えす山の日記

自分用のゲームの感想日記とか

あの晴れわたる空より高くの感想(夏帆ルート)

夏帆かわよ.

 

夏帆ルート=

ー4月17日ー

宇宙飛行士だった亡くなった母と,技術者を辞めた父.二人はAXIP職員だった.父が開発したロケット.そのロケットは父の責任による打ち上げ失敗.母は死に,夏帆は目を悪くした.

 

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ー5月7日ー

10km地点にどれだけ近づけてロケットを打ち上げられるか.

 

逆上がりができた夏帆.いい笑顔だあ...

 

失敗することが怖い,嫌われることが怖いという夏帆.そんな夏帆はちょっとでも今の自分を越えようと一歩踏み出す.

 

ー6月8日ー

RLGの試作品の完成.なんとか反射率の良い鏡をつくらなくてはならない.

 

みんなでご飯を食べて帰ろうとしたが,夏帆は用事がある様子.鍵も夏帆なら撮りに来るはずなのに,そこに置いておいてと言われた.違和感を覚える乙矢.

もしかして捻った足が痛くてゆっくりしか歩けないから誘いを断った?その有佐の言葉を聞いて駆ける乙矢.有佐の予想通り,びっこを引く夏帆をお姫様抱っこして帰る.

もう子供じゃないからだっこはいけないという夏帆に,自分も母がおらず,今でも甘えたいと思うときがあると打ち明ける乙矢.だから甘えても問題ないと伝える.母がいない二人だからこそ通じ合うものがあった.

夏帆にお願いされてお泊り.

 

ー6月9日ー

起きるとなぜか全裸の夏帆.二人とも記憶がない.気まずい二人.

有佐たちにはすぐ勘づかれた...

 

一連の流れを有佐に話す.そこまでいい雰囲気になって手を出さないのも最低と言われた...とにかく明日までに決着をつけろとの命が下る.追いかける乙矢.

 

公園に似た夏帆.一緒にブランコに乗る.

寝苦しそうだったからベッドに誘った夏帆.断ったものの寝ぼけて入ってしまった乙矢.そして暑かったから服を脱いだ夏帆.寝相が悪かったのを気にする夏帆

どうも暑いから服を脱いだのが変わっているから嫌われたと思っていたらしい.

嫌っていないことを伝えると夏帆の顔には満面の笑みを浮かんだ.

乙矢は自分の気持ちに気づく.夏帆のこんな顔を見続けていたい.乙矢は告白する.自分の気持ちが言葉にならないと困る夏帆.それでも満面の笑みで好きと返答する.

かわよ~~~~~~~~~.いっぱいちゅき...

二人はお互いの心音を確かめながらキスをする.

 

ー6月10日ー

あああああああ,夏帆が乙矢のためにお弁当に挑戦するみたい!きゃわわ.

ネコ夏帆もきゃわ…

 

ー6月15日ー

研磨研磨また研磨.

 

ー6月23日ー

久しぶりの休み.デート.なんだこのバカップル.きゃわじゃん...

 

そして乙矢に天啓が.まあこれはいつものことですね.

 

ー7月10日ー

メガネをかけてといった夏帆.かわいいけどこれはそれほどまでに目が悪くなってきたって言う伏線なのか⁉

 

調子の悪そうな夏帆

気分転換に公園に行く二人.なぜロケット開発をするか夏帆に聞く.父の失敗.しかし本当に父の責任だったのか疑わしい.自己の責任の原因が,責任者の父に知らされなかったのはおかしい.父の無実を証明したい.父の作ったエンジンで,ペイロードに母の遺骨を乗せて飛ばしたい.それがきっかけ.そして今ではロケットが大好き.しれが夢になった.

夏帆は乙矢が差し出した右手を取らない.目が見えていない.休めば見えるというがその悪化は著しい.いつか,そう遠くない未来に見えなくなる.それは明日かもしれない.その事実を聞く.

手術をすれば治るかもしれない.しかし失敗すればもう二度と見えなくなる.成功率はビャッコが宇宙までロケットを打ち上げられるくらいの確率.そうごまかすくらいに確率は低い.

手術は受けないという夏帆.選んだのはいま見えること.今,どうしても夢を見たい.そう言い切る.きっと後悔はする.それでも...乙矢にできることは優勝に近づくこと,夢に近づかせること.

 

ああ........

 

ー7月18日ー

打ち上げ試験.1km前後の誤差.予想外の失敗も見つかった.8km地点からGPSとの乖離が始まっている.

原因はわからないが,一つ記録を伸ばす方法を思いついた乙矢.海風が読める乙矢からこそできる方法.

 

ー7月25日ー

2度目の発射テスト.記録は大幅に縮まった.しかし大荒れする風という不安要素も...

 

ー8月8日ー

3回目.前回以上に風読みを正確にした結果,55mという驚異の記録をたたき出す.

ああ,,,本番は大荒れの風が吹くんだ...

 

あとは8km付近での原因をつかめれば...

そしてHをして夏帆はその原因を思いつく.うんうん,正常運転だな.

 

ー8月9日ー

原因を特定し,いざ改良.そうしようと思った矢先目が見えなくなる夏帆

 

しばらくは休息.

 

ー8月10日ー

朝には治った.しかし家を出るとすぐにまた見えなくなる.

目のことを有佐に伝える決心をした夏帆.大会が終わるまでか,もっと.その期間部活を休むという.自分の目のことだからこそわかること.乙矢と一緒に作ったロケットが優勝するのを「見せて」.そう伝える夏帆.必ず優勝すると誓う.

 

みんなもそれぞれの部門の優勝トロフィーを持っていくことを誓う.

 

夏帆の残してくれた資料をみて,ここでも負担をかけていたのかと落ち込む.しかし自責はしない.夏帆の選択が間違っていたことにならないよう,ただ前を向く.

 

打ち上げ責任者の名義変更は夏帆に戻せないので,ひとまず保留にする.夏帆には乙矢にするように言われたが,それでも夏帆に打ち上げてほしいから.ただし夏帆には秘密.気負わせないように.そうしようと思っていた.きっと夏帆が大会が終わるまで休むと言ったのは,みんなに迷惑をかけないようにするため.自分が諦めないためには,誰かが他の何かを諦めなくちゃならなくなるから.乙矢はそれだけは許さない.有佐たちの自分たちで優勝を夏帆に届けるという意見と全く違う意見.それでも有佐たちは同意してくれた.

優しいが故.それでも夏帆のロケットへの情熱は知っているから.

 

自分の選択は後悔はないという夏帆にかけを持ち掛ける.言いたいことを相手に言わせるいつもの賭け.勝負に勝った乙矢はこれからの質問にすべて否定で返すように頼む.

嘘は嫌い?嘘は悪いこと?気を遣うのは楽しい?他人には優しくしなくてはいけない?部活に来られなくても平気?RLGの開発を辞めて平気?フォーセクションズに出られなくて平気?ビャッコのみんなと優勝の瞬間に立ち会えなくて平気?目が見えなくて平気?

嘘が嫌いな夏帆がつき続けていた嘘.それを暴く.

目が見えなくなるのが怖かった.それ以上に,なによりも手術を受けるのが怖かった.

見えなくなったら乙矢がいなくなるのが怖かった.

一度だけ,みんなで星を見に行った時,流星が流れたら手術を受けようと決めていた.流れた流星.しかし夏帆にだけは見えなかった.突きつけられた絶望.

助けを求める夏帆に,もう一つ賭けをする.ビャッコのロケットが打ち上げに成功したら手術を受ける.打ち上げでも手術でも失敗したら,乙矢が一生夏帆の目になる.

 

ー8月18日ー

今日から夏帆が部活に復帰.

二人が協力して,乙矢が目,夏帆が耳の役割で研磨.遂に完成する.見なくても作れたという夏帆の心にとって大きな一歩.

 

ー8月28日ー

1日目.敗北.

 

ー8月29日ー

2日目.電装部門.結局打ち上げは乙矢が行う.乙矢を信用してのこと.そして優勝に近づく確率をあげるため.自分にできることはもうないという確信.

二人してブランコに乗る.これまでの話をする.初めてが詰まった公園.

もう2つ初めてを作る約束をする.ここで初めて手術を受ける決心をする.ここで目の治った夏帆と初めて会う.

 

あまりにも風が強い.そして段々と風は強くなる.明らかに先に打ったチームが有利.そしてARCの時に風が収まった.118m.

続くチームからはまた風が荒れる.そのままビャッコの番となった.

海すらも見えない状況.何も見えない.それでも夏帆の視界を思えば,こんなものとでもなる.まだ光がある.不要なすべてを捨てて風を読む.聞こえないはずの夏帆の声を信じて打ち上げる.記録は20m.優勝.

 

次は宇宙ロケット.そう約束.

 

ー3月14日ー

乙矢たちの卒業式.

1年以上経ったのか.

 

手術をした夏帆は卒業式に間に合うかわからない.成功したかもわからない.

そんな時,夏帆からの「メール」が届く.「迎えに来て」.向かう場所は約束の場所.2つ目の初めてを交換する.

 

賭けの時嘘をついていたのがばれた.その代償.絵画展も,ミュージカルも,夜景も,海も,映画館も.これからはなんだってできる.

 

 

これまでの中では一番好き.病気ものはやっぱりやるだけで里伽子のことが思い浮かぶから,感情移入しにくかったけど.

 

つづく.