ーあらすじー
十字軍のころから続く、聖杯を巡る争い。それにラングドンとソフィーはソフィーの祖父殺害の容疑者として巻き込まれる。ヌヴーの祖父が残した手掛かりを元に聖杯を追う。
残されたダ・ヴィンチによる暗号の数々。
聖杯とは女性の子宮を意味する。男社会を守るため、イエスの妻や娘をはじめとした女性への虐殺。その証拠となるのはのこされたマリアの遺体と子孫のDNA。それこそが聖杯。
裏切りに次ぐ裏切り。信用していたリーに裏切られた二人。銃を突き付けられ、最後の鍵を解くか死ぬかの選択を迫られる。ロバートが取った選択は、鍵の破壊。狼狽したリーは銃を捨て、鍵のもとへ走る。銃を奪い形勢逆転。そして警察の突入とともに、リーは捕らえられた。
実は、ロバートは鍵を解除し中身を抜き取っていた。聖杯が残る場所へ向かう二人。
そこにはすでに棺、聖杯はなかった。あったのは真実と愛。優しい祖父は過去の事故のことになると怒りを露にしていた。その事故の真実。それは、事故は報道では4人全員が亡くなっていた。祖父は実の祖父ではなく、イエスの子孫であるソフィーを守るため、引き取り、育てていた。実の祖母を含めた血を引く者たちが現れる。彼女たちも祖父に守られていたのだった。
聖杯はなかった。真実も暴けない。果たしてイエスは神なのか、人の子なのか。それはわからない。しかし大切なのは何を信じるかだとロバートは言う。
二人が別れた後、ロバートは真の棺の場所に気づいた。
ー感想ー
おもしろいしか言えない…
2時間30分程度で表すにはちょっと駆け足な内容だったのかなあと思います。演技もすごくうまくて、内容としても(真偽はさておき)物語がひっくり返っていく構造は見ていて面白かったです。中でも特に、キリストを信じていなかったソフィーが実は子孫で、ロバートの恐怖症を治したり、薬中を(もしかしたら)救ったかもしれないというのは好き。
まあそれだけですかね。嫌いじゃないです。娯楽映画としては一級だと思います。批判が多い作品とは耳にしたことがありますが、求めているものがその層とあっていないのではないでしょうか?
以上