えす山の日記

自分用のゲームの感想日記とか

あの晴れわたる空より高くの感想(共通)

=共通=

ー3月20日

落第ぎりぎりの乙矢.ロケットの知識なんて一切ない乙矢は,ロケットに情熱的な少女のETP打ち上げに出会う.

 

ー3月21日ー

昨夜の少女は暁有佐.乙矢とは同級生だが,普通科の乙矢とは違う,宇宙航空学科に通う.

有佐は天ノ島ロケット倶楽部,通称ビャッコのメンバー.弱小ロケット部で今は2人しかいなかった.昨夜の打ち上げに興奮したことを伝えるとビャッコに勧誘される乙矢.知識よりも情熱が重要だという有佐.

あと一人の部員がいなければ廃部になる.下着を見たことを言われたくなければはいれと言われるが,廃部を通告に来た女の子の下着も見ていた乙矢.その乙矢を取り合ってETP組み立ての勝負をする.有佐の敗北.それでも乙矢は有佐の情熱に動かされてビャッコに入ると決めた.

もう一人の部員は,火が大好きな先輩那津奈.

 

幼馴染の新入生,いたずらっ子ほのかが入学してきた.

 

廃部阻止のため,理事長である那津奈の父に直談判.一時はダメに思われたが,乙矢のトンデモ理論で,2学期までの大会の優勝,つまりARCに打ち勝つことを条件に存続.

 

乙矢の親父さんが,漁協の偉いさんだったからって理由だったけど,それにしてもあまりに都合がいいような...まあまだ耐える.

 

ー4月5日ー

那津奈の父への直談判で頼った父への見返りとして,春休み中の漁の手伝い.それが終わって今日から新学期.

 

4月11日までに5人の部員.これがARCから突き付けられた次なる条件.

なんで有佐はそこまでビャッコにこだわるの?別にARCでいいじゃん.その割に有佐は弱気だし.

その点ほのかは好き.自分に似ている気がする.とりあえず面白そうな方に行ってしまうところ.

 

ほのかが入ってとりあえず4人.

 

ー4月6日ー

有佐に勉強を教えられる.宿題も...

そんな宿題の一部は,逆上がりを教えたお礼とARCの少女夏帆に教えてもらった.

 

妹に聞くと,夏帆はARCの副部長で天才らしいが,今年はレギュラー落ちしたらしい.

 

ー4月7日ー

今日も夏帆に宿題を教えてもらう.もちろん逆上がりを教えながら.

体調が悪いと目が悪くなるらしい.

ロケットは作りたいが,不正はよくないという夏帆

 

ー4月8日ー

部員は捕まらず.

 

ー4月9日ー

今日も.

 

ー4月10日ー

ほのかの同級生が入部することになった.

 

ー4月11日ー

ARCをやめることがずるいという夏帆.臆病だからずるができないという.

 

都合が悪くて今日は来れないほのかの同級生.そして,その入部届を落としてしまったほのか.なんとか時間に提出を間に合わせるも,その子はやっぱりARCにしたという.

土壇場で,乙矢は夏帆をビャッコに勧誘する.ビャッコを潰すことに加担していたことに責任を感じていた夏帆.今のビャッコには夏帆のようなブレーキが必要だと勧誘する.そして,叶えたい夢があって,それがズルになるからと夏帆が止まっているなら,俺たち4人が夏帆のアクセルになると.

 

ーOPー

嫌いなOP

有佐苦手だけど,メインだろうし,那津奈→ほのか→夏帆→有佐でいこうかな.

ーOPー

 

ー4月12日ー

2学期までの公式大会は6つ.最後の公式大会は他の公式大会で3位以上にならないとだめなので参加できない,もとより参加するつもりがないとも有佐は言う.5月6日の規模の小さいマックスファイブにとりあえず出場.

 

まずは予算申請のため,乙矢が1週間後のAXIP試験に受からなければならない…一発勝負かよ…

 

勉強を始め,だんだんとロケットに興味が湧きだす乙矢.

 

ー4月15日ー

へー有佐の両親は宇宙で働いてるんだ.

 

ARC部長高乃酉と宇宙研部長みのりと有佐でクイズ勝負.5人の協力もありなんとか勝利するビャッコ.

 

もしかして絆ちゃんって高乃酉の妹?

 

知識の夏帆,職人技のほのか,発破の那津奈,リーダーの有佐,意外性の乙矢.

お疲れ様の花火会で,初めてロケットを飛ばす.簡単に,あんなにも素晴らしいロケットを飛ばした4人を見て,無性に羨ましい乙矢だった.

 

ー4月16日ー

プロジェクトマネージャーの有佐,機体開発責任者のほのか,推進開発責任者の那津奈,電装と設計開発責任者の夏帆,試験勉強と雑用の乙矢.

 

廃部を阻止するため,目標を高くするかどうかで意見の衝突.そこは乙矢の鶴の一声,お前たちは凄いからいけるよ,昨日のクイズだって5人の力でどんどん正解に近づいたじゃんか,で目標は高くすることに決定.

 

ー4月17日ー

ビャッコアドバイザー,大澄先生.

 

ここで分岐かな?

 

ー4月18日ー

勉強のし過ぎで体調不良の兆しがある乙矢.

 

ー4月19日ー

体調悪し.試験当日.ぶっ倒れる乙矢.

ひとまず学校は休んで試験には備えたものの,熱は上がるばかり.有佐にも謝罪される,無理をさせ過ぎたと,試験は考えなくていいと.

珍しく気を遣う有佐に仕返しで乙矢も気を遣う.もちろん本人の意思もあって,無理に試験を受ける.

 

ー4月20日

一晩経ってようやく復活.試験は合格!

 

ロケットづくりも本格的に開始.

 

ー4月21日ー

那津奈と有佐のお手伝い.

ありがとう乙矢.気になるところを質問してくれる.

 

小学校からの付き合いの那津奈と有佐.スカートを捲られていじめられていた那津奈を救ったのが有佐.そしてそのスカートを捲っていたのが乙矢...

 

ー4月22日ー

日常

 

ー4月23日ー

今日は日も昇らぬ内から運搬,放課後は燃焼試験.

 

無事成功.

 

ー4月24日ー

昨日の燃焼実験に興奮が冷めない乙矢.

 

今日も京都手作業.25,26も作業.

 

ー4月27日ー

試作機1号「びゃっこ」完成!

別に私が何をしたわけではないけど,ちょっと胸に来るくらいには嬉しいな.

 

ー4月28日ー

ついに打ち上げ当日.まったく眠れない乙矢.それは他の4人も同じ様子.

 

乙矢にとって興奮と悔しさが混じった打ち上げは失敗に終わった.動揺する有佐.3人は休憩させようというが,乙矢だけはそれでも部長に徹しさせる.

乙矢は本当のやさしさを持ってるんだなあ...そして出会って1か月そこらだけど,本当にいい仲間になったなあ.

 

何もできなかったことへの悔しさ,失敗したことへの悔しさ.そして同時に湧き上がるロケットへの羨望.

 

ー4月29日ー

原因特定のため,乙矢の素潜りでロケットを回収する.

原因はモータケースか固体推進剤.原因がどちらかはわからないので,予算的には厳しいが両方の改善を目指す.

 

ー5月1日ー

2回目の打ち上げ試験.期待よりも不安の大きな打ち上げ.

打ち上げそのものは成功.しかしその後の軌道制御に失敗.原因は不明...

 

ー5月2日ー

ノズル部分が原因と予想して3号機の製作に勤しむ.

 

ー5月3日ー

打ち上げ.雨が降るから予約が入る前に時間を変更しようという夏帆.予報では降らないといっているので大丈夫だという有佐.もし時間を変更したら時間がなくなるので変更したくない有佐と,もし雨が降ればそれ以上に時間が無くなるので変更した方がいいという夏帆.理論的には有佐が正しいので,部長の指示に従う.

しかし現実は非情.予報が外れた大雨.予報によると明日まで晴れそうにないらしい.

 

ー5月4日ー

今日は晴れ.しかし打ち上げの抽選には外れた.

打ち上げ試験は明日.同じように4号機を作っておいて,問題のある部品だけ取り換える.それはいい.問題は予算.4号機を作る分で予算がなくなる.だから部品の替えができない.

打ち上げをするべきという有佐と,打ち上げはやめてその分改良に時間と予算を回すべきという夏帆

昨日確信があったなら,なぜもっと必死にならなかったと八つ当たりをする有佐.諦めるのが早いというなら,何故機能あんなに早く諦めたのか.それでも二人は喧嘩しているわけではない.打ち上げ成功のため,少し白熱しただけ.乙矢の仲介もあってすぐに仲直り.

 

結論は何気なく乙矢の口にした「半分だけロケットを作る」というもの.改良する可能性の高い部品だけ製造しない.

 

強く言い合える友人って言うのはいいもんだなあ.

 

ー5月5日ー

延期を言い通せなかった自分を責める夏帆.そんな夏帆を乙矢は,夏帆なら無茶苦茶なことをして延期をさせるなんてことはできなかった.できないことは無茶苦茶ができる俺や有佐やほのかに相談すればいいと激励する.

そんな時,乙矢の一言で2号機の打ち上げ失敗原因が特定される.しかしどうしようもない原因.それでも夏帆は諦めない,諦めたくないという.その気持ちはみんな同じ.

2択.打ち上げをして原因特定を狭めた方がいいという有佐の案に賛成する夏帆以外の3人と,打ち上げはせず今特定した原因に絞って改善させるべきという夏帆.しかし有佐は夏帆の案を推す.

みんなはそれに同意する.これまでずっとぶつかってきた二人の意見が初めて一致したんだから,それで失敗したんだったら本望.

 

方針は決まっても,方法が思いつかない.時間が迫る.妥協策に決まりかけるが,乙矢だけは考え続ける.作業に入ろうとした瞬間,天啓が下りる.

一か八か,時間が間に合うかはぎりぎり.しかしみんなの意思は決まっている.必ず間に合わせる.

 

ー5月6日ー

マックスファイブ当日.まさかのARCまでも参加.

 

やっぱり絆ちゃんは高乃酉の妹さんだったかあ.

 

打ち上げまでのわずかな時間.有佐はこれまでの短かったようで濃密だったこの期間のことを話す.まだたったの1か月前後.まだまだみんなとの青春を終わらせない.これが終わったらもっと大きなロケット.宇宙まで届くような大型ロケットを作ることをみんなで約束する.

5人で作ったロケットは白虎のごとく空を突き破る.打ち上げ成功,記録は42.71 km.大会新記録.大喜びする5人.

 

ただ残すはARC.記録は87.01 km.圧倒的な差での敗北.しかも制御装置のテストのため,ロケット自体は余力を残したもの.完膚なきまでに叩きのめされた.

 

絆ちゃんは次は一等賞を取れるようにと有佐に花冠をプレゼントしてくれる.有佐も笑顔でそれを受け取ったが,次はない.

 

それぞれがそれぞれを責める.まだまだ努力できた.すべてをかけていいと思えるほどこんなにもロケットが好きになっていたのに,努力が足りなかったと気づいたのはすべてが終わってからだった.

今度は絶対に優勝する.そうみなは決意して,本来参加するつもりのなかった,大規模な夏の全国大会へと誓いを立てた.

泣いた...いろいろと思い出すところもあって...

 

ー5月7日ー

次の大会は8月28日から31日.4部門ごととその総合で争うフォーセクションズ.部門優勝でも構わないのでチャンスは多い.しかし相手も多い.

朝6時から夜の22時まで文字通りすべてを捧げ続ける.

ARCに負けたものの,大会新は更新したので予算も出た.

 

ここから部門にもわかれて分岐かな.

 

つづく