えす山の日記

自分用のゲームの感想日記とか

Flyable Heartの感想(結衣ルート)

=結衣ルート=

(共通部分)

海に遊びに行った日の夜,結衣と一緒に海岸でお菓子を食べる.

来年また海水浴に行く約束をする.この学校に来てよかったーと結衣.そんな結衣を見ていると不思議と落ち着く.

 

これはお母さんに似ているからとかシンジ君的なことありますかな...?

 

 

すずのに過去なんて思い出さない方が幸せと言ったことを悩む結衣.

すっごい結衣の気持ちわかるなあ.大切だからこそ,早く何とかしないとって思って,もちろん真剣に考えてアドバイスなりなんなりをするんだけど,大切だからそれを伝え終わった後もその人のことを考えてしまって,ああこういう道もあったのではって考えてしまう.

 

 

肝試し大会.結衣とすずのと3人で行動する.そして電話が鳴る.しかし今回は3人とも見えている.

やっぱり結衣は女ver晶じゃないのかなあ.

 

 

結衣と天音.結衣を選ぶ.

 

ー10月22日ー

二人そろって遅刻.起こしに来たのに一緒にねちゃうあほのこ.

罰として二人で会議室の掃除.

時たま表情が全く同じになる二人.同じことを考える二人.

 

今度の休みにデートの約束.

 

ー10月25日ー

新装開店の喫茶店スペシャルメニューを食べに.

一枚絵,完全に兄妹なんだよなあ...というか晶の腕細すぎんか.

 

恋人同士になったのはつい先日なのに,ずっと一緒にいるような気がしてならない二人.

 

ー10月26日ー

丸一日一緒に眠っていた二人.

 

ー10月27日ー

繚蘭祭の準備.

超大人数のシフト組みって楽しいよねー

 

準備をしていると,前にもらった晶の父の写真を見つけられる.

写真を見る結衣.戸惑いを隠せない.

 

ほらーーやっぱりーーー

関係をもった後の判明っていうのが酷だね.

 

天音のもとに泣きつき,相談する結衣.

 

ー10月29日ー

晶のことを避ける結衣.

 

話し合う二人.

全てを話す結衣.晶の母親の名を聞く結衣.緑.

結衣の母は緑さん.そして本当の父が晶の持っていた写真にいた人物.誕生日が同じ,いたはずの兄妹.

双子.禁忌.

 

これ二人は双子と思っているけど,ある意味同一人物だからより禁忌的だよなあ…双子のうち取り込まれた方と取り込んだ方.

 

マックスの機能で二人の血縁関係を調べると...結果は血縁関係者.

 

最も近いのに最も遠い.

 

ー11月1日ー

文化祭1日目.

めいっぱいこの祭を楽しんできてと天音と桜子に送り出される.「いろんな問題」を忘れて楽しんでおいでという.

 

個人的な考えとしては,別に兄妹で愛し合っていてもいいとおもうんですけどね.もちろん子供は産めないでしょうし,いまの法律だと籍も入れられないでしょうが,それでも愛し合うこと自体が咎にはならないと思います.一人っ子だからですかね.フランスのパートナー制度みたいに籍に準ずるなにかを得られるところまでは法整備できるようにすべきと思うんですけどねえ…こういうことやLGBTQへの批判として,「生物学的に~」というのを目にしたことがありますけど,この場合の「生物学的」とは何を指すんですかね.一辺真剣に考えたほうがいいっすよ.

 

楽しむに楽しんだ二人.つなげあった掌.好きという想いを捨てられない二人.この想いだけは大切にしたい.特別な関係でいたい.

 

すずのが晶に感じること.とても近いけれど,親兄妹と違ったたった一人の特別な,不思議な感じ.

 

ー11月2日ー

結衣とともに生徒会室に呼ばれる.

結論から言えば二人は双子ではない.病院の記録などから結衣には兄妹はいない.結衣の双子は結衣に吸収されている.

そして本題.晶の出自.この世に存在していないはずの晶.ずいぶんと前に死んでいるのについ最近その父親にあったという晶.

 

この学園と生徒会,そして明かさないが天音たちも味方になってくれる.しかし,それでも目の前が真っ暗になる.

 

落ち込んだ晶を励ます結衣とすずの.オズの魔法使いを読む.

 

ー11月3日ー

撤収作業.

 

何かを思い出しそうなすずの.そんなとき電話が鳴り響く.電話を取るすずの.

 

もうひとりのくるりと会う.訳を知っていそうなくるり

 

作業が終わるとすずのがいなくなっていた.二人が屋上へ向かうとすずのが呆然と立っていた.不安そうなすずの.そんなすずのを気づかって,すずのを真ん中に,3人手を繋いでゆっくり帰る.二人からお互いの愛する気持ちを聞いたすずの,そして多分またすぐ会えると言い残し,すずのは消え去った.

 

ー11月4日ー

すずのはいない.

自分もすずののようにいつか消えるのではという不安ももたげはじめる.何か特別な感じがするというすずのの言葉が頭から離れない.この世に存在しないはずの自分がなにものかわからない.

 

不意にすずのからの手紙を見つける.

自分と同じくこの世界にいない存在の晶.残された時間,これからどうしたらいいのかよく考えてくださいと書かれていた.

「どこかへ消えてしまうという運命の前じゃ,好きになるのはいけないことだろうか.」

 

これはそんなことないですよ.遅かれ早かれ人は別れるんですから.死ぬときは一人です.

帰った先の世界には結衣はいないんだよな.桜子と違って存在そのものが.

 

父の夢を見た.「もしも運命が本当にあったとして,その先にあるものがどんな結果であれ,大切だって思うものがあるなら,両手に抱えられるものは少ないから,まず大切な人を抱きしめなさい.他人に許されなくてもいいから自分を許してあげなさい.」

 

例え晶がなにものでも,この晶がこの世で一番好きという気持ちだけは変わりない.どこへ行ったとしてもこの心に存在し続ける.

色々問題が起こって悩んでいたが,簡単なことだった.晶が好き,結衣が好き.相手にそれが伝わっていればそれだけでいい.

 

夕方目を覚ますと,隣にいるはずの結衣からメールが来ていた.そこにはすずのという文字が.一人で屋上にきてくれという.

屋上に立ち入った瞬間世界が回る...

 

目を覚ますとそこは実家,父の顔が目の前にあった.目を閉じ,あけるとそこはもう普通の世界ではない.扉だけが存在する世界.

晶を迎えに来たすずの.願えばすぐに元の,父が生きていて,自分が存在している世界に戻れる.でも結衣には二度と会えない.

本当なら無理にでも連れて帰るべきだというすずの.それでも結衣と晶が好きだから.

 

父の言う通り,大事な人は離さない,離れたくない.未練はもちろんあるが,それでも.

 

結衣のいる世界へ戻る.抱き合う二人.空には翼の生えたすずのが舞っていた.別れを告げるすずの.結衣と想い合っていれば,この世界にやがてなくてはならないものになると告げる.あったかもしれないオズの魔法使いのハッピーエンド.魔法の国での幸せな暮らし.

 

ーエピローグー

二人は想いあい続ける.うちの子になればいいと話す笑顔の結衣.そんな結衣と幸せを分かち合いながら生きていく.

 

 

 

いいエンドだった!結衣ルートは伏線が大きすぎて内容がある程度予想できてしまうのが難点でしたね.それでも上手く落ちを付けたと思いますし,この上ない大きな選択というのも好みでした,

 

つづく.