えす山の日記

自分用のゲームの感想日記とか

サナララRの感想(第2章)

時系列は順番に進んでそう.それにしてもゆう子.もしかしてあなたキーパーソン?次はあゆみねえ.幼馴染もの来ましたねえ.期待していいんですかねえ.

 

ー1 いつもの朝ー

いつものように幼馴染のあゆみに起こされる雄司.男女というよりは男友達という感じの二人.ただし!今日はゲームの稼働日だったのでサボり.

どうも町の人々に認識されない.ふと思い返してみると自分はナビゲーターとやらになっていたことを思い出した.

なんとなく1章と毛色違う気がするけど,違うライター?

 

ー2 山のようなキウイー

そういえばこれから先も含めてゲーム機の入手ができるように願いを叶えてもらったっけ.そういえばあゆみは俺のこと見えていたな...となると...

思った通りあゆみが次の対象者.こんな偶然もよくあったものだと思いつつ,事情を説明するが当然信じてもらえなかった.というわけで無理やり状況を見せつけ,お試しさせることで説得は完了.山のようなキウイの一部を押し付けられたがいったいこれはどうしようか.

 

ー3 おでことおでこー

さっそくお願いを決めたというあゆみ.お願いは素敵な恋がしたい...雄司は思わず笑い転げてしまう.ただそんな願いも本心だとわかると申し訳なくなった.早速願いを叶える.なんだかもやもやするけれどこれで任務は完了.もやもやだって明日になったら忘れているだろう.

展開早いな.ここからのあゆみの動きがメイン?

 

ー4 甘くない?ー

いつものようにあゆみが起こしに来る.昨日のことが後を引いてなくてよかった.…いつものように...?昨日の事...?...ナビゲーターが解除されていない...もしかすると願いが叶うまでずっとこのままなんだろうか?

今日はあゆみの通う製菓教室の日.留学特待生の見極めにかっこいいフランス人が試食にきたみたいだったが,あえなく失敗.

ん?1章で希未のナビゲーターだったお姉さんはのちになってから願いが叶ったんじゃないの?

 

ー5 昨日が今日で?ー

今日もまだ記憶あり.キウイも減ってる気がしないしどうしたものか.テレビの占いもなんだか昨日とそっくりだし,つまらない.そして学校でようやく気付いた.これは同じ日を繰り返している.

ひとまず現実を受け入れ,製菓教室でのあゆみをフォローしたり.それにしても製菓教室にちゃっちゃと合格させてやれば願いも叶うだろうに1日を繰り返させたのは何故だろう.

なぜにループものに.それにしてもこの二人は適応力高いなあ.

あゆみの願いが雄司とずっと一緒にって感じだったのかなあ.それにしても無茶のない範囲で願いが叶うっていうのを逸脱しているような...

 

ー6 まだ続く昨日ー

今日も今日とて同じ火曜日.

ふとした拍子でつないでしまった手.あゆみと手をつないだのは何時ぶりだろうか.この胸のもやもやは何だろう.

留学に誘われはしなかったけれど,褒めてもらうところまではうまくいった.ちょっといつもより素直なあゆみに拍子抜けしつつも楽しい一日だった.こんな日が終わることにはきっとあゆみは恋をして留学が決まっている.そう思うと胸が締め付けられた.

 

ー7 落ちたお菓子ー

手伝ったお礼に強請っていた昼ご飯だったが,お弁当をあゆみは作ってきてくれた.お弁当という名のケーキだったわけだがおいしかった.きっと近いうちに留学が決まってしまうほどに...それはあゆみが離れて行ってしまうということ.祝福なんてできるのだろうか.そう考えると,ケーキ作りの手伝いをわざと失敗していた.醜い自分の心.自分の誇れるものをつくろうと懸命に努力するあゆみの心を踏みにじってしまった.あゆみのことを理解なんて全くできていなかった.久しぶりにあゆみの涙を見た.あゆみに涙を流させてしまった.あゆみが自分の居場所を望むのなら,たとえそれが願いの進める方向に逆らうことになっても藻掻いてもいいんだろうか.

スムージーと言えば,前にスペイン料理店で飲んだブルーベリーと豆乳のスムージーが忘れられない.

 

ー8 初めての......ー

あゆみは起こしに来なかった.ふと窓を眺めるとあゆみは来るか来まいか家の前で右往左往している.このまま離れたくなんてない.今日は自分から家を出た.

学校へは行かない.たとえあゆみが留学しなくったって,変わらない毎日はない.そう気づいたのだから.それでも話し合ってそんな毎日が繰り返す可能性があるのなら.繰り返す毎日の中で,イレギュラーがあってもいいと思った.

あゆみに連れられて行ったのはゲームセンター.狙った景品は取れなくって,取れたのはちょっとひどい髪飾りだったけど,そんなプレゼントでも喜んでくれて雄司も少しうれしくなった.

1日中二人で遊びまわった.もうケーキ作りを邪魔したりはしない.たとえ留学が決まったって願いの思い通りにはさせてたまるものか.

ケーキが再び落ちる.今度はあゆみの手から.あゆみはきっと自分の気持ちに気づいて気遣ってそんなことをしてくれたのだろう.

 

ー9 重なったものー

二人して手を繋いで帰った.いろんなところにデートをする約束をする.99%が100%になった.俺はあゆみのことが好きだ.初めてのキスはキウイの味がした.

 

ー10 本当の『お願い』ー

新しい朝が来た.幸せの青い鳥.ちょっとひねくれた神様が心の中の真なる願いを叶えてくれたのだろう.

 

ー11 エピローグー

今日もあゆみはなんだか変な髪飾りをつけて起こしに来た.

二人は同じような毎日を繰り返す.二人で登校して,二人でお弁当を食べさせあって.いつから恋人になったんだろう.わからないけれど幸せだった.

悪くはないけど良くもないって感じかなあ.すべてがあっさりしすぎているような...?