=茉百合ルート=
(共通部分)
花が嫌いという茉百合さん,いつ書かれてしまうのが悲しいから.
海水浴,夜.海を眺める茉百合さん.今あるこの瞬間を大切にという少し寂しそうな茉百合さん.
勉強会は,桜子が天音から呼び出されたので茉百合さんと二人っきり.
花が嫌いと言っていたのに,部屋に花があるのを不思議に思う.
自分が普通の女の子じゃないといい一瞬遠い目をする.
生徒会の仕事を手伝っていると電話が鳴り響く.やはり晶だけにしか聞こえない見えない.
ゾンビ大会.八重野先輩に以前のことを聞かれる.変わったことはないのかと聞かれ,一応昔父が死にかけた話をする.今はぴんぴんしていると付け加えて.
もうこの時には何かしらの異変に気づいてたのか...これは桜子ルートを経由したから追加されたのかな?
ゾンビ大会では,茉百合さんは晶と離れたがっていた.
当然電話も鳴る.
晶の調査報告.どの学校にも在籍記録なし.
ということは,この世界には晶そのものが存在していなかった,生まれていなかった…?晶の父が亡くなったのは晶が生まれる前か...?それとも木から落ちた時,父がもういなくて死んだのか.
遺伝子的に特異というのも違う世界の人間だからか...?
これはおもしろくなってきた!
茉百合さんと奏龍が婚約者同士という話を聞く.口約束でそんなつもりはないと聞くまで,ショックで仕方がなかった晶.聞いても不安で仕方がない.
怪我をして血を流す晶をみて血の気が引く茉百合さん.無理が読み取れる笑顔に心配して付き添う晶.ここ一週間ほどうまく溶け込めていないと感じますと思ったことをそのまま伝える.
性格が一変する茉百合さん.付きまとうな鬱陶しいといわれる.やっぱり裏があった…私は何のとりえもない愚鈍な人間ですぅ……( ^ω^)・・・
ああ,仲の良いと思っていた人に嫌われていたような喪失感と辛さがある...
ー10月17日ー
ああ!ごめんなさいぃ!!
こんなに冷たく突き放されたら,近づきたくなっちゃう...まだ何か隠しているんじゃないかと気になっちゃう.
というか茉百合さんほど聡明なら友好的な方がいいのになぜ?
特殊遺伝子.双子の遺伝子がまじりあい,性染色体は女なのに男性型になったことで遺伝子が変異したらしい.
ー10月18日ー
奏龍に呼び出されたので生徒会に遊びに行く.
茉百合さんと二人になったときに,なぜそんな態度なのか聞く.他人の気持ちはわからないからと父の教えに従って.戸惑う茉百合さん.
奏龍に茉百合さんが好きなのかと勘違いされる.二人で買い出しに行くことになった.
無視されるのがいっち番堪えるからね.
ー10月19日ー
買い出し.
途中,桜子と結衣に出会う.桜子は二人がカップルみたいと言う.いいぞもっといってやれー茉百合さんを困らせろー
帰り道,バイト中の天音の誘いに乗ってライムライトでお茶をする.このずぶとさに呆れられる.いい機会なので,他人と距離を取っていることについて聞く.誰に対してもにこやかなのは他人に近づいてほしくないように思えると伝える.だれにも自分の気持ちが伝わらないなんてさみしいじゃないですかと.
同様する茉百合さん,そのまま帰ってしまう.そのあとを慌てて追う晶.口についたクリームを拭いてもらい,面倒見がいいところは素なんですねというと,急に怒る茉百合さんであった.
他人の温もりは望んではいけない,近くに置いてはいけないと言い聞かせる茉百合.
ー10月20日ー
今日も奏龍の企みで二人で作業.だんだんと晶のペースに乗せられる.
追いかけまわされてるうちに倒れてくる荷物.それから茉百合さんを守る.驚いて飛びのいた茉百合さんはさらに後頭部をぶつけて涙目.笑ってしまう晶.
涙を流す茉百合さん.痛いからではない.人の手を当てると痛みが和らぐって親父が言っていたと頭に手を添える.赤くなったと飛び出す茉百合さん.少しずつ奏龍のいう意味で心が惹かれていく.
ー10月21日ー
桜子にまゆちゃんのことをどう思っているか聞かれる.真剣に考えてあげてと頼まれる.きっと晶さんとなら仲良くできるから.本当に嫌われているなら,繚蘭祭の手伝いもしないし,二人で買い出しにもいかない.いままで男性と二人ででかけたことのない茉百合さん.それに茉百合さんなら上手く断れたはず.
顔を真っ赤にした晶はみんなに心配され,茉百合さんに保健室まで連れて行ってもらう.一応心配してくれる茉百合さん.茉百合さんへの気持ちに気づいた晶は想いを伝える.今伝えないと二度と近寄れない気がして.そして本心を伝えるためにキスをする.受け入れてくれる茉百合さん.
キスシーンを奏龍に見られる...終わった...怒ってる...
ー10月31日ー
二人にならないようにされる晶.
奏龍に揶揄われることに怒り,キスしたことには怒っていない様子.
ちょっといい雰囲気になったところで,奏龍に押し付けられたコンドームがばれる.没収.
ー11月1日ー
ここまできたら押して押して押しまくる.ほぼ無理やりに明日,模擬店を回るデートを取りつける.
ー11月2日ー
デート,デート!
途中から桜子も合流.
晶が射的で取ったリングをプレゼント.桜子と茉百合さんのお揃い.
茉百合さんの祖母と出会う.嫌な顔をする茉百合さん.今すぐ奏龍と結婚するように言う祖母.晶の苗字を聞いた祖母は,あの刑事と関係があるのかと詰める.
突如割れるバルーン.大きな破裂音.卒倒する茉百合さん.そのまま保健室に運ぶ.
夢を見る.過去の悪夢.誰にもすがってはいけない,ただ一人にならなければならないという夢.
起きた茉百合さんは,腕輪を外し保健室を出る.さようならとひとことつぶやいて.
どうしてずっとついていないんだ!晶!
ー11月3日ー
空からおちる夢を見る.
ということは元の世界に帰ったのか.ちゃんと付き添っていたけれど,元の世界に戻ってしまったから…
本家のいうことなので結婚を受けいれるという茉百合さん.
初めて怒りをあらわにする晶.それは結婚するからではない.好きでもないのに結婚しようとするから.
当主が使用人に産ませた子供.そしてそのまま正妻の娘として育てられた子供.それが茉百合.自由なんてないという.自分を守るために作っていた殻こそが優しい茉百合.重い現実に何も返せない.だけれど,好きだということは言える.茉百合さんが一人の女の子ということは言える.それでも好きな人と結婚すべきだとはいえる.
茉百合さんは例え好きな人と結婚したとしてもそれは晶ではないという.絶対に結ばれてはいけないという.だからちょうどいい機会だから結婚する.頭を下げてもう近づかないでという.
この世界では晶の父が生きているから余計になのかなあ.
茉百合を庇って撃たれた刑事が晶の父.初めて優しく一人の人間として接してくれた茂樹.損得勘定なしに,一人の人間として仲良くしようとしてくれた.笑顔を思い出させてくれた.
大好きな,花が咲き乱れる場所.そこで,そんなとき,家人に間違われて撃たれた茂樹.
自分を許そうとしたから,他人に甘えようとしたから,人の温もりを欲しがったから茂樹は重傷を負ったと思い込む.
何故茂樹のことを調べたかわからなくなる奏龍と八重野.そして謎の転校生という晶に,理事長が推薦したという.審議会もなかったことになっている.
なるほど,起こったそれぞれの事象は,ある程度までなら起こったことになっているのか.晶と茂樹だけが違う世界を行き来する晶.ただしB世界で行ったことはA世界にも持ち越される.
悩む晶は奏龍に,相手を苦しめたっていいっていう.人を好きになるから苦しくなって当たり前.ここで茉百合をもとの一人きりの世界に戻してしまったら二度とは幸せになれない.最初から結論は決まっている.
ー11月4日ー
友人が入院している病院へお見舞いにいった茉百合さん.桜子か...
茉百合さんはそこでもう長くはないことを聞いていた.逃げ出す茉百合さんがバスに轢かれそうになる.飛び込む晶.気を失った茉百合さん.喪失感から涙が止まらない.
目を覚ました茉百合さんは謝る.私が居なければ晶まで苦しまなかったのにと.怒る晶.好きという気持ちを全て叫ぶ.軽蔑されてもいいから子の想いだけは伝えたい.父も関係ない,家も関係ない,ただ茉百合さんの気持ちだけで決めてほしいと叫ぶ.
想いが通じ合う二人.ずっと一緒にいると誓う.
ーエピローグー
花を世話する茉百合.茂樹が撃たれたときの花.花壇に移そうとしていた.もう花が嫌いなんて言うこともない.
このルートよかったところとそうでないところがはっきりしてたなあ.茉百合さんに拒絶されて,出もだんだんとそれに慣れて,むしろ近くに感じるようになって,恋に落ちてっていう針状の変化がプレイヤーの私にも感じられて.たださすがにいきなりキスはなあ...
あとは他ルートで奏龍との結婚の話が出てないのに急に,祖母が出てきたところも,うーん...
これから始まる家との摩擦が放置なのも...茉百合が閉じこもっている理由もちょっと弱いような...使用人とできたことが忌むべきことなら家人も隠しとけよ.
ちょっとご都合主義が目立つゲームだな.
つづく