=共通=
~第一話 冬と、旅館『ゆき』~
ー1ー
旅館ゆきで働く番頭の春斗.後輩の新庄傘,女将の鬼首トキさん,仲居のネコこと阿久根美音子,同じく仲居のヨシエさん,仲居頭の長沢橙花,板前の赤倉小羽,板長のまことさん.
ここは生者も死者も訪れる旅館.生きていても死んでいても同じように過ごす.そしてもう一つの変わった点,それは従業員がコスプレをすること.それは亡くなったお客様の服装が浮かないようにするため.従業員も生きたものと死んだ者が混じっている.
亡くなったお客様を成仏させるそれがこの旅館の存在意義.そのために未練を解消させる.
すでに北浦さんの未練の話で涙が止まらない.自分の死を自覚するってどんな気持ちなんだろう.任意の人間が不可能だもんなあ.自然の摂理に反して,寿命などの順番を反故にして,愛する人を残して逝くってどんな気持ちなんだろう.知りたくもないけど,北浦さんの話だけでこんなに胸が締め付けられるしなあ.他の作品でも見てて辛いし.
これから春斗たち,死んだまま働いている人たちの未練に関する話が紡がれるのかなあ.北浦さんのように簡単にって言うと悪いけど,簡単に成仏できなかった,それこそ何十年もこの世にとどまるほどの未練があるのかと思うとそれだけで胸が詰まる...
自分が今死んだとしたら残る未練ってなんだろうなあ.
OP好き.
ー第二話 逝く人と、来る人ー
ー1ー
小羽と傘は学校に行っているということは亡くなっていないのかな?なんか傘と小羽のネクタイ違うかったけど.
同僚の旋太郎の登場.
死んだ者は怪我をしてもすぐに治るらしい.
ヨシエさんもまことさんも亡くなっている.
予約客の最上咲奈様がお越しになる.
どうも春斗のこと知ってそうだなあ...そして10年ここで働いているのにまだまだ若い面立ちのの春斗は...
そして同じ日に来たお客様はヨシエさんの娘さん.ヨシエさんの退職.蒙古の話だけで涙止まらない...死んでから3年.ようやく叶った未練.北浦さんが感じていたような不快感を3年もずっと感じていたのかあ…よかったね...猶予は5日程度.働いた時間に比例した時間.
地で死こそ救いって感じだな...
橙花は外からの通いらしいけど,どういうことなんだろう?生きている人も働いていると思ってたけど,どうもみんな亡くなっているみたいだな…
ー2ー
咲奈が働かしてくれという.
え?やっぱり生きてる人でも働けるの…?
~第三話 お別れと、新入り。~
ー1ー
咲奈が住み込みで働くことに.
生きている人もどうも働けるっぽいな.それにしても死んだ人が働いている状況の説明とかはどうするんだ...傘と小羽は生きてるのかな.
無差別殺人犯が事故で死んだニュースを見る.来るのかなあ・・・
未練が人を殺したりなかった,とかだとどうするんだろう.
亡くなった谷地新右衛門が宿泊に来る.様もいらんだろう,こいつなら.未練は生死を賭けた真剣での戦い.
今日はささやかな宴会.ヨシエさんとのお別れの日.
ここで分岐かなあ...とりあえずノーマルエンドっぽい余った席にしとく...?
一人一人最期の言葉を交わす.
~第四話 休日と、動物。~
ー1ー
朝,新右衛門と決闘.破れた新右衛門は成仏する.
トキさんから休暇をもらう.
読んでいた漫画の作者がお客様がいらっしゃったと聞く.未練は最終回を書くこと.
ー2ー
お客様からのお願いはケモミミコスプレを資料に欲しいから見たい.
ー3ー
いつのまにか漫画家先生は成仏していた.残されていたのは原稿と最期の手紙.
~第五話 恨みと、騒ぎ。~
ー1ー
包丁が一本無くなっていたらしい.
そして現れる連続殺人犯.まあ来るよねえ...人質は傘.これが死んだ誰かなら何とかなったかもしれないのに...
要求は殺したい相手を呼ぶこと.電話を掛けろという要求に傘は応えない.殺人犯が酸に包丁を振りかざすと同時に春斗は身を挺して傘を守る.もう死ななくても燃えるような痛みはある.死なない春斗に狼狽える殺人犯を気絶させ,捕まえた.
ヒロインの4人はここで初めて春斗が死んでいたことを知った.
刺された心配とはまた別の悲しげな目線を向けられる.
招かれざる客の対処法.それは「祓い」.叶えられない未練を生きている旋太郎が祓う.
じゃあここにいるみんなはまだ叶いそうな未練なんだね.春斗は旅館に来た当時に払われそうになっていたらしいし,また別の話なんだろうけど.そうなるとネコルートはネコの未練関連で,他のルートは春斗の未練関連かな?
こんなことがあっても業務はいつもどうりに行われる.
終業時,4人から春斗の未練について聞かれる.春斗の未練はわからない.死んだ時より前のことはわからないから.
ええ…旋太郎ってトキさんのひ孫なのか...
死んでいるのにここにいる.果たしてそれはこの世に存在していると言えるのか.それでもこうして触れ合えるのはたしかにここにいるという証明.
夜,トキさんとお酒を酌み交わす.そして,もしこのまましばらくここに残るつもりならばいずれこの旅館を継いでほしいと言われる.トキさんの未練,この旅館の跡継ぎを見つける.
春斗の日々はまだまだ続く.
次はネコかなあ.
続く