えす山の日記

自分用のゲームの感想日記とか

ISLANDの感想(紗羅ルート)

=紗羅ルート=

ー1ー

もう一人未来人を知るという紗羅。

 

ー2ー

伽藍堂家を守るため、中学卒業後、枢都家を出た紗羅の話を聞き、夏蓮に紗羅のことを頼むと頼まれる。紗羅は夏蓮の前でも感情を隠していて、本当の自分を見せるのは切那の前だけだからと。

 

ー3ー

紗羅が改めて見つけた「切那は死ななくてはならない」というメモ。興味津々なら紗羅と調査に乗り出す。

 

調査の最中、玖音に病状を聞く紗羅。進んでいないという文字は歪んだ筆跡だった。自分に力がないことを責める紗羅。

 

伽藍堂家の力が衰退していく最中に、島を救う子と予言されて生まれた紗羅。しかし物心ついた紗羅にそんな能力はなかった。勝手に期待し、勝手に幻滅され、勝手に恨まれ。大人の身勝手さに振り回されてきた紗羅。それでも紗羅は心の内では島を救いたいと、島の人たちの助力になりたいと願う。だから切那は紗羅を信じる。新たな未来人として予言する。予言が早かったせいで未来が狂っただけだと。絶対に紗羅は救世主になると。

 

一般的に幻滅ってある人の評価を下げるときに使われますけど、実際正しく使うと、悪いのは勝手に幻想を抱いている側ですよね。切那は勝手に~で表していますが。

 

ー4ー

煤紋病を治す手立てを二人で考えることに決める。

 

ー5ー

棺桶に閉じ込められる夢を見る。

 

玖音の部屋は煤紋病を恐れるあまり、一切日の光が入ってこないようガムテープで目張りされた異様な部屋であった。

 

紗羅の着替えを取りに行った帰り、森に迷い込む。そこには8年前に焼けた無人の小屋が。その小屋には、海辺で見つけた小屋と同じ鳥居のマークが刻まれていた。

駐在に話を聞く中で、5年前の神社の火事は放火でなかったときく。島の大人たちの中では。いずれにせよ紗羅が今まで一人で苦しんで生きてきたことに納得がいかない切那。

 

ー6ー

紗羅と例の小屋を探検に行く。少しずつ戻る紗羅の記憶。昔ここで誰かと遊んでいた。柱に刻まれたまぁやの名前。

普通に考えれば、まぁやは火事で亡くなった。しかしその記録はない。だから紗羅は、これは神隠しに違いないと考える。何かと引き換えに現れる存在しないはずの島、暴龍島。それと引き換えに存在するはずのものが消える、記憶ごと。まぁやも両親も神隠しに違いないと信じ込もうとする紗羅。

そんな紗羅を救いたい。だから切那は自分と紗羅の出会いには意味が必ずあると宣言する。意味を作ってみせると決心する。

 

ー7ー

ある少女に罪の証として胸を見せられる夢を見る。

 

伽藍堂家は魔女。魔女と関係のある暴龍島に秘密があるという。そして暴龍島は巨大なウミヘビだという。というわけで釣りへ。

 

なんとかウミヘビゲット。

 

ー8ー

ウミヘビに煤紋病を治す効能はないと知り落ち込む紗羅。また明日から別の咆哮を探ろうというが、いつまでそれを続けるのか、続けた先に何も得られなかったとき、紗羅にはなにが残されるのか不安に思う切那。

 

そんなとき、浦島伝説に、魔女とウミヘビが載った挿絵があったことを思い出す。

 

本に記されたのは、魔女というのは煤紋病患者で、この浦島こそが暴龍島であること。伽藍堂家は人を救うのではなく、島を病の風評被害から守るため、煤紋病患者を殺してきたということ。そして西洋医学が島に伝わってもなお治る余地のない煤紋病の患者を小屋に隔離していたこと。

そんなことは信じないと紗羅は言うが、本の末尾には紗羅の母の名前が。

過去を見つめないため、未来を見続けていた紗羅。そんな紗羅には予言された治癒能力がないどころか、反対に人を殺めてきた血が流れている。見つめていた未来が奪われただけでなく、急に過去が目の前に現れて、何のために生きているのすらわからなくなる紗羅。切那にできるのはただ紗羅の涙を拭い続けることだけ。

そう思ったとき、切那の身体を駆ける痛み。そのまま倒れ落ちる切那は何かに導かれたように、本の続きを読む。

 

ー9ー

蛇の毒にあたり倒れた切那。そんな切那を治療した医者を見て、伽藍堂紗羅だからじゃなく、特別な力があると言われたからじゃなく、紗羅として大切な人たちを、島を救いたいと、そのために力をつけたいと決心する紗羅。

 

ー10ー

天女のような女性がペンを走らせるのも見つめる夢を見る。

 

伽藍堂家の行ってきた過去の隠ぺいのために仕組まれたのが5年前の火事だったのではと口にする紗羅。それを聞いていた夏蓮と一触即発。人殺しの娘と罵る紗羅。人殺しの家系だと罵る夏蓮。

親の代で終わるはずだった御三家の確執が切那が現れたことにより子に引き継がれてしまった。切那さえいれば私は戦えるという紗羅に何も言えない切那。それをみて、紗羅は飛び出してしまう。

 

紗羅を追い、神社に向かう最中、嵐がやってくる。夏蓮に諭され、今日は捜索をやめる。

帰り道、沖合に浮かぶ島を見つける。暴龍島は浦島のことではなかったのか…?

 

ー11ー

水死体があがったと報告を受けて見に行くと、それは前に紗羅と餌付けした犬の死体だった。ただしそれは喉が切り裂かれたことが死因。

5年前の事件。駐在が言うに、火事の直前、紗羅が火遊びをしていたらしい。その時のように、調査を進め、紗羅の不利になる証拠が出てきたとき、紗羅を信じられるのか。そういわれ悩む切那。

一方で、火事の少し前から、亡くなった紗羅の母が身辺整理をしていたとの話も聞く。紗羅の母は変わった人で、暴龍島を見たと言い始めたのも、紗羅が救世主になると言ったのも紗羅の母で、さらに切那と会ったとも言っていたらしい。

 

もういない母を目指し続ける紗羅。

 

ー12ー

何食わぬ顔でチキンスープを作る紗羅。違和感を拭えない。

この鶏肉はなんだと、もしかして犬を殺したのはお前かと問うと、当然のようにマーヤで、犬は私が殺したという。この伽藍堂マリアが。

自分のことをマリアと言い張る紗羅。それでもお前は紗羅なのだと言い切ると、今までの経緯を語る。

寿命だったマーヤ。自分が魚をあげたせいで毒蛇にあたり死にかけていた犬。だから苦しまないように殺したこと。それらが母の教えであったこと。なにより自分自身がマリアであること。

自分が16歳のうちに過去に戻り、自分が紗羅を生む。そうすることで過去と未来はずっと繋がっているという。なにがあろうと過去に行く方法は伝えないし、ずっと守るというが、では過去に行かなければ誰が紗羅を生むのか。

だから今ここで私を殺してと懇願される。

そんなことできない。

 

ー13ー

自分が過去に戻り、紗羅もマリアもすくう。そう決意する切那。しかしそこで紗羅がいなくなっていることに気づく。

神社へ向かうと、灯油をまき焼身自殺しようとする紗羅がそこにいた。

過去に戻って、仮に片方しか助からない場合どうするのか。そう聞かれ、時間の流れの都合から子供と答える。そしてだから紗羅しか助からなかったのかと気づく。

紗羅の気をそらそうと島の救世主の話をする。しかし紗羅は犬を殺したときに芽生えた、煤紋病患者は殺せばいいという思いに気づき、そんなことだけはしたくない、だから死なせてくれと叫ぶ。紗羅が生まれたと同時に煤紋病患者減ったのはほかでもない、紗羅が殺していたからだった。

切那が取った選択は紗羅とともに死ぬこと。しかしそれはいまではない。そう考えて、そう実行したことの罪を背負って、できる限り償ってから死ぬ。その時は一緒だという。子供、紗羅だけは巻き込むなと。子供に罪はないからという。そして二人はタイムマシンに潜る。

 

ーエピローグー

起きたのは過去ではなく翌日。

マリアは死んだふりをして生き残っていたし、蓋を開けてみれば今までの話は全て偶然の産物。

 

ーエピローグ2ー

二人は結婚の約束をしてハッピーエンド。

 

はぁ…?ふぅん…

 

続く