遂に買ってしまったねこねこコンプリートセット.だって一番好きなんだもの仕方ない...高かった.当然主人公の名前はケンジ.
下スクロールがクリックにならないことだけは何とかしてほしかった.
ー幼少期ー
海の見える町に引っ越してきた健次と妹の鈴夏.健次の家の真向かいには昼前に会った少女,七海.そして遊びに来ていた従姉のひかりの4人の夏の思い出.探検して見つけた真珠.それは養殖されたもので結局捨ててしまったけれど,その想い出は宝物になった.
絶対七海最後にしよ.幼馴染だし,絶対最後がいいはず.これ鈴夏だけ別シナリオっぽいなあ.
ー7/5ー
高校生になった健次と七海は同じ高校に通う名実ともに幼馴染.テストもそろそろ終わり.今年もひかりがやってくる.
ー7/6ー
朝やかましい声に起こされる.その声の正体はひかりだった.
ーOPー
カラオケありがとう.ひかりの声聞き覚えあるなあと思ったらワン子とか一姫か.
ー7/7ー
ひかりはどうやら今年も真珠の養殖にチャレンジするらしい.なぜ急いでいるかというと今年は一週間で帰るから.悲しいかな受験生.
ー7/8ー
遅刻ギリギリで登校すると七海に借りた制服でひかりが学校にいた...
1年先輩の多恵がひかりをわざわざ明後日からの林間合宿に誘いに来てくれた.
多恵!?声も一緒だ...すみれを最初にやってたからわからなかったけど,先にラムネをしてたら嬉しかったんだろうなあ...モエ(雛姫)とかもいるのかな?
ー7/9ー
今年の真珠づくり1箱目は失敗だった.
ー7/10ー
今日から林間.
夜の肝試しではいつもと違うひかりの一面が見られた.幽霊や虫が苦手な女の子らしさ.
女将や同級生Aより先につけるべきCVがあろうが.
ー7/11ー
というわけで合宿終了.
ずっと取られ続けていたベッドを取り返そうと風邪のふりをすると,なんだかんだ虫が苦手なのに居間で寝てくれたひかり.ひかりが数日寝ていたベッドはシャンプーのいい匂いがした.そして昔ベランダからベランダへ飛び越えた夢を見る.七海が飛べないからもう飛ばないなんていった約束を.
だからひかりは飛び越えたのを咎めたわけか.優しいなあ.こういう何気ない積み重ねがテーマらしいけど,こういうのほんと好き.
ー7/12ー
赤点を潜り抜け,今日からしばらくはお休み.といことでさっそくひかりと真珠を見に行った.しかし結果は2箱目もだめ.健次は2年目まで放っておくようにいうが,どうもひかりは今年取ることに拘っているようだった.
ー7/13ー
今日も今日とてひかりに連れられ真珠とりへ.
喜ぶひかり.その手には確かに真珠があった.しかしひかりはそれだけでは不満なようで,そんな顔を見ると協力せざるを得なかった.ただし台風が近いので健次が危なくないと判断する限りで.
ー7/14ー
今日は七海も一緒.
今日の天候では七海には厳しい.そうひかりに伝えると,健志が七海になんと伝えようか悩んでいると,すぐさまひかりは今日は厳しいとだけ伝え中止にした.七海に気を使ったわけではなく,それがひかりというひかりらしさだった.
七海に言われ,健次は幼少期真珠を拾いに行ったことを思い出した.ひかりも今思い出したというが,こんなに真珠に拘っているのだからそんなこともないのだろう.
そんな話をきっかけに思い出話に花が咲く.それはひかりのいない思い出.思わずごめんと謝ってしまう.そんな謝罪をしてしまったことこそが気を使っているようで嫌だった.
いつからこんな風になってしまったのだろう.ずっと3人一緒だと思っていたのに,いつからか二人とは溝を感じるようになった.窓ってこんなに近くにあったんだ...
やっぱり真珠とか,ベランダをジャンプとか,ひかりは3人が一緒っていうことに拘っているんだろうな.だからこそ,二人だけの思い出を話されたときの,そしてそれを誤られたときの心優しきひかりの疎外感を考えると憧れやうっすらとした悲哀を感じる.
ー7/15ー
きっと今日が限界.それくらいの天候.
運よくひかりが掴んだひと籠は,ひかりの手から滑り落ち流されていく.まるでわざとかのような.しかしひかりがそんなことをするはずもないし,今のひかりの顔を見ているとそんなこと聞けなかった.
ひかりはもう飽きたから十分だという.あれほどまでに熱心にしていたのに?言い表せない違和感.
ひかりのいつものような突飛な案で,3人で街に繰り出す.そしてわざわざ学校へ.七海と同じくらい長い付き合いだけど,そう考えるとひかりのあっちでの学校生活なんかは全然知らないんだなと改めて気づく健次.もしかしたら3人一緒の学校生活を過ごしたかったのだろうか.
雨に濡れた近道を先へ先へと一人で進んでいくひかり.七海のことは健次に任せ.
一緒に練るかというひかりの上段に,子供じゃないんだからと返すと,ひかりは悲しげな顔をする.そんな様子が気になったのは七海も同じだった.距離の問題ではない遠さ.年を経るほど離れていく心の距離.今日,ようやくバイクが直った.
2人との距離を感じ,自分から離れてみるけれど,それも悲しくて.ああ...
ー7/16ー
ひかりは明日帰るという.例年より早いがいつものこと.それでも今年は来年もまた来るという確信が持てない.ひかりを想い出の中の人にしたくない.
ひかりをツーリングに誘う.しかし返事はなかった.
ー7/17ー
台風一過.なんとか二人が載れる改造は間に合った.新品のヘルメットを渡しひかりとバイクに乗る.なんで急に乗せようと思ったの?改造してまで.今までは二人になることが嫌だった.それでも気づいてしまった.否応なく離れてしまう心の距離を.
夕立が近づく.けれど真珠の養殖所があった場所でおりたいというひかり.再び真珠にこだわる理由を聞くとひかりはぽつりぽつりと話し始める.ひかりが取り出したのは2つの真珠.1つは今年取り出した真珠.もう一つはあの時捨てたはずの真珠.もし次会ったとき二人が私のことを忘れていたらどうしよう.そんなわけはないけれど,特別な二人だからこそ怖かった.真珠を持っていればそんな不安もないと思っていた.けれど一緒に投げ捨てなかったことが今では心残りになっている.そうすれば心の整理もつくと.そんあひかりの不安を打ち消そうとひかりに告白する健次.返事はそれはダメというものだった.なぜなら私は離れている人だから.涙を流すひかりをただ抱きしめる.
最終電車は行ってしまった.この2つの真珠は3人を繋ぐはずのものだった.けれど今日これは私たちと七海を分かつものになった.二人がお互いを好きになってしまったから.けれど七海だけが離れていくことは...
ー7/18ー
ひかりがバスに乗る.健次にとってはもう何も感じなくなってしまったラムネ色の海に想いを馳せながら.
ひかりは健次に2つの真珠を渡す.それはあんたと七海の分,そう聞くと二度と会えない気がした.けれどバスは出発する.
近所の仲のいい従弟が引越しをして,それでも夏だけはそいつに会えて.そしてそいつと会うのが夏だけになった代わりに,夏だけ会える友達ができた.きっと私が健次を,健次が私を好きにならなければずっとずっと仲良くいられた.離れるのは私だけでいい...
ー7/25ー
七海と二人で真珠を探す.なんとしてでも見つけてやる.
ー8/8ー
二人でバス停で待ち続ける.きっと手紙は届いているはずだから.
ー8/31ー
今日で夏休みも終わり.そして最後の一便しかないと思ったとき,通り過ぎたバスから遅れてひかりがおりてきた.
毎日来いとだけ書いた手紙を読んできたひかりに真珠を渡す.一人一つの真珠.向かう場所は決まっていた.今度こそ3人で真珠を投げた.
咽び泣いたんだけど...これたぶん4人で書いてるからともさんじゃない可能性あるんでしょ?めっちゃぽかったけど.すっごい満足...
そしてCGのトップ絵?の鈴夏が私の知ってる鈴夏じゃないんだけど...次多恵その次鈴夏かな.