えす山の日記

自分用のゲームの感想日記とか

キサラギGOLD★STARの感想(沙弥ルート)

=沙弥ルート=

ー9/24ー

月詠祭のフィナーレを飾る歌唱.沙弥はそれに選ばれたが乗り気ではなかった.岡部先生からはその原因を探るように依頼される.当然二見自身も気になっていたし引き受けると,紛いなりにも月詠祭にかかわるのだからと,伝承に関する冊子をプレゼントされた.

 

これわざと棒読みなのかな?いやな棒読みではないけれど...

 

ー9/25ー

駅前で眼鏡に帽子をかぶった少女が弾き語りをしているのを見かける.明らかに沙弥だった.

その歌声は眠りにつくまでリフレインし,夢の中でもその声が聞こえる.月明かりの下歌を歌う少女に向かって,ぬかるみを進み続ける...

 

ー9/26ー

今日もまた駅前で沙弥を見かけた.学院をやめろという男性と後輩の久遠三日,思わず声をあげてしまい,お互いにばれてしまう.

男性は芸能プロのスカウトらしく,三日もその指導を受けているのだが,沙弥との関係は誤魔化されたままになった.

 

そしてまた夢を見た.ギターを弾く夢.そういえば昔はみんなからいろんなことを習って何事もそこそこできたっけ.昔はたくさん夢があった.目の前の沙弥は池の中の満月へと消えようとした.

きっと寝る前に読んだ伝承のせいだろう.

沙弥は月の人説というか守るべき人なのかな?

 

ー9/27ー

どうしてこんなことをしているのかと聞くと,沙弥は歌うのが怖くなってしまったという.歌である人を傷つけてしまったから,同じように二見たちを傷つけたくないから.なにかを伝えなくてはいけない,二見はそう思った.だからただ,二見は沙弥の歌で幸せであることを告げる.

 

今日の夢の中でも,二見は沙弥に自分のために歌ってほしいとお願いをしていた.なんだか無性に沙弥の顔を見たくなった.

 

ー9/28ー

奈々子さんに胸のもやもやを相談すると,それは恋だと助言される.そんなはずはない.沙弥とは親友だから.それでも沙弥の横顔を見ているとその同年代と比べても少し幼い顔が綺麗に見えて,自らの恋心に,かつての憧れが初恋だということに気づいた.

 

ー9/29ー

沙弥が悩む二見を気遣って,キーホルダーをプレゼントしてくれた.

 

ー9/30ー

今日も駅前で歌う沙弥を見に行く.都合よくいたスカウトは沙弥に学院をやめろといい,二見は思わず割って入ってしまった.

沙弥は二見を馬鹿にするスカウトに我慢ならず言い合いになる.そして勝負が決まった.歌唱とプロデュース対決.

 

ー10/1ー

勝負は跡目争いをしている洋菓子店二店舗で,どちらが先に洋菓子を売り切れるか.勝負は明後日.

 

実は沙弥は絶賛スランプ中らしく,それもまた月詠祭を断った理由だったようだ.

いちかも応援してくれているし,さすがメインヒロインって感じはする.

 

ー10/2ー

二見が作詞することに.沙弥に歌ってほしいことを,今一番大切な気持ちを込めればいいと沙弥は言うが,そう聞くとやはり恥ずかしさMAXな二見であった.

完全に脈はない様子ですが,二見大丈夫かな?全力で応援する,親友なんて勝ち目はないような...

 

ー10/3ー

勝負当日.買ったのは沙弥陣営である.

勝者である二見は歌詞の真意をみんなの前で司会の奈々子さんに尋ねられる.勘違いを含め覚悟を決めた告白.二見は沙弥の驚きの次の表情を見ることが耐えられず逃げ出してしまった.

 

追いかけてきた沙弥は踊ろうと言う.沙弥はみんなといえども嘘をついているかもしれない,恋とかはわからないけど,もし歌詞のような恋をするなら二見がいい,それでもいいのかと聞く.晴れて二人は恋人になった.

三日も月の力貰ってるでしょ.

歌手というよりアイドルだな.あんますこじゃない.

脈,あったねえ....

 

ー10/6ー

やっぱりキスが一番いいや!

 

ー10/7ー

沙弥は月詠祭の件を引き受けることを岡部先生に伝える.二見の作った歌を歌い,誰に聞いてほしいかがわかったから.大切な人に歌いたいという気持ちがあれば,たくさんの人の前で歌う勇気も持てるから.

 

ー10/13ー

いちゃいちゃしていた一週間.今日からは月詠祭の準備に忙しくなるらしい.その特別講師とやらは,かつてのスカウトで...

母は何を知っているんだ…

 

ー10/14ー

沙弥は何かを隠している.眠りながらもっと遊びたいと言って涙を流していた.

 

ー10/15ー

岡部先生は自分も付き添っているから例のスカウトは気にしなくてもいいと言う.そうなるとやはり曲目であろうか.曲目ばかりは二人の秘密になっていた.どうも嫌な予感がする.

 

月詠祭.それは平安時代,貴族の男性は池の畔でそれは美しい女性に出会い,求婚する.付き添いの母は結婚の条件として6つの宝を求め,ついにそれを香奈枝二人は契りを結ぶ.しかし幸せは続かなかった.月に帰る運命にあった女性を見送り,男性は名月の季節のたびに笛を奏でた.

別れることはわかっていたのに自分勝手だと言う沙弥と,それでもやはり恋心を伝えるであろうという二見.今の時代なら月まで会いに行けるのに,そう二見は言った.

 

ー10/16ー

沙弥の様子を三日に聞くが,彼女は冷たくあしらう,ただもうすぐ月に帰れると言い残して.

 

練習を終えた沙弥をつれ,デートに行く.学院や月詠祭から離れている事実にほっとする.

路上歌手に頼み込みマイクを借り,即興パフォーマンス.沙弥の楽しそうな顔を久しぶりに見ることができ,それもまた救われた気持ちになった.

土手を歩きながら,沙弥はもし自分が遠くに言ったらというもしもの話をする.でもそれはいつか来るであろう話.今すぐは無理だけれど,自分が幸せにしてもらったように沙弥が他の人を幸せにするのならきっと受け入れられる,それが二見の答えであった.

 

ー10/17ー

昨日の朝帰りがばれ,しばらくの接触禁止を言い渡される.その件を沙弥の両親に謝罪に行くが,どうも通報したのは二人ではなかったようだった.それに月が授けてくれた大切な子とはどういうことなのか.言いつけを破り,沙弥を探す.

そんな二見を見た三日は,二見のことを伝承の男のようだと言う.

三日につれられ,スカウトの男と話す.彼は沙弥の兄.そして月の住人.川を下る.

~~

初めて下ったのはタイムカプセルを埋めた日の事だ.父の働く宇宙センターに忍び込んで.あの日は瞳と命と翼といちかで計画して,大好きな和菓子屋のおじさんとおばさんの子供が欲しいという願いを聞いて,そしてその話を聞いた父にもお願いされて,8人の願いをいれた.そこに沙弥はいなかった.けれど確かに一緒にタイムカプセルを埋めたはずだった.

 

湖畔では少女が歌を歌っていた.話しかけても答えない少女に,ぎゃおーというとついには泣き出してしまう.

少女の母のような女性は,少女がまだこの国の言葉を知らないと説明する.だからただ二見と沙弥という少女を繋ぐのはぎゃおーという言葉だけだった.

結局埋める場所を決められず,女性に諭されるまま今日はいったん帰ることにした.

 

それから二見たちは沙弥をたびたび訪ねた.時には町にでかけて和菓子をおじさんたちにもらったり.歌を聞かせてもらったり.

 

十三夜,沙弥のお母さんの十六夜さんに呼ばれる.その日がタイムカプセルを埋めた日だった.十六夜さんは沙弥と遊んでくれたお礼に,国に伝わる秘宝をくれた.ちょっとだけ力を授けてくれる腕輪.タイムカプセルの願いを叶える後押しを.そしていちかには一人の護衛を.十年後,タイムカプセルを掘り返すその日まで.

十六夜さんは最後の願いとして沙弥を二見たちに託す.それは将来歌姫になるための修行.歌で二見たちを幸せにするための修行.その約束も十年後.

十六夜さんが歌うとすべてを忘れてしまった.

 

そして沙弥は和菓子屋の娘になった.

~~

全て思い出した.沙弥の兄はもうこれ以上関わるなという.十三夜になればすべて優しく溶かしてくれる,そう言うが二見にそんなつもりはなかった.

 

わかってたけどものすっごいかぐや姫.二見の父はどうなったんでしょうか.

たぶん沙弥の両親(おじさんたち)は沙弥が本当は娘じゃないと気づいているんだろうなあ,原作かぐや姫と同じで,特にかぐや姫という話がある現代だからこそ.その気持ちを考えるとぐっとする.

 

ー10/18ー

あれ以来沙弥とは会えていない.そのことを相談するとみんなは当然のように力を貸してくれる.

 

夜,学院で沙弥は悲しそうに歌っていた.もう会うつもりがなかったと沙弥は言う.

沙弥はすべての真実を語る.自分が月の住民であることを.そして明後日十三夜に月に帰ることを.突飛な話だった.それでも三日や沙弥が使う不思議な力を目の前に,信じざるを終えなかった.

沙弥は感謝を告げ,二見たちのもとを去る.

沙弥の声優なんとかならんかったんか?

 

ー10/19ー

沙弥は失踪,代役は三日ということになっているらしい.

 

何故かすべてを知っているいちかはフォローはするが結局は沙弥の気持ちを変えなければならないと言う.

喧嘩するしかない.それがみんなの結論だった.大人になるにつれ,和を保つため何かを隠しはじめていたみんな.それは沙弥だけではない.時にはぶつからねばならない.

 

本当はあの洋菓子対決で終わるはずだった,兄と三日には勝てないはずだった.だからせめて二見の歌で幕を引こうとして,それがなぜか勝って,二見と結ばれ,人を幸せにする喜びを知った.二見を幸せにして,腕輪が光った.あれ以来腕輪が光る気配はない.

 

ー10/20ー

父が愛用していたギターを取り出す.沙弥に対抗する方法はただ一つしか思い浮かばなかった.今度は二見が沙弥に歌う.

 

おじさんとおばさんは沙弥のことを薄々察しているようだった.それでも家族という気持ちは揺るがないと,沙弥を願う.

 

光が降る.あの時,沙弥と出会ったときの光.

沙弥の歌を聞き,正気を保っているのは二見たちだけであった.光る腕輪が後押ししてくれるかのように感じる.

立ちふさがる三日と部長たち.万事休すを救ったのはいちかであった.月の力を持ち,誰よりも沙弥の近くにいたからこそわかることがあると.

二見はただ精いっぱい歌う.みんなが沙弥を呼ぶ声が沙弥を正気に戻す.

遠藤沙弥が選んだのは二見たちであった.突如現れた十六夜は,沙弥を認めた.それは歌の力の使い方を学ぶためにこの星へと修行しにきただからだった.力と関係なく,想いで人を幸せにするための修行.もちろん,月では争いが起きている.しかし無理強いするものでもないと.

沙弥は改めて月に向かうことを決めた.自らの歌で幸せを届ける夢を叶えるために.それにはどれほどの時間がかかるかわからない.だったら二見も覚悟を決めるだけだった.幼馴染で,親友で,恋人の沙弥を忘れない.ずっとずっと待っている.沙弥を思って,歌い続ける.ピアノを弾く.絵を描く.素振りをする.この腕輪が6人を繋ぎ続けるから.

なんか微妙だなあ...なんだろうね.うん.

 

ーEPー

再び秋がきて,二見は母といちかと3人で暮らしていた.

今日もまた6人で登校する.