えす山の日記

自分用のゲームの感想日記とか

そらいろの感想(花子ワールド)

=共通=

ー7/1ー

健士は花子に起こされ,つばめは愛衣に起こされる日々.この数年間で,花子は部活の助っ人を頼まれるほどになっていた.腕はともかく.

ドジっ子のつばめ,しっかりものの愛衣.4人仲良しなのは変わっていない.

花子可愛くないか?可愛すぎるだろ!

先輩という二人に対抗できる自分だけの呼び名まで引っ提げおって...

幼少期に選んだ世界のヒロインに他のヒロインも引っ張られる感じかな?好き嫌い分かれそうだけど個人的にはめっちゃ好き.

 

ー7/2ー

理沙美沙ってすごい名前してるな.セツミ先生の声の人だよね?

喫茶「このえ」がつばめのお母さんが経営してるなら,もう確実につばめは七海と健次のお子さんだな.

 

ー7/3ー

キャプテンで出演してくれてうれぴよ.

 

ー7/4ー

林間のための水着を買いに,花子と買い物へ.

まだ分岐っぽくはないなあ.そんな早く分岐したら大変だろうしね.

 

ー7/5ー

中高生のころってテスト勉強どうしてたっけ.

右下のスイカが孵化したら分岐とかか?

 

ー7/6→10ー

テスト.

つばめママが七海だ~~~~こういうのすこすこのすこ.なんか声も大人っぽくなって感動してしまう.

やや分岐っぽいな.花子の部活見に行かずに,このえの店に行ったし.でもそのあと店に来てるしどうなんだろ.

 

ー7/11ー

The林間School.

たぶんつばめ,お腹にシソの葉貼られてて笑った.あんだけ七海も嫌がってたのに,自分の娘にはやるんかい.

人が変わっても,キャプテンが実行委員長してるんだね.

あれ?女将,多恵先輩では?どんな未来を辿ったラムネの世界かわからないけど,先輩も自分を見つけられてよかったね.

 

=つばめルート=

ー7/12ー

毎年恒例のフォークダンス.健士はつばめに手を差し出す.自分でも明確な理由はわからなかった.

 

ー7/15ー

なんとなくぎこちない二人.何度も目は合うが,普段何を話していたかもわからない.気が付くと目線はつばめに向いてしまう.

それはつばめも一緒だった.そんなつばめが自分の恋心に気づいたのは,理沙美沙先輩からの健士がかっこいいから取られちゃうかもという言葉がきっかけだった.母と父も幼馴染だったことを,ずっと一緒ではなかった,一緒にはいたけれど一緒じゃない.そんなことを聞いた.自分の気持ちははっきりとはわからないけれど,健ちゃんとはずっと一緒にいたい.そのために幼馴染以上のなにかが必要なんだったら努力しようと決意ができた.

七海の幼馴染談義ええぞ~.そうだよなあ.あんなことがあったんだもんな.

こういう甘酸っぱい初恋よきかな.こんな気持ちあったあったみたいな.メールの文面ひとつ悩んだり.結局寝坊してしまうドジっぷりもいい.

 

ー7/16ー

寝坊するつばめを一人何とか起こす健士.反省するつばめのリベンジの誓い.何故そこまで朝起こしに来ることに拘るかはわからないけれど,そんな景色を想像すると嬉しくなった.

 

ー7/17ー

早起きはした.しかし今日に限って超早く起こしに来た花子...それでもまだ次はあるから.

 

テスト返却も終わり,残すは終業式,そして明日から3連休.20日に何か用事がありそうだったつばめだったが,愛衣と花子に20日に買い物に誘われた.いつもの花子が提案して,愛衣が乗っかり,つばめに懐くパターン.しかしやっぱりつばめのことが気になった.

 

ー7/20ー

アニメの録画を忘れたと言って,雨の中帰る愛衣と花子.残されたつばめは雷に怯える.そんな素のつばめが愛おしく感じる.雨が小降りになり,二人々傘の下にいるとつばめの甘い香りに胸が高鳴る.

家につき,幸せな時間も終わる.ふと健ちゃんの肩を見ると,まるで傘なんてさしてなかったようにずぶ濡れになっていた.昔から,言葉で表さないからわからないけれど,みんなに,私に優しくって.そんな後ろ姿を見ているとますます健ちゃんへの気持ちが高まる.気づくと好きと呟いていた.そんな呟きがなんとなく雨の中健士にも聞こえた.

普通が一番だっ!いや普通ではないけど,こういうのが一番いいんだ...

 

ー7/21ー

今日は終業式.そして明日からは夏休み.クラスはそんなことで色めきだっていたが,健士の心にはつばめのことしかなかった.しかし少々ぎこちない二人.これからも毎日あるんだしと結局新谷と遊びに行ってしまった.

 

ー7/29ー

メリハリのない毎日.原因はわかっていた.誘いたいのにいざ誘おうとするとしり込みしてしまうもやもやした気持ち.

今日もまたつばめのことを考えていると,理沙美沙先輩からこのえへと呼び出された.明日と明後日バイトに入れない先輩へのヘルプの依頼.

受験生懐かしいなあ.1日だけやってみたい.授業して勉強して友達と話す.本当に勉強していたかは定かではないけれど.

 

ー7/30ー

軟派な客に嫉妬したり,キャプテンと話し嫉妬されたり.

その日,初めて人に作ったと言うつべめの手料理は本当においしかった.

 

ー7/31ー

今日で短かったバイトも終わり.またつばめを手伝いたいと思う健士だった.

 

ー8/3ー

台風が来る.落ちる雷で思い出すのはつばめのこと,あの日のこと.

雨に濡れながらベランダに出てみると,同じようにつばめも出てきた.なんでこんな日に.

運悪く,停電になってしまった.いつものどじっぷりを発揮し,電池が切れてしまったつばめの懐中電灯.あんなにこのえではしっかりしていたのに,健士の前だけではこんなにもか弱いつばめになってしまう.

つばめの泣きそうな声を聴いていると,自然とベランダを飛び越えようと思った.たった1.2mの距離.ここ最近はあまりに遠く思えていた距離を飛び越える.

子供のころから雷が怖くて,何度もベランダに出ていた.それでももし健ちゃんが出てきてくれなかったらと思うと怖くてなんにもできなかった.もしその時勇気を出していれば今の二人の関係は変わっていたのかなと言うつばめに,健士はあの時そうしてなかったから今こうしているのかもしれないと言う.過去は大事.だけど,決してやり直せはしない.その結果が,今,こうしてつばめの隣にいることなら.

あまりにも近かった距離のせいで気づいていなかったけれど,これが人を好きになるということなのか.

これはラムネをやっているからこそ光るシナリオだなあ.

 

ー8/5ー

好きという気持ちには気づいた.しかしだからと言ってどうすればいいのだろう.告白?それ以上に近い距離にいたのに?

愛衣と花子に誘われて,4人で海へ.気を利かせて二人になると,つばめは波にさらわれてしまった.溺れる筈なんてないのに,それでも心配で駆け寄ると,なんてことない砂に足を取られていただけ.昔のことが思い出される.初めて出会ったとき,同じように足を取られ,おぼれたと勘違いし,騒いでいたつばめ.そんなつばめの手を取ったこと.その手が大好きな人のものだったこと.ずっと昔からつばめのことが好きだったこと.

つばめを連れて行ったのはヤドカリがよくいる砂浜.二人でいることのきっかけとなった場所.幼馴染とかそういうのは全部言い訳にすぎない.健士は好きだとだけ伝えた.情けなくて,恥ずかしいけれど,それでもただ真っすぐに伝えたかった.日常の中に埋もれている一つ一つの大切なものに意味があったことに気づいたから.あとはただ待つだけ.待つことには慣れている.

健士も言ってるけど,人を好きになるって楽しいよなあ.

 

ー8/6ー

返事の伝え方に悩むつばめ.デートして告白する.当たり前だけど一世一代の誘い.

 

ー8/9ー

デート当日の花火大会.花火を見る前につばめを返事をした.好き,大好き.長なじみでいてほしい,恋人でいてほしい,ずっと一緒にいてほしい.今日が二人にとっての新たなスタート.

 

ー8/27ー

4人で宿題.変わったけれど変わらない関係.

こういう当たり前を描くのがすこ.

 

ー8/31ー

夏が終わる.来年は卒業だってある.変わっていく関係に不安はぬぐえない.変わらないものなんてないけれど,二人一緒なら大丈夫だと思える.二人で変わっていけるならそれもまた楽しみ.

やっぱりラムネをやっているからこそのところはあるな.子供のころから嵐の日には一緒にいた七海たちとそんなことなかったつばめたち.

 

 

=愛衣ルート=

ー7/12ー

恒例のフォークダンス.理由なんて特になくて,自然と口から出ていただけ.恥ずかしさもあるけど,愛衣の幸せそうな顔がたまらなく好きだから.花子やつばめにはない,なんというかしっくりくる感じ.

 

ー7/14ー

愛衣といつもより仲がいいことを二人に揶揄われる.妹なんだから他意はない.他意はないんだけど,ちょっとばかし恥ずかしい気持ちが二人には残された.

愛衣はそんな状況に嬉しさを嚙み締める.まだまだそんなことはないだろうけどもっと頑張ろう!

愛衣もたいがい抜けてるところあるよね~

 

ー7/15→17ー

張り切っている愛衣だが,少々空回り気味.それでもそんな様子がとてもかわいくてドキドキしてしまう.

 

ー7/18ー

花子とつばめがアポなしお泊りにやってくる.

愛衣も変わらずと言うか,花子と愛衣の健士の取り合いは続く...ネックとなるのはやはり兄妹という関係.

勢い余った愛衣は妹をやめるという宣言をする.お兄ちゃんのことが大好きだから.止めようのない真摯な想いが伝わってきた.そして結局お泊りは中止になった.

 

ー7/21ー

あれ以来ひっそり息をひそめた愛衣の大胆な行動.そんな様子が余計にあの時の気持ちが本気なんだと伺わせて,健士もどぎまぎしていた.

明日から夏休み.結局ネックになるのは兄妹という関係.二人の長年積み重ねてきた時間.

こんな状況に,つばめと花子も脱幼馴染,脱後輩宣言をし,健士に好きだと伝えた.

 

もう妹じゃなくなったんならと,花子は愛衣を家から連れ出そうとする.愛衣がいなくなる,そう思うと自然と声が出て,追いかけていた.ハレンチでも何でもいい,離れたくない.愛衣はお兄ちゃんと言う.それでいい.妹だから一緒にいたい.妹じゃなくても離れたくない.ただ愛衣と隣り合っていたい.妹だから好きになれた.兄だから好きになれた.繋ぎとめた手を見た花子とつばめは本当にうれしそうな笑顔を浮かべた.

 

えーあまりに愛衣ルート微妙じゃないかなー.

 

=花子ルート=

ー7/12ー

花子に流されるまま一緒にフォークダンスを踊る.ロマンティックのかけらもないフォークダンスだったけれど,初めて花子の手をちゃんと握った気がする.

 

ー7/21ー

夏休み開始.最近特に花子と仲がいいことを揶揄われた.

 

ー7/25ー

花子のテニスの練習を見学(させられる).上手さはともかく,頑張りは伝わってきて,花子らしさが感じられた.昔のように先輩もしたらいいのにという花子の言葉はどこか尾を引くものがあった.

 

ー7/28ー

明日から花子のバレー合宿を見に行くことになってしまった.

健士,人が良いな

 

ー7/29ー

花子はどうやら健士が合宿の手伝いを受け持つとバレー部に話していたらしく...帰ってもよいところだろうが,花子の肩身の狭さも考え手伝うことにした.

ドタバタ騒ぎの一日.キャプテンの策略で一緒の寝室を用意され,花子は健士に,健士は花子に愛を伝える.とっくにそれまでのステップは経ていて,ただの確認かもしれないが,二人の関係を変える大きな一歩になった.

これで終わっちゃうとすっごいげんなりしちゃうけど…

 

ー8/16ー

花子の部活を見て,デートをして.そんな日常が毎日のようにこれからも続くと思っていた.

今日の花子はいつもと違って激しいプレイが多かった.いいところを見せようとしているのだろうか.この前健士が助っ人に復帰すると勘違いさせてしまったことが原因だろうか.

 

結構日常パートはさんでたし,もう一波乱来るとは思っていましたが...なんか不穏だな.

 

ー8/18ー

花子のプレイが不安に思ったので,強引にはしないように釘を刺したが,前回以上に張り切っている花子.そんな花子を見ていると不安が止まらなかった.

昔,助っ人に駆り出され,それを求められ感謝され.そんな毎日が好きだった.それでもある日,頼まれた勝敗を気にする試合で負け,その責任を理不尽にも押し付けられた.それ以来助っ人家業は誰になんと言われようとやめた.

花子にそんな理不尽を味わってほしくなかった.しかし根明な花子ならそんなことは起こらない.そうとも信じられた.

練習後,改めて花子に注意すると,花子は怒りを顕にした.どうしてそんなことを言うのかとつぶやく花子の表情はあまりにも辛そうで,そこから会話は続かなかった.あれ以来,初めて開いた二人の距離.

 

ー8/21ー

あれ以来花子の助っ人を見続けているが,行動はエスカレートするばかりで,誰の目から見ても花子は浮いていた.二人の空気もギコチナイものになる.

花子が健士を好きになったきっかけはやはり,助っ人で活躍する姿への憧れだった.助っ人をやめてから一緒に過ごす時間が増えたのは嬉しかったけれど,それでもまた助っ人をしてほしかった.そしてその気持ちはやがて自分が復帰させてみせるよ言うものに変わった.きっと先輩にはそれだけの理由があるのだろう.そんなことはわかっている.それでも自分にだったら,最も親しい関係になったのだから,自分には教えて欲しかった.

同じことを健士も思う.二人の関係なんだから,素直な花子だったら,ありったけの気持ちを教えて欲しかった.きっとこのままだと愛衣やつばめに気づかれる.気づかれること自体はそれでいい.しかしそのことできっと花子は傷つくから…

 

ー8/22ー

会話のためわざと遅刻したが,今までのような会話は続かない.花子は自分が助っ人をしてきた理由を気づいてくれたら嬉しいと言った.

試合中,花子に笑顔はなかった.喉がやけに乾く.嫌な予感がした.

花子はしっかりと活躍した.観客に褒められてもいた.しかしそれは本来の花子のサン会議ではない.

 

帰り道,花子はただ謝る.じぶんの決心を実らせることができなくて,その気持ちがひしひしと伝わってくる.そんな花子に次も見に行く約束をする.それはただ花子が視たいから.花子のそばにいたいからと.

 

ー8/25ー

試合前に出会ったキャプテンにアドバイスされた.お前のやるべきことはわかっているだろう.それは花子のスーパーマンにいつもいてやることだ.完璧じゃないけれど余裕しゃくしゃくな顔で,花子のそばにいてやることだと.今の花子の礎を築いたのはそんな健士だからと.

以前のように,澄ました顔で冗談を言うと花子は笑顔になる.それだけで何よりもうれしい.今日は頑張れじゃない.楽しめと声をかけた.

 

二人はお互いに気持ちを打ち明けあう.

どうして助っ人を始めたか.それは先輩に前のように稼業をして欲しかったから.先輩と付き合うようになって,なにか先輩にしてあげたかった.先輩に前のように憧れの先輩に戻ってほしかった.そんなきっかけが自分にあればすごく嬉しいなと思って.

健士は感謝しながら,助っ人をやめた理由を,そして花子にそんな経験をさせたくないと怒っていたことを話す.

終わってしまえばちょっとしたすれ違いで,二人なら順調にいくはずがないから,あるべきはずのことで.

 

ー8/28ー

今日の試合は前のように明るく煩い花子に戻っていた.

 

ー8/31ー

久々のデート.遅刻するわけにはいかないと気合を入れて早起きしたが,愛衣の代わりに新聞勧誘を断り,さらにいたずらがばれたことで呼び出されれ,そして溺れた少年を助けたことで,他にも使ったことのある言い訳ので気ごとの数々で劇的に遅刻してしまう健士.

それでも花子は怒らなかった.それは前に健士が花子の遅刻を怒らなかったから.その時今は関係が違うと言っていたように二人はもう恋人だから.

健士はもう一つ遅刻を謝る.それは告白の遅刻.

駅前の円の中,二人の影はまるで時計の長身と短針のようだった.時間は約束の5分前をさす.花子はいつもの言葉を促す.「ふう,間に合った」

 

途中,このまま終わるのかとドキドキしたけど,良い感じに終わって良かった...終わり方めっちゃ好き.

はっきり言ってしまえば平坦かもしれませんが,それでも当たり前にあるすれ違いを描いていて個人的には好き.気持ちなんてどれほど距離が近くてもわからないことが普通ですからね.家族ですら.

たまたま見ていたあんころもちさんパートの3人のお泊りの絵がすこ.