えす山の日記

自分用のゲームの感想日記とか

Duel Saviorの感想(ハーレムルート)

=Chapter8=

未亜とセルのデートが気になった大河はついていくことに.するとなんだかんだ皆でお出かけ.救世主クラスでの記念撮影はきっと一生の思い出になるだろう.

 

=Chapter9=

4将軍を退ける.

 

=Chapter10=

クレアと学園長から,大河以外は王都の防衛,そして大河は鎧を破壊すること.それに納得できないダウニーは大河に同行するという.そして大河は学園長から聖水をもらった.

 

大河一人だけで危険な任務に行くからと壮行会を行ってくれたクラスメイト達.お酒も入ってどんちゃん騒ぎ.酔った勢いとナナシの入れた惚れ薬のせいで大河に絡みつく一同.さすがハーレムルート...それにしてもなっがいシーン.

 

事後みなはそれぞれの秘密を打ち明け合う.自らの出自,殺人鬼の兄,親の仇,自分が精霊であること,兄が好きなこと.絆を深め合った.

 

みんなを寝かせたまま抜け出すと,セルが現れる.セルも任務に参加するという.それは未亜に頼まれたから,そして大河が親友だから.

 

眠りにつく大河.夢でロベリオにナナシにロザリオを渡すように頼まれる.

 

=Chapter11=

道中,ロザリオを拾う.

 

3人は歩みを進める.休息の時,ダウニーは愛していた妹について語った.魔物に殺された妹.根の世界であるアヴァターに争いがある限り,他の世界にも争いはなくならない.だからこそこの世界には救世主が必要だとダウニーは言った.

 

救世主を恐れ,恨むアンデッドたち.不意をつくアンデッドたちからダウニーは身を挺して大河たちを守る.あまりにも具体的な,救世主によりもたらされた惨状を聞き,そしてその命乞いを聞き,戦いたくないという想いが生まれる.そんな時,聖水のことを思い出した.聖水を使おうとする大河を,自分の身に使う聖水などないと止め,石化の呪薬だとダウニーは見抜く.そしてダウニーの推理はミュリエル学園長が救世主を恐れ,それに最も近い大河を恐れているというものだった.

たどり着いた遺跡の先で,ダウニーは4将軍を呼び出した.そうダウニーこそが破滅の主幹であった.ナンダッテー.セルを人質に取られ,白の救世主が未亜だという事実を告げられた大河に,軍門に下れとダウニーは命令をする.未亜の安定した覚醒のためには大河が必要だと.大河に選択の余地はなかった.しかしセルはあきらめていなかった.自ら剣に突っ込み,深手を負いながらダウニーの首元に剣を突きつける.しかしダウニーにかなうはずもなく,セルは瀕死におちいった.セルの命の補償と引き換えに,命令通り,鎧を身に着ける大河であった.

ダウニーは語る.弄んだ挙句妹は人に殺されたのだと.世界はくるっている.滅び,完全な世界を取り戻さなくてはならない.鎧を通して,何者かのの声が流れ込む.すべてを破壊せよと命令をする.自我が失われる.そんなとき女性の声が聞こえてくる.力を貸しましょう,この力に勝てずともあるいは.そして大河の意識は失われた.

 

ルビナスと名乗る女性は,このまま鎧に魂を囚われていては魂が死んでしまう.世界の破壊者になってしまう.だから私が壁になっているという.

初めて真の救世主が覚醒した.イムニティはそのまま掻き消える.そして大河に吸収された.リコもまた取り込まれた.

殺されつつあるセル.そんなセルを救う唯一の方法はロザリオとトレイターをセルに渡すこと.それは大きな苦しみを大河にもたらす.もしその苦しみに負け,意識を手放せば世界は終わる.なんとしてでも耐えなければならない.しかし.

 

=Chapter12=

魔物たちとの戦いをこなす.敵が引いたと思われた時,異変が起きる.リコは消え,未亜は頭痛から倒れ,召喚器は消失した.そしてガルガンチュワが現れる.

ガルガンチュワから放たれる光線で王都は焦土と化した.学園長との連絡も絶たれ,失意に落ちるリリィ.そんなリリィを今励ますのは未亜であった.同じく家族がどうなっているかわからない未亜は,この世界に来た当初はこの世界の人はあまり大切に思っていなかったこと.それでも今はみんなが大切で,救世主として世界を救いたいと思っていることを告げる.だからリリィにも立ち上がって協力してほしいと励ます.

 

ガルガンチュワを経由して,大河が敵の手に落ちたことを世界に告げる破滅軍.今度はリリィの番だった.どうなっているかはわからない.しかし生きているのは確実だから召喚器がなくても立ち上がって,できることをしなくてはならない.

赤と白の構造が反転しているの最高だなあ...

 

=Chapter13=

移動要塞ガルガンチュワ.それ以上に問題だったのは神の座であった.内部から破壊するしかないと学園長はいうが,リコも,召喚器も消えた今,救世主候補生たちにはできることはなかった.

ミュリエルの真実にたどり着いたクレア.それでも今はそれを追求するときではない.いくら召喚器がなくとも,ミュリエルが鍛えて来た折れない心があるとクレアは激励する.

1000年前から続く因縁を話すミュリエル.救世主と世界の終わり.それでもクレアは救世主に期待する.本来ならこのような危険に飛び出なくても,元の世界で平和に暮らせていたものも多い.それでもこのアヴァターにやってきた候補生たちは私にとっての真の救世主だと.

学園長室で作戦を考えていると,突如セルとトレイターが転送された.

 

=Chapter14=

未だ大河は抵抗を続け,意志を強く持ち続けていた.

 

セルは自分を責め続けるが,大きな土産も持って帰ってきた.それは情報とルビナスのロザリオ.これでルビナスが復活できる.

ナナシの首にロザリオをかけ,ミュリエルは魔法を唱える.そしてルビナスは話し始めた.みなの召喚器とリコがいなくなったのは,真の救世主が定まったから.残る手がかりはトレイター.そのトレイターの声は未亜だけが聞けた.それは未亜が実は大河と血がつながっていたからであった.未亜にとっては辛い現実.それでも愛する大河のため,白の救世主として未亜はトレイターを取る.

未亜を通してトレイターは語る.大河は神の意思に逆らっていること.男性である大河は,聖母足りえず,新たな世界を作り出すことはできない.そしていつまでも神の力にいつまでも逆らってはいられないだろうと.ルビナスは問う.召喚器とは何なのか.召喚器は神が定めた救世主の選別を行うアーティファクトにして,かつて自らが存在下時間軸の中では救世主と呼ばれていた者たち.神の意思により世界を滅ぼすことを強制され,その神の力により,永遠の命を,呪いをさざかった.そうトレイターは答える.このアヴァターは破壊と創造が繰り返されてきた中で,真なる破滅から唯一逃れて来た根幹世界.そしてトレイターはいま,ようやく自身の主となる人間,自身と同じく救世主となりえない異質な存在,当真大河にであった.かつての世界で,大河と未亜のようにトレイターとジャスティも永遠の呪いを受けることを願った.これ以上の破滅はいらない.だからこそ神に一矢報いるべく,大河と未亜を召喚したのだった.信じることこそが汝らの力,魂よりも深き絆によりて彼女たちを呼べ,これ以上悲劇はいらぬ.そうトレイターは請う.

 

一刻も早く大河を救い出す作戦が始まった.候補生たちとミュリエル,そしてセルは,ダリアのレビテーションでガルガンチュワに乗り込む.

破滅の力により民衆は愛するものたちを自らの手で殺める.異常気象に思われた雪,1つ1つが破滅の種子と呼ばれる傀儡の術.残された時間はない.

 

=Chapter15=

民衆を正気に戻すためには,その動力源である大河を奪還するしかない.最期の戦いが始まる.

娘を泣きながら殺す母.そんな姿をみて未亜は駆け出す.今の自分に力はない.それでも.力が欲しい.未亜に呼びかける声.ならば呼んでください.ジャスティの名を叫ぶ未亜の手には白の救世主の召喚器として覚醒したジャスティが握られていた.覚醒した力で破滅の種子をすべて取り除く.

 

クレアを含めた多くの犠牲のもと,ついにガルガンチュワに乗り込んだメサイアクラス.それでも多くのガーゴイルに行く手を阻まれる.それを請け負ったのはダリアであった.学園長に謝り,生徒たちに愛を伝えた.

 

立ちふさがるムドウ.その相手はカエデが引き受ける.しかし以前から仕込まれていた傀儡の術に手も足も出ない.そんなとき,記念写真の幻影石が零れ落ちる.みんなが,師匠が笑ったその写真.死ねない.もう一度師匠が笑った顔を見るまでは死ねない.拙者が死ねば師匠は笑えない.黒曜がその手に宿る.ムドウは倒した.それでも毒がゆっくりとカエデの命を侵す.

 

多くのトラップに思うように進めない.こんな時カエデがいれば...そんなときベリオは決意した.BPならこのトラップを解除できる.そして最後に残るは分断のトラップ.誰かが残ってスイッチを押し続けなければならない.そしてベリオはそれに立候補する.こんなトラップをする相手に心当たりがあったから.攻撃が来ようが決してスイッチは離さない.召喚器もないまま兄との戦いが始まる.BPと協力し,打ち倒したように見えたのはシェザルの分身だった.胸から幻影石が零れ落ちる.冥途の土産とばかりに,ベリオが拾われてきたこと,成熟したら四肢を落とし,彫像にしようとしていたことを話す.そんなとき目に入ったのは,記念写真だった.大河に救ってもらったことを思い出す.今度は自分の番だとユーフォニアの名を叫ぶ.しかしシェザルはただでは死ななかった.道連れとばかりに部屋を崩落させる.

 

最後の将軍,ロベリアの相手をするのはルビナス.1000年前の因縁に決着をつける.もう一人の自分に問いかける.ダーリンを助けたいよね?召喚器を呼び出す間,代わりに戦ってくれる?ナナシの答えは決まっている.1000年の孤独から救ってくれたダーリンを助ける.ネクロマンシーの術で復活しようと関係ない,もうこちらの手にはルビナスのエルダーアークが宿っている.原初にして最強の召喚器でロベリアを葬り,封印する.しかしその1000年の時を超えた身体は限界であった.幻影石を見ながら意識を失う.

 

神の座を守るダウニーを一手に引き受けたミュリエルだった.しかし神の力により召喚器を扱うダウニーとミュリエルでは天と地の差があった.それでも声を潜ませるのは,先に行ったものの気を逸らさないため.それでもそんな小さな声を聞き逃さなかったものがいた.しかし敵わない.ダウニーが切りかかる.寸前,身を挺してリリィを守ったのはミュリエル.最期の力を振り絞り,究極魔法を唱えるも,ダウニーに吸収され,逆に唱えられてしまう.リリィは心から願う.母を助けたい.左手に宿った赤い炎で,暗黒を切り裂く.魂の絆で結ばれた召喚器と道具としても召喚器.負けるはずがなかった.それでも母を人質に取られては手も足も出ない.究極呪文を唱えられ,次元の狭間へとリリィたちは消える.

 

未亜は大河に呼びかける.しかしその声は届かない.

戻ってきたダウニー.そして始まる神の降臨.

 

大河は抗い続け,意志を持ち続ける.すると誰かの声が大河に流れ始めた.神の声.そう確信できる.神の与える快楽には抗えなかった.

 

セルから世界の再生がないと聞いても,復讐を誓った相手が寿命を全うできる世界に対しては,ダウニーはそれすら望む.

セルは命をかけてダウニーを破った.未亜は大河に呼びかけ続ける.

快楽に呑まれそうな大河にその声が届く.みんなを思い出す.肌の暖かさ,愛しさ,好きだという気持ちが大河を正気に取り戻させる.それでも体は言うことが聞かない.

未亜に振りかざした拳が振れる瞬間,未亜の胸元の幻影石が見えた.最高の戦友,女性たちとの絆だけは壊せない.拳が止まる.リコとイムニティが戻ってくる.カエデが,ベリオが,ナナシが,リリィが駆けつける.みんなの声が大河の心を取り戻す.神をも打ち砕く.それぞれの想いの強さが,自らの帰る場所を指示したのだった.

狂ったダウニーは自らに神を下す.破滅と化したダウニーをいくらリリィたちが攻撃しようと無傷だった.それでも赤と白の救世主の力であれば.大河と未亜が弱らせた隙に,リコとイムニティが神を神の次元へと戻す.しかしまだ終わるわけにはいかない.このまま神を逃せば1000年先,再び破滅との戦争が起こってしまう.大河は未亜からジャスティを取り上げ,トレイターと融合させる.そして白の力も吸収する.世界が始まって以来,神と救世主が離別した今こそが神に反撃できる初めてチャンス.リコとイムニティもただの人間に戻す.神の次元では時間が進まない.神を倒すまで戦い続けてやる.愛する女を守るため.そう言い残し,大河は次元の狭間に消えた.

 

倒せども倒せども復活する神.しかしこれが続く限り,みんなは幸せに暮らせる.だから戦い続ける.

 

平和になったアヴァター.未亜の息子大輝,リリィの息子大地,リコの息子大雅,カエデの息子雄大,ベリオの息子大聖.ミュリエルはみんなのバーバとして,ルビナスはもう一人のママとして孫と息子に囲まれる.セルも所帯を持ち,平和に暮らす.きっと帰ってくるそう信じながら.

一人の男は大剣を携え,のんびりと歩く.トレイターというものと喋りながら,その向かう先は王都,そしてフローリア学園.

 

最高の終わり方だ...歌詞付きOPで復活からの,最後の戦いは大河がつける.しかもそこでもOPあり.かっちょいい...