あんまり同じ作者のを連続してやらないようにしているんですが...本当あRippleをするつもりだったけどあまりにもUIが...
前作よりホラーよりなんですかね?真たちも登場してちょっと嬉しい.
ー1/12ー
佐伯社は不気味な夢をこのところ見ていた.と言ってもその内容は憶えていない.高校3年生の矢代は幼馴染の姉の美里と二人暮らし.
友人の雛森佳奈は社の肩の重さを一目で見抜き,それを解消することができた.
たまたま声をかけて来た銀髪の外国人の少女,名はベルベットというらしいが,は留学生ではないらしいが...そんなベルベットは謎の女性に,彼は自分と同じ状況で,次に殺されるのは彼かもしれないと忠告した.
二か月前,この学校で4人の女生徒が自殺した.尾ひれがついた噂が広がった結果,学園の七不思議なんてのができたりして,それが気に食わなかった.それに同意する佳奈であったが,それでもあるホラー小説作家は好きらしかった.久住美雪.本名久住美里.そう社の姉.七不思議のうわさが昔からあると聞くと,意外にも興味ありげな佳奈だった.
カギを返す佳奈を待っていると鈴の音が聞こえた.刹那,空気が変わる.直接耳に声が響く.社を誘う声.連れていかれる寸でのところで,ベルベットの声で意識を取り戻した社だった.ベルベットは社に呪われているから気を付けてと残していった.
誰かが自分を呪った?
すごい美里の声苦手.猫なで声というか...まあ耐えられないほどでは...
ご飯食べない人見ると,こいつ...死んでるのか...ってなってしまう.
ー1/13ー
今日もまた夢を見た.不安から友人の修司に七不思議の話をポロリとしてしまうと,さっそくひやかしにいくことになってしまった.
呪いの手紙.そこにはベルベットを殺してくださいと記されてある.
佳奈に昨日のことを確かめようとおいかけると,当の本人は虚空に向かって話しかけていた.ちらりと女の子が見えた気がする.
昨日停電はなかった.つまり,あの常闇の世界には呪われたベルベットと社本人しかいないことになる.
放課後,悩みを聞くと言ってくれた佳奈にこれまでの話をした.真剣に受け入れた佳奈は,夜,私のお役目を手伝ってほしいという.
閉じられた校舎に,なぜかベルベットがいる.ベルベットの向かった屋上には本人と夢に現れた旧校舎の幽霊.駆け出した時には遅かった.ベルベットは死んだ.救急車を呼ぼうとすると,それを止める一人の女性.
その女性の合図とともにベルベットは目を覚ます.血が戻り,体も元通り.佳奈は何かに気づいたように,鬼ではないかと問う.女性の名前は葛城葉子.佳奈の,座敷童のとこの商売敵だという.ベルベットに渡された名刺には葛城霊能探偵事務所と記されていた.
ー1/14ー
佳奈と一緒に件の探偵事務所へ.
霊能探偵のこと,霊をあの世に送るお役目があること.佳奈たちは救うべきと考えて,葉子たちは排除すべきとしていること.ベルベットが吸血鬼であること.ベルベットへの呪いの手紙が葉子によるものだったこと.そして社はあの霊に呪われていることを聞いた.
佳奈が言うには葉子も人間ではないらしい.
修司も交えて3人で調査をする.
帰ろうとして廊下に出ると,そこは常闇の世界.出ることのできないこの永遠に続く廊下で,犠牲になるべきは佳奈ではなく呪われている自分だと社は思う.
死の直前,葉子とベルベットが救出に駆け付ける.
二人と別れて向かった先は霊能探偵事務所.自分のせいで二人を巻き込んだかもしれない.死ぬときは3人一緒なんて修司は言っていたけど,そんなこと認めるわけにはいかない.佳奈のことを信用していないわけではない.けれど,ただ二人を守るだけの力が欲しい.突きつけられた条件は,小間使いをこなすこと,所長と呼ぶこと.
ー1/15ー
今までのお礼も兼ねて佳奈を家に招待.久住先生に会えてうれしそうだった.
1つ明確に変化が現れた.肩に乗ったネコの幽霊が見えるようになったのだった.
霊には2種類あるらしい.1つはいわゆる幽霊で,亡くなったものが変わるもの.もう1つは人の信じる心が生み出す所謂怪談の類.そしてその心が強い学校には後者が例外的に生まれやすく,もちろん社の通う学校も件の霊以外にもいるようだった.
初仕事はそんな霊関係の噂を仕入れてくること.その噂こそがあの霊の栄養源となっているだろうという予測.
これ分岐はどんな感じなのかな.
ー1/16ー
1.旧校舎の幽霊,2.トイレの花子さんズ,3.放課後の相談室などなど.
=まずはベルベットと調査に入る=
かごめかごめを唄う少女の声,しかしその正体を突き止めることはできなかった.
トイレをしているとその背後に二人の少女.心臓が止まるほどの恐怖だったが,無事花子さんズを捕獲.
えー分岐どうしよう.できれば姉ルートから消化したいんだけど...声的に.メインはベルベットと佳奈どっちなんだろう.佳奈っぽいのかな?
さっそく佳奈の家の霊能探偵に協力を依頼.テレパシーの能力で,生徒全体が花子さんズに関心を示し始めた.
葉子さんがいうに,地主神(とこぬしのかみ)らしい.いわゆる土地神さま.名前がなかったのでるりとるかと呼びことにする.
あの幽霊は朱子といい,二人が封じていたらしい.というわけでご好意から二人がこれからはボディガードしてくれることになった.
アイリス久しぶり~.真も普通に働きながらお役目に勤しんでいるんだね.こういうの嬉しい!
=花子さんズには2種類いる噂があるがひとまずここで調査は終了=
ー1/17ー
るりとるかのお参りへ.そこで美里がお参りをしているところだった.
また明日から本格的な調査が始まる.
ーOPー
あんまりすこじゃない.姉→るりるか→佳奈or所長→ベルベットって感じにしたいな.
ー1/18ー
=行き詰っている姉さんに差し入れを持っていく=
小説のために男根をみせろという美里から間一髪逃げ切った.
なんとここで由美の名前だけ登場.編集者さんになったんだね.
ー1/19ー
自殺した3人のうち,原田先輩と関係のない3人は放課後の相談室に関しているらしい.
事情を知っていたるりとるかに案内され,マダムの対面.
=マダムからの問いに失敗し協力は得られなかった=
エビフライは塩だろうが.レモンも邪道.じゃあ及第点でタルタルしかないじゃん...
ー1/20ー
明日残りの噂をまとめて片付けよう.
ー1/21ー
草刈り鎌.もしかしたら朱子への武器になるのではそう思った.
=だからそれを排除するベルベットを止めた=
鎌に触れると殺人衝動が芽生え始める.しかし自分の命より大切だと思ったこともある仲間を殺せるはずがない.俺に従え,そう願うと鎌はなくなり,社はそれを取り込んだ.
他の怪談も取り込む.
ー1/22ー
美里が風邪.
ー1/23ー
久しぶりにあの夢をみた.しかしいつもと違ったただ佇む朱子の夢.
もう一度マダムのもとへ向かう.この学校のため頑張る社たちのため協力してくれることになった.ヒントは異界.
霊を従えてあたりまえ,その心の持ちようがコツらしい.
ー1/24ー
=異界で自分の力を試してみる=
何かが頭によぎる.何かわからないうちに新たな霊が社に取りついた.
ー1/25ー
美里の体調は以前よくないまま.昔から二人とも虚弱体質で,それが社は霊のためで最近は調子がいい.美里も霊に関するのだろうか?
ついに3人の自殺した霊を見つけた.彼女たちもマダムに誘われて社たちに会いにきたらしい.心残りは急に避けられるようになった望と仲直りしたいということ.
鈴の音が鳴ると同時に3人の様子も豹変した.あたり.意思はどうあれこいつらは朱子の手下だ.引きずり込まれる...
目を覚ます社.葉子が言うには社はもうリタイア.今までため込んでいた瘴気の許容量がオーバー.朱子がいるだけでもういつ死ぬかわからない状態.だからここからは社抜きで事に当たるという.悔しい.悔しいが何もできない身体であることは社本人がわかっていた.
るりとるかはお祓いをした方がいいという.
=しかし考える時間が欲しかった=
まだ何かできることがあるんじゃないか,そう思うとこの力を手放せなかった.
いままでの経験からして,社が体調を崩した直後に美里も体調を崩す.きっとこれが霊障なのだろう.離れれば美里を苦しめなくて済む.そう思い実家に帰ろうとするが,美里は心配だからとそれを認めなかった.
調子乗って霊を取り込んじゃだめだったのね.
このルート終わったらお祓いされるルートに行こうかな.
ー1/26ー
幼いころの夢を見る.昔姉さんに看病されていた時の夢.風邪を,霊障を移しても社の精じゃないと辛いのに笑っていた姉の夢.
美里は自室で葉子と話をしていた.社を守るという約束に感謝する美里.
そしてついに美里も限界を迎える.
ー1/27ー
意識が朦朧とする美里のため,所長を呼ぶ.安静にするしかないという.しかし愛する姉のため,出来ることは本当にないのだろうか?そう思い,お祓いをすることを決めた.ちんけなプライドのため,姉さんを苦しめるなんて,なんてバカなことをしたんだろうか.
快方に向かっていたはずの美里の様子がおかしい.「行かなきゃ」とだけ呟く.強く名前を呼ぶとようやく正気を取り戻した.
るりとるかは,美里がそれを望んだから,社に降りかかる厄を身代わりに引き受けることを願ったから,その願いが叶い,朱子に呪われるようになったという.ずっとずっと願い続けていた願い.美里自らの意思で,社に降りかかる災厄を引き受けていた.姉さんの願いを取り消せないのなら,もう姉さんを苦しめないという願いを叶えてくれ,そう願う.
そんなとき葉子が駆けつけた.美里を囮にするという葉子に,社はなにもいうことができない.それでも葉子からでた数少ない友人を見捨てるわけがないという言葉を聞くと少し心が楽になった.
おかしな話もあった.霊障は確かに身代わりに移るが,呪いそのものが移ることはない...
ー1/28ー
美里の夢を見た.
できることは少ないし,ずっとずっと姉さんに甘えて来たけど,これからは少しずつ返していきたい.
起きてきた姉さんに謝っても,姉さんは自分のしたいことだから謝ることはないと笑顔で返事をした.辛いはずなのに…
葉子たちは今日,朱子を叩くという.そういって葉子は美里と話す.あんたの魂を借りる.
どれだけ辛くとも,美里は社の心配をする.社のことが好きだから謝らないでと,暗い顔しないでねとお願いをする.だから社もその気持ちに応える.これからはごめんじゃなくて,ありがとう.そして精いっぱい恩返しもする.
美里の姿をした葉子が朱子と対峙する.社に執着する朱子.生まれ変わりか,似た魂か.わからないがとんだとばっちりだった.そしてあっけなくやられる朱子だった.美里を囮になんてしなかったちょっと魂の匂いを借りただけ.
ー1/29ー
所長とベルベットがやってくる.もう霊視の力はない.るりとるかにはお礼を言いそびれてしまった.
ここからはエピローグかな?
ー1/31ー
美里も美里で社が責任を感じないかと気をもんでいた.私も社の笑顔がなかったら今の自分がないのにと...
自分よりも姉さんが,自分よりも社が.そういう二人は初めて口論した.それは社の一番大切な人が美里だとわからないことからすれ違い.美里はそれを知り,社を縛るくらいなら本当の私を見せると言ってノートを渡してきた.それは主人公の社が,美雪という女性を霊から守り愛を育む,美里にとっての理想的なお話.10年以上そんな妄想を書き続けていた.自分も下心ありきだったのだと白状する.ずっと一戦は守り続けていた姉さんの気持ちを知り,社はそんな一線超えてしまってもいいんじゃないかと提案した.お互いの気持ちが一緒なら問題はないと結婚を申し込んだ.
美里のも~っていた時の口,アナルみたいな形してるな.
別にオリジナル小説くらいで引かんでしょう...てっきり隠し撮りの数々や社の髪の毛,使用済みティッシュ,爪とかが出てくるものかと思った.
あとはまあほぼHのためのシナリオ...
うん,早めに回しといてよかった.何もかも好きになれない第一印象だったので,最後まで好きになれなかった.第一印象大事.
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ー1/25ー
=お祓いを頼む=
呪いと混ざり合った社の魂をまずそれに打ち克たせるための勃起...なんとか断ったが,二人の言うように素寂しているのも事実であった.
ー1/26ー
やはり怖いものは怖く,二人に昨日の続きをお願いした.
ー1/27ー
いろいろなことをして,経験ができて良かったと感謝もされ,そのままお祓いもしてもらった.
やっと会えた,そう朱子はいう.誘われる声に,みんなに,るりとるかに生かせてもらっているのに,そんなことできるかと正面から断る社だった.
るりとるかは朱子は消えたという.幸せにできなかった,悲しいねとも.
ー1/28ー
霊視の能力が消え,二人の姿はもう見えない.
姉さんにるりとるかに纏わる話を聞いた.数百年前農村だったこの町で,不作だったある年に出された贄.その贄こそがるりとるかであった.二人は最初から神様じゃなく,普通の人間んで,望まぬままこのような形になってしまったのだった.
その夜,夢を見た.二人の少女に何度も謝りながら土をかぶせていく夢.恨み言もなく,運命を受け入れ,人々の幸せを願う少女たち.いろいろなことを知りたかったという二人の言葉が思い出される.
ー1/29ー
二人を神という役目から解放してあげたい.しかし人の信仰心から生まれた二人は,その役目から解放されることは死を意味する.そしてその信仰心が薄れている今,その命は長くないと猫又さんは言う.何かお礼がしたい,そう思った.
二人が現れる.霊視がなくなったことを失念していたが,ずっと近くにいたらしい.人に見える状態のまま買い物をしたり,思いっきりほしいものを買ったり,いろいろな経験をする.
二人に神になったことについて聞いてみる.悲しくないとは言えないが,あのままだと全滅か身売りするかの状況で,この村を救うことができて良かった,そう二人は言った.
何かお礼をしたいと言うと,社みたいな人のおかげで自分たちもこの土地にいられるとむしろ感謝される.二人が願う未来は,お供えものとかそういうのはいらないから,この生まれ育った土地でいつまでも暮らしていきたいというもの.しかしそれはいまのままでは難しいこと.何か行動をしなくてはならない.
二人はもちろんだけど,泣きながら土をかける父,そして村が豊かになったから掘り返して神から娘を返してもらおうとしたら,娘たちはもう跡形もなくなっていた時の父のことを思うと涙が...
ー1/30ー
いつもの4人+るりるかで打ち上げでスタバへ.
よかったら一緒に住まない?そう帰り際に提案した.それならこそこそしなくてもいいし,お腹いっぱい食べられるし,ふかふかのベッドで寝られるし.二人の落ち着ける場所を作りたい.その一心で.二人が大好きだから,時間はかかるかもしれないけれど,将来結婚して,子ができて,孫ができて.二人を紹介して.そうすればずっと二人はお腹いっぱいでいれるはずだから.
そんな社に,二人は神様だという.名をつけ,願いを叶え.二人だけの神様にいつの間にかなっていた.
スタバなあ...紙ストローになってから美味しく感じなくてあんまりいってないなあ.
終わったかと思いきや続いた.
ー4/6ー
今日から高校3年生.あれから4人で暮らしている.
このエンド結構好きだなあ.決して報われるはずのなかった二人が,少しのきっかけからこんなにも幸せになれて,涙が止まらなかったよ...こんなにも穏やかな景色が見られて私も幸せ.
ーEPー
年を取り,社を見舞う子供たちとるりとるか.毎日みんなと話しながら,お腹いっぱい食べてぐっすり眠れている.やった二人はこの土地の住人になれた.二人の願いを漸くかなえることができた.二人の神様を全うすることができた.そうして社は息を引き取った.
不意打ちで鼻水だらだらになりながら泣いてた.ありがちかもしれないけれど,やっぱり王道が好きだ...