いていてほしくて、クローゼットに閉じ込めたことを思い出す健。
日々の中で、日和の占める重要性が格段にあがっていく。そして健はテストが終わったら二人で遊びに行くことを提案する。
ー9日ー
大好きだった日和。大好きな日和。
ー10日ー
少し昔を思い出す日和。
出かけようとするも、靴が浮いて見えるので外には行けない。日和は諦めようというがそれは許さない健。
ー11日ー
日常
ー12日ー
二人で海に行く。そこで日和がしたがっていたこと、一緒にストローでジュースを飲む。この幸せな今が終わらないように、二人ともジュースを飲まず海を眺める。
日和は事故で手術をしなければならない。しかしその手術は難しい。父が何かやり残したことはないかと、高校生の娘に言うほどに。
眠っている間は最近安らかな日和。自身にもその理由はわからない。
ー13日ー
日常、明日デートに行くことを約束する。
ー14日ー
一向に来ない日和。
日和は明日の手術に備えて眠れなくなる薬を飲んだのだった。生きるために仕方がないこと。しかし日和は訳のわからない焦燥感にかられる。このままでは悔いが残ると。
ー15日ー
手術当日。いつも以上に早い時間帯に現れる日和。理由は二人ともわからない。それでも健は行動に移る。また日和にいなくなってほしくないから。もしいなくなったとき後悔したくないから。靴が浮くのが困るなら抱きかかえればいい。そうして遊園地へ向かう。
人に変な目で見られようが気にしない。日和と話し続ける。ただ日和に笑顔になってほしいから。後悔したくないから、させたくないから。
帰りはくだんのファミレスによって日和が好きなオレンジジュースを頼む。ストローをカップル仕様にして。
最高にかっこいいよ・・・健・・・
そして愛の誓いにストローを指輪にしてささげる。
ー16日ー
手術は成功。でもなぜかしこりが残る。どうしても後悔が残っているような気がする。
夜現れる日和。いつもと違うのは状況を理解していたこと。自分は幼い日、バレンタインにチョコを渡せなかった自分の後悔が作り出していること。そして現在の自分はそんなこと憶えていないこと。だからたとえ健と会えたとしてもこの愛も、一緒に過ごしたことも忘れていること。
それでも、健が好きなこの私は絶対に忘れない。そう約束し消える。誓いのリングを残して。
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日和を探し当ててお見舞いに行く健。そこには元気な日和が。しかし県のことは覚えていない。それでも、生きているだけで、会えただけでうれしくて仕方がない。
ーある晴れた水曜日ー
日和に勉強を教える健。あの日々の中でしたように。
健の記憶は日和にないものばかり。それでもこれから紡いでいけばいい。
そして遊園地に行く約束をする。
ー雨が止んだ月曜日ー
前と同じようにオレンジの缶ジュースを二人ストローで飲む。不意に日和の手が動く。その手はストローを指に巻き付けリングを作る。
おまけだと思ってたら馬鹿泣いた。。。こういう病気ものとか、心の奥底では忘れないとか本当に弱い。。。本当に健がかっこいい。。。
以上