えす山の日記

自分用のゲームの感想日記とか

真剣で私に恋しなさい!の感想(一子ルート)

センター姉さんだし,先にワン子.

ー5/12ー

誰にも負けないくらい努力家のワン子.しかし師範代や姉さんから見るとその才能は...

ああ...このルートダメからも知れない...いい意味で.ワン子が努力して努力してその先がって感じなんだとしたら,もう胸に突き刺さりすぎ.

 

ー5/18ー

勇往邁進.それがどれほど険しく,狭き門でも文字通り夢に向かって努力するワン子.そんなワン子を見ているとかつて持っていた夢が思い返される.この国を変えたいと本気で思って,出来ると信じていたあの頃.

 

ー6/26ー

自分では気にしていないと言いながら,赤ちゃんポストの話をするワン子の顔は寂しげであった.それは過去の話でなく,今の話であった.武術で置いてけぼりにされるのが心寂しい.武術でまだまだ家族に追いつけない,そして追いつきたい.だから明日の体育祭は勝ちたい,そう願うのだった.

 

ー6/27ー

ワン子が出た2-Sとの勝負の結果はワン子の活躍でF組の勝利.しかし師範代を目指す身としては,あまりに足りないところが露わになった勝負でもあった.

 

ー6/28ー

昨日は頑張ったから,テスト前のご褒美とワン子と二人で遊びに出かけた.結局だまして図書館に連れて行った...

主人公大和が尊敬する大和の父の発言から,作者の政治的思想がどーんと見えてきて本当に…もっとわからんように伝えればいいものの,どうしてこうまで直球なのか.

 

ー7/3ー

昔を思い出す.大和,キャップ,そしてワン子の3人から始まった風間ファミリー.ただ近所だったというだけで何をするにも一緒だったころの話.そこにガクトとモロが入ってきて,姉さんと姉弟になって,京を助けて.出会ってから今まで,そして今もワン子の世話を見ている気がする.夢をひたむきに追いかけるワン子を見ていると,応援したくてたまらない大和だった.

 

ー7/7ー

息抜き縁日.

 

ー7/13ー

期末真っ只中.そして姉さんはもう一つ試験をワン子に持ってきた.姉さんとワン子の祖父立ち合いもと,正式な試合.

 

ー7/19ー

ワン子の里親が亡くなったとき,行き場所のなくなったワン子をあっさりと引き取る様説得した姉さん.そんな百代との勝負が近づく.

 

ー7/24ー

ついに明日に迫った試合.ワン子は大和をサポーターに誘い,大和もそれを承諾した.

 

ー7/25ー

素早い動きで勝負をかける一子.しかし百代にはかなわない.防御すら必要としない,勝負というには烏滸がましいほどの内容.

試合の終わった百代は最愛の妹に2つのことを伝える.一つはこの10年で驚くほど強くなった,一子は秀才だということ.そしてもう一つは秀才ではあるものの才能はないから,師範代は諦めろということ.それは周囲も同じ意見だった.努力の天才が到達するのは秀才であって,天才に及ぶことは到底ない.

納得できない一子は初めて姉に,祖父に反抗する.そんな一子を見てルー師範代だけは,もう一度チャンスをやろうと提案した.しかしそれは違う道を選ぶことを納得させるための手段.条件は8月末に開催されるアマチュアの川神院武道大会で優勝し,そしてその優勝した際に得られる百代と闘える権利で,百代に一撃を当てる,もしくは防御させること.これからのひと月の修行のため,一子は川神院を出る.そんな決して諦める姿勢を見せない一子を見て,大和はそれまでの間サポートすることを決めた.

がんばれ一子...本当にすごいと思いますよ.これほどまでに才能がないことを突きつけられて一切折れないなんて.普通折れて,中には立ち直れなくなる人すら多いのに.折れている間に,才能のなさをゆっくりと噛み締めるっていうのもこの上なく大切だと思いますけど.自分の事が思い返されて,一子に肩入れしてしまう...まあ才能がないことを受け入れたのかは定かではないけど.

何が辛いって百代も祖父も優しくて,一子を溺愛していることですよねー.

 

ー7/26ー

一子,入寮.寮生と寮母全員でサポートする.ルー師範代も特訓に付き合ってくれる様子.

大和はクリスやまゆっちが大会に参加しないように誘導する.そんな大和をみて京は珍しく大和に意見した.少々過保護すぎると.それはもちろんジェラシーもあったが,闘うものとしてどうなのかという理由.

実際クリスやまゆっちに勝てないと,試練は越えられなさそうだけど,連戦なのもあるしねえ.

 

ー7/27ー

ルー師範代に,川神院薙刀奥義を教わる.それを初撃で叩き込むのが,唯一の策.

 

ー8/3ー

常に限界を超え続ける一子は美しかった.

 

ー8/10ー

今日から山籠もり.

 

ー8/15ー

特訓のみをこなす.だからこそ不安は湧き出てくる.

 

ー8/18ー

九鬼英雄が完全なサポートを用意したと言って大和の代わりにサポート役を買って出た.これほどまでに九鬼が一子に惹かれるのには理由があった.

幼いころ野球にのめり込んだ.才能もあり,父も応援してくれていた.最高の素材と最高の環境.足りないものはなかった.そんな時,9.11テロが起こった.たまたま巻き込まれたのが英雄だった.持って生まれた運のおかげか命は奇跡的に助かった.それでも二度と野球はできなくなった.周囲が去り,親も見放したようになり,何もかもが嫌になったとき,葵冬馬だけは離れず,ずっとそばにいてくれた.野球ができる人が好きなんじゃなくて,英雄が好きなのだと言って.

だからこそひた向きに努力する姿が自分に重なる.だからこそ夢を叶えてほしい.一子は九鬼の申し出を丁重に断る.ルー師範代という最高のコーチも,大和という最高のサポートもすでにいるから.その気持ちで挫けかけていた一子は自信を取り戻す.

九鬼が持ってきたアンテナで電波が入り,みんなからたくさんの応援メールが届く.一子はルー師範代の言っていた感謝の気持ちを理解した.理解してからの一子の型は急激にきれいになった.これなら技が完成するかもしれない.

九鬼の好感度あがるねえ...ところでわざわざ9.11っていう具体的な事件を持ち出す必要あった?

 

ー8/22ー

一子の努力する姿に心奪われる大和.

試験に受かったら,どう大和に恩返しすればいいんだろうという一子に,大和は一子が好きだからやっているし,お礼なんていらないと答える.この続きは試験に受かってから.

 

ー8/31ー

武闘大会当日.体調不良といって応援に来ず,参加しているクリス...

 

コンディションも完璧,実力の確かに伸びている.

クリスとの戦い.どれほど成長したといってもクリスの才能にはかなわなかった.クリスに打ちのめされる.それでも立ち上がる.肉体が限界を迎え,祖父からは才能がないことを打ち付けられても,精神が身体をうち立たせなくても,日々の鍛錬,努力が身体を起こす.

しかし非情にも結果は相打ち.百代は意識を取り戻した一子に不合格を告げる.

初めて涙する一子を大和は抱きしめるしかなかった.

 

大和なにやってんの?ほんとに.なーにが軍師なのか.なにが気持ち悪いって軍師さまが「励まさなきゃキリ」「せめて一緒にいようキリ」みたいなことやってること.作者は何をかんがえているのか.お前も大いに反省するんだよ.日付的にもう終わるだろうから読むけど...大和あっさりしすぎだろ.得意の人脈さまをもっと生かしておけばよかったんじゃないんですかね.

 

ー9/1ー

一子は当てもなく夜の街を歩く.自分に何の才能があるのか,自分は何のために生きるのか,自分が何者なのか.全てを捧げて来た武道を失くし,進む道もわからなくなった.

よく大和は一子を置いて学校に来れたな.いやはや政治家向けの図太い神経してはりますわ.

 

ー9/3ー

一子は書置きを残し,家出をした.

一子が向かったのは生まれ育った施設.

 

ー9/4ー

ゲンさんと連絡がつき,孤児院にいることをつかんだ大和.しかし孤児院は昨年潰れていた.きっと右往左往しているであろう一子を,大和たちは九鬼のヘリで現地に向かえに行く.

落ち込んでいる一子に,大和はきっとすぐ次の道も見つかるだろう,ボーイフレンドも一緒だしと告白する.次いで九鬼とゲンさんも.一子が選んだのは大和.

遅れて到着した百代はびんたをし,話を聞く.自分がなにものかわからなくなったという一子に,百代は涙ながらに姉として謝った.プロとして辛いことを言ってしまった.一子のことが大好きでたまらないからもうどこにも行かないでくれと,生まれて初めて涙を流した.

 

百代の言うように,昨日の夜にその情報つかんでたんだったら言えよ.なにが確証が得るまではーだよ.大規模捜索で確証が得られたから言ったキリじゃねえよ.その大規模捜索の一部使ってそこも探ればよかっただろ.作者の考える頭いい人像はどうなっているんだ.

それ以上に,今まさに目の前で折れている人の前で,よくすぐ次の道が見つかるなんて言えるな.というか大和に言わせることができたな.九鬼とゲンさんの方がよっぽどまし.

 

ーそれからー

一子が大和と共に見つけた新たな道.それは栄養士の道.それは食の面から川神院を,百代を支えるという道.食事にこだわる一子ならではの道.どれほど困難な道であれ努力の天才である一子なら乗り越えていけるだろう.

 

10年後.直江一子はスポーツ管理栄養士として,直江大和は川神市議として日々に感謝しながら生きている.

 

えー諦めちゃうの?武道の道.それほどの覚悟だったんだとまでは言わないけれど,言いたいことはありますわね.まあ地震の時,一子の今までの努力で愛する大和が救出できたっていうので無駄じゃなかったよ!って言いたいんだろうなあって伝わってきました.そもそもそれほど何かを捧げた努力が無駄にならないなんてあたりまえですよ.大和のせいで残念なシナリオになったな.

 

続く