えす山の日記

自分用のゲームの感想日記とか

キサラギGOLD★STARの感想(命ルート)

=命ルート=

小動物に味が濃すぎるものあげてんじゃないよ!!二見!!!

二見が行くところのヒロインがスランプになってるなら,二見が原因説ないか?

 

ー9/25ー

命は悩んでいた.それは腕輪のために絵がうまいというよりはむしろ何のために描いているのかというものなのかもしれない.

 

ー9/26ー

母の再婚を祝うプレゼントのためバイトを隠れてする命をみつけた.

 

ー9/29ー

命は少し機嫌が悪そうだった.理由を聞いてみると,母が再婚は命の卒業までしないと言い出したことが原因らしい.しかし命には三人一緒には暮らせない,そういう決意があるようだった.そんな命から恋人になってくれと頼まれる.

やはりそれは母と再婚相手が理由で,大好きな母を心配させないためであった.つまるところ恋人のふり.二見の考えはひとまず保留であったが,命はどうも断られる可能性は微塵にも感じていないようであった.

え,まーくん,命が産まれた時から命の家で飼われてるの?そろそろ死ぬじゃん...つら...

 

ー9/30ー

結局命の押しに負けて手伝うことになった.

 

先に家に行く二見.もともと病弱だった命の母は母で命に金銭面で無理をさせていることを心配していた.

結婚を前提にお付き合いしています.ちゃんと言い切ったが,命の母の方が一枚上手であった.キスしてみてと言われ,命もそこまではできなかった.

命のお母さま,お綺麗...

それにしても命さん,二見に対してあたりきつくない?

 

ー10/1ー

まーくんになって倒れる命を見る夢を見た.直後まーくんが一匹で走って家に来る.現実的ではないが,あまりにも不安で思わず駆けだしていた.

案内された先には夢と同じように,命が倒れている.軽い貧血だったようだが,病院はともかく,母にまで報告はしないでくれと命は言う.母は私のために働いて病気になってしまったから,だから私は一人で立たないといけないんだ.そう強く思い込んでいた.

命はすべての事実を話す.命の母は実は産みの母ではなく,実の母の妹であること.若い貴重な時間を自分が奪ってしまったから,今からでもそれをできる限り取り戻してもらいたい.その幸せに自分がいてはいけない.頑固で,決めたことをどんなことでも一人でやり切ってしまう命を,心の底から支えると二見は決意する.

あれ?ちょっとよさげな話?

気になって調べたらオコジョの寿命長くて7年とかだった.まーくんなにものだ??

 

ー10/2ー

命の母は昨日のお礼を言いに来た.命の母は命がどんどん離れていくことをさみしく思っていた.血のつながりがやはり必要なのかと.

命の実の母について語るおばさん.画家の先生との許されぬ愛.本当に愛していたからこそ,妊娠が発覚するや否やその人の前から姿を消した.親の身勝手で生まれてくる我が子にどうか強く生きて欲しいと命と名付けた.そしてすぐ,ずっと命を心配しながら亡くなった.はじめは子育てに苦労したけれど,命が本当の母のように慕ってくれ,また同様に本当の娘のように可愛がった.

どんどん成長して,貧しい家庭を鑑みて自分の力で特待生編入を決めた.それはとてもうれしかったけれど,同時に親としての無力さがどうしようもなく虚しかった.もっと親として何かをしてあげたい.そうおばさんは言う.

命も途中から偶然それを聞いていた.二人は隠していた感情を明かしあう.どれほどお互いを愛し合っているかを.そしてついに命の母は再婚をすることを決心した.命と,命の周りの支えてくれている人たちを信じて.

 

命が前をどんどん進んでいくなら,自分はそれを後ろから支えたい.そう思い,気づけばその言葉は口から出ていた.

いいはなしだなー.涙ウルウルですよ.

このゲーム1ルートとても短いですね.まだ終わってないのは百も承知ですが.

 

ー10/3ー

母へのプレゼント選び.

この霧島とやらが例のあいつなんですね!?

 

ー10/5ー

何か隠している様子の命.どうしても避けられないプリントの束のため一緒に帰ることはできない二見.

やはり命は母へのプレゼントに絵を送ることにしたようだった.避けていたのは一度それを提案した二見に悪いと思ってのこと.母の結婚式を想像しながら描く,その場所は家というわけにはいかず二見の家で行うことになった.

月詠祭は大丈夫なんかい?

 

ー10/8ー

前々から何度も命について悪気なさげに悪くいったり,探ったりする少女がまた二見のもとにやってくる.

 

命は月詠祭の絵よりもむしろ時間のない母の絵のほうがてこずっていた.式は明日.今日漸く完成した.

さっそく母に渡すと,大変喜んでくれた.

結構あっさりだなあ.

そういえば戸籍はどうなってんだろう.

 

ー10/9ー

またしても例の少女が.1年の霧島冬理という少女はまた尋ねると言い,伝言もなしに立ち去って行った.

 

明日,引っ越しをする命の手伝いをしていると,偶然に産みの親の形見を見つける.二見と出会う前ずっと持ち歩いていた小さな白い布.二人の出会いは川に飛ばされてしまった布を二見が拾ったことがきっかけだったようだ.この布は母が父からもらったキャンバスの布.今はもう絵は消えてしまっているけれど,きっとそこにはなにかが描かれていたのだろう.なぜだか二見はその絵を見たことがある気がした.

霧島ねえ...この布じゃん...

 

ー10/10ー

引越しの日.

悲しいね;;

 

ー10/13ー

命と話していると,例の冬理がやってくる.彼女はやはり命を目の敵にしていた.それは冬理の父が命の父でもあったからであった.彼女は月詠祭の審査員に父が入っているから,命の存在を気づかれぬために絵を出展しないようにと求める.知らず知らずのうちに似ていた画風のために.

命は一人で何かを考えたいと言い帰寮した.

何が悪いって父親が悪いんだけどね.結婚してからの浮気は本当にいけないよぉ

 

ー10/14ー

命は絵の出展を悩む.留年に,奨学金の取り消しがあるかもしれない.それでもそう思うのは自分が今生きているからである.堕胎することもできた母は無理を通して命を産んだ.だからそれに倣えばそうすべきかもしれないと.二見は命を支えることしかできなかった.

 

再び冬理が尋ねてくる.話すのは命の母が,命が絵の勉強ができるように父のいない霧島家に金の無心をしたようであった.結局断られ,それ以上なにかいうこともなかったが,それ以降冬理の母は体調を崩すことが多くなり,そのことを冬理は恨んでいた.

 

話を聞いて,命はもう絵が描けなくなっていた.自分の絵はエゴに過ぎない,そう思うと命は言う.改めて二見は命にとって絵は何たるかを問う.巫女おてゃやはりわからないというが,もしかしたら絵ではなくても,自分をぶつけられる何かならそれでよかったかもという.

二見は我慢ならなかった.命が本当に楽しそうに絵を描いていたのを二見が一番近くで見ていたから.

誰も傷つけたくない,そう言いながら泣く命のもとに,本当なら一緒にいたかったが,今の状況ではそれもできなかった.

命がこう思う気持ちもわからんでもないけど,それはダメというかやめてほしいというか.無理を通して産むっていうのは,悪いのは種馬のほうなんだから...もとを糺せばちゃんと認知するなりすべきだったんだろうが.

わかってるんだろうけど冬理が恨むべき対象は命じゃなくて父親なんだよなあ...糞種馬が浮気したせいでよぉ...冬理のやつあたりもまあ16歳ってことを考えると許されるかなあ.

誰も傷つけたくないなんて命はいうけどそれは無理だよ...だれかしら傷つけながら生きているんだから,本当に命が言うように死ぬしかなくなっちゃう.

死ぬなよ...まーくん...

 

ー10/15ー

命の絵が盗まれていた.鍵をかけ忘れた先生にも責任があると成績のふりにはならないらしいが...冬理は何か知っているようだった.

命はどこかほっとしているという.しかしその顔はどこか寂しそうであった.

 

まーくんの夢を見て,不意に命に電話を掛ける.電話に出たのはルームメイトだった.どうやら命は帰宅していないらしく,急いで探しに出る.

家の前には冬理がいた.冬理も命を探している.二見は冬理にあたってしまう.

 

もしやと思って向かった美術室にはまた冬理がいた.

命の実家で,命の母に電話を掛けようとすると,その暗闇の中で白いまーくんが光っていた.意識が途切れる.

まるで自分がまーくんになったかのような視点で,その先に命がいた.命はまーくんに絵がなくなったことが悲しいと話しかける.二見に言われたように自己を,母に拾われた自分を描いていた絵.本当の母に違いないのにそんな絵を描いた罰が当たったかもしれないと呟く.そうしてまーくんの目は閉じられる.

目を覚ますといつの間にかその場に立っている.目の前の命をぎゅっと抱きしめた.命はおdこか心のうちに家族を探していたかもしれないと言う.お母さんはお母さんだけれど,実の父母に会いたいと気持ちは実際あったし,そんなことを考える自分が嫌だったと.家族って何なのだろう.二見はなにもわからない.違う環境で育ってきて,全く違う人間である.ただ一つ言えることは二人は家族になれるということ.二人は永遠の愛を誓う.自分が背中を守るから,命は前だけ向いていればいい.

なんとか命が自作自演にしたことにしないか?

 

ー10/16ー

しばらくの外出禁止でことは落ち着いたらしかった.

美術室に行くと,なぜかそこには無くなったはずの命の絵があった.

遅れてやってきた冬理は頭を下げて謝る.ただもう一度あの絵を見たかった冬理はこっそりと夜に美術室に向かった.偶然開いていた鍵,電気をつけてみるのもバレるようで,一度家に帰ってみることにした.そしたらあんな騒ぎになって...彼女は命の出展を認める.罰はそれ以外でも受ける.はなから心の底では出展を否定していたわけではなかった.本当はわかっていた.それでも家族をなんとか守りたくてあのような暴挙に至ってしまった.

命は優しく妹の頭を撫でる.その気持ちは誰よりも命がわかっていたから.

命は出したい絵は他のものだと言う.それは長屋とみんなの絵.この絵がなくなって改めて気づいた大切なものを,自分らしさが満載の絵を.

絵が描けていなかった冬理は命の絵を描きたいという,これからはこの美術室には3人でいることとなった.

冬理はなんか知的っぽいけどかなり頭があれなんですね.借りたつもりだったなんて通用するわけなかろうが!

冬理も絵が描けないほどだったという条件を入れるってことは冬理ルートあるんだろうな.

 

ー10/20ー

命の絵を見つめる初老の男性.彼は命の絵を心底褒めていた.かつての弟子にこのような絵を描く女性がいた.その女性はキャンバスの端の絵を気に入り,それを破いたものをずっと持ち歩いていた.男性の心を打った彼女の絵を思い出させる絵だと言う.このまま進みなさい,そう言って名を聞いた彼は,命にできることはないかという.何もありません.それを聞いた男性はさみしそうな眼をしてすぐ元の優しそうな顔をして去った.きっとこれでいい.そういう命の腕輪はきらきらと輝き始める.

一瞬の出来事であった.気が付くともうまーくんはいない.命は一生懸命まーくんを探すが,二見は何故だかもう帰ってこない確信があった.ふと思い出す.あの時川から拾った白い布のことを.命にその布を見るように促すとそこにはずっと大切にしていたまーくんがいた.おとぎ話のような話.光がくれたちょっとした後押しだったのかもしれない.

 

ーEPー

今日は待ちに待った記念の日.命が卒業して,長屋に,二見の家に帰ってくる日.

 

なんかもやもやが残るシナリオだったなあ.まあ翼よりはましだったけれども.