えす山の日記

自分用のゲームの感想日記とか

ISLANDの全体の感想

=総評=

普通。もしくはそれ以下。そんなに評判がいい理由がわからない。アニメ化もされているようなので、何も考えず頭空っぽにして、雰囲気だけ楽しむならそれもいいんじゃないでしょうか。

 

以下にその理由をつらつらと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

=感想=

奇跡や人智を超えた力なんてものはない。ただ人の意思が宿った偶然の積み重ねが奇跡になり、物語を紡ぐ。まあ結局は人智を超えた過去の遺物に頼るんですけどね。

だから愛する人と未来を救うため、過去へ飛ぶ。(実際は飛ばず、過去のため未来に飛ぶわけですが。)

やりたかったことはリンネと玖音の大どんでん返し。なのでしょうが、うーんED凜音だと、そもそも近親相姦を何も気にせず後押しするリンネ…まあそこまでは伝承への反発としていいとして、それがReルートになった瞬間、怒り狂う。リンネと凜音、文字ならわかるけれどどうやって聞き分けたんだよ…運命とかそういう言葉か。。。まあそれもいいとして何より、聞き分けのよすぎる凜音。以前の凜音は切那を殺したと言って、嵐の中無人島に行くイカれっぷりですよ。そんな簡単にあきらめるんですかねえ。それだけ母の玖音を愛していたということでしょうか。それにしてもアッサリしてました。というか玖音とセツナのやり取りがしたいだけならED凜音はなくてよかったやんとしか思えない。

生まれ変わりだから過去のリンネを犠牲にして未来にリンネを救うんだ!って感じですが、それも何とも…覚えている分のリンネは過去に戻って救うらしいですが、じゃあ全部のリンネを救えるんかいと思いました。というか世界全体がループしてるのが気持ち悪い。因縁とかそういうのがない人まで輪廻するのはなぜ。アカシックレコードですか??

 

途中まで奇跡と運命を違う意味で使っていたと思うのですが、冬編の25とかで同じ意味で使いなおしてるんですよね。勘違いならいいんですが解せない。

 

私の頭が悪いのもありますが、タイムトラベルものとしてなんか納得できない部分が多い。本来なら考察とかもっとやるべきなんでしょうが、それをする気もならない。

 

あと、伏線が伏線になっていないというか、実はこうだったんです!すごいでしょ!みたいなのがほとんどで、なんというか、あと出し感が否めないというか。

 

あとは主人公の心情と行動の理由付けがうまく整合性が取れていないことが多い。というかその行動を取らせるために、後付けで感情を入れてるんじゃないかなと思うところも…

 

SF要素もなあ。。。時空震の予測をするため、完全にその振動を予測してっていうけど、2次元以上のシュレディンガー方程式の解析解がでないことは数学的に証明されてるし。。。まあそこはSFものなら仕方がないけど、大学1年生がはじめに習うような内容で矛盾を残すなら、いっそファンタジーに任せればいいのに。ほかはファンタジーに任せてるんだから。

 

結論ありきでつくってあとはなぁなぁで済ませちゃったぜ!感がもうなんという「私には」感じられて後半辛かった。

 

話は変わりますがYUNOに似てますよね。BGMも。

 

もうなんか書くのもしんどくなってきた。

 

以上。