夜ちゃんきゃわ~
ー1/7ー
どこか悩みがある初雪の些細な異変に気付いた夜.
=Chapter12=
ー1/13ー
珍しく夜からメールで呼び出される.要件は級友が紹介してほしいということについて.シャワー室の件,そして以前プレゼントをもらったこともあって,誘いに応じることにした.
ー1/15ー
呼び出されたミクはかつて亡くなった2歳上の兄にそっくりだった初雪にありのままを伝える.しかしそんな大事そうな話も初雪にとってはどうでもいいことだった.おにーちゃんなんて呼ばれたくはないし,面倒な女に付きまとわれたくはない.さっさと切り上げようと思っていた.しかし彼女からは反魂香が漂う.
結局,ミクは夜と仲良くしているからと初雪に近づいていたらしかった.夜への復讐と彼女はは露木に伝えようとするが,しかし初雪は走り出していた.コノハサクヤがいた.追いついたサクヤは夜に注意しろと言う.そしてサクヤを殺してもランは戻らないこと,そして夜に近づくことでランの正体を知ることができると...
ミクちゃんに立ち絵がある!でもごめん!自分の事名前+ちゃんで呼ぶ人は性別問わず苦手なんだ.
ダバダバの曲,好きになってきた.
=Chapter13=
ー1/19ー
三日間,夜が無断欠席.そして最後に出歩いていた初雪が疑われる.当然のように見舞いに行くこととなった.
夜が通っていたスケート場には匂いが立ち込めていた.反魂香ではなく血の.見てみると椅子の下には血塗られた蛙が鎮座していた.
スケート場にいたかつての不良は夜が呪いの姫と呼ばれる由縁について語る.世界大会でライバルを呪って怪我をさせ,自らもまた怪我をしてしまった,そういう突拍子もない話.
夜を訪ねると体調不良だと彼女は言う.あの日,あの後,何ともなかったという彼女がどうにも気がかりだった.
ー1/20ー
ミクを待ち伏せしあの日のことを聞く.ミクが話すのはやはり呪いの姫の話.そして彼女が蛙に何かをしたことを.
夜,スケート場でいろいろと考え事をまとめていると,一人の少女がやってきて蛙を刺し殺した.復讐のためゴーストを呼び出したい.彼女は自身をナイトメアと言う.彼女はかつて夜に付きまとっていたゴーストだった.確かにゴースト,しかしあまりにもその姿は夜に酷似していた.
蛙の刺された声が滑稽.
ー1/21ー
夜を訪ねるとそこには...うさぎの着ぐるみを纏う夜がいた.
夜の部屋からは反魂香が漂っていた.誰かからもらったリラックス効果のある香と彼女は思っているようだった.即刻使用を止める.
あずまと呼ばれることを否定しないナイトメアは復讐を遂げようとする.成し遂げる前に切り伏せた.一刻も早く夜に状況を確かめる必要がある.
嘘をついている.あずまと呼ばれたことを否定しない彼女はおそらく夜の過去の生霊,だからこそ夜は反魂香を知らないはずがない.当初は確かに何も知らなかった.しかし夢に過去の自分が現れ,ゴーストが現れ,そしてその姿を見て気づいた.私はやはりこの街を憎んでいる.
呪いをかけたといわれ,それでも負けじと世界大会に出場し大けがをした.周囲は同情はしなかった.それどころか呪いの報いだと糾弾した.もう夜は滑れなかった.夜はこの春,この街を発つ.この街はあまりにも生きにくいから.それまでに証明したいと彼女は言う.誰も呪っていないと,誰にも呪われていないと,ちゃんと私は滑ることができるんだと.誰にも負けたくなんかない.滑りたい.初雪は彼女を手伝うことに決めた.
夜,かわいい.
あの剣って綾ルートのだよな,どういう時系列だよ,と思ったら去年の話だったわ.
ー1/26ー
ナイトメアは消えていなかった.ゴーストを使役すればなんてことはないだろう.しかし...
ー1/27ー
炉辺の占い師が言うに,生霊は本人を止めるしかないと言う.
夜はきっと自覚している.ナイトメアがリンクに呪いをかけていることを.狂っているようで狂ってはいない,まるで自身のような彼女.現に彼女は今もなお反魂香を使用している.
ナイトメアと夜の姿が重なる.夜は謝罪を繰り返した.本当に復讐するつもりなんてなかった.それでもけがをさせたと言われる選手の妹のミクに再び糾弾され,まだ自分が恨まれていることに気づいてしまった.何もしていないのに.だったら...自分も恨むしかないじゃないか...
ナイトメアに本当の呪いを見せる.自身を呪うちゃちなものではなく,他者を呪う本物の呪いを.お節介な彼女への恨みとして.
ナイトメアは泣いた.泣くつもりなんてなかったのに,初雪があまりにも優しくて.一度もなくことなく耐え続けた夜が涙を初めて流した.失われたものを取り戻そうと必死に生きる夜と自分が似ているから,だからお節介にもなってしまうと語る初雪.でもそんなことは無意味だとも.それでも,それでも取り戻したくて.
ランと夜は似ていた.お節介なところが,どこか何かを隠しているところが.ランと向き合っていれば何か変わったのだろうか.いつの間にか自分の告白になっていた.きっと復讐だけを残し,初雪はこの町を去る.その前に,何か一つくらい綺麗な足跡を残したいと願う.
このルートすこ.
=Chapter14=
ー1/29ー
夜とともに,以前のパートナーに本選に出るよう依頼する.
ー~2/18ー
日常パートの夜かわいい.かわいいーーー.ただちょっと長いな.
=Chapter15=
ー3/1ー
夜が呪いの姫だという旨のビラがまかれていた.文面からするにミクではないがいったい誰が...
当の本人は驚いているようだったが,挫けたりはしていない様子だった.
オーナーに依頼していた反魂香の出どころの調査が完了した.あの占い師が犯人.しかし彼女はサクヤに近い,いわば初雪の敵らしかった.ではこのオーナーは味方なのか?ランの正体を知っているのではないか?
ランの正体は,夜と接するうちにわかり始めた.オーナーはランが初雪を騙し,そして騙し続けていると言う.
結局,あの占い師は出どころなだけで,犯人はわからなかった.
その帰り道一人の女性が夜について尋ねてくる,彼女の力になれるかもと,夜に責任がないことを保証する.
夜から電話が何通もかかってきていた.弟が襲われた.夜の呪いによる報復と不良は言っていたらしい.初雪は決意を固めた.夜に対する憎悪に対する復讐をやり遂げる.
ー3/2ー
サクヤに呼び出された.あずま夜について.どうしてそれほどまでに夜への恨みが深いのか.噂はすべて真実かもしれない,そうサクヤは言う.否定はできない,それでも怒ることはできる.なぜなら夜を愛しているから.サクヤは涙を流していた.それは自らの役目が終わったから.すべては夜から始まったのかもしれない.戯れに書いた魔法陣がサクヤと初雪を生み出した.だからこそ二人は夜の願いを叶えねばならないのかもしれない...
ー3/20ー
ゴーストパレードの日.そして夜の本選の日.最後に彼女と会う.夜は呪いに打ち勝つために,初雪はゴーストチャイルドとしてこの街を滅ぼすために.
ゴーストの仇は目の前にいた.しかしやはりどうにもできない.
あまりに野次にパートナーは逃げ出した.ミクは男を使って野次を続ける.
そんなミクに先日の女性,ミクの従姉はそんなことはないと説得した.すべては根も葉もない嘘.夜こそが一番の被害者なのだと.
そんな嘘に初雪は騙されない.夜のことを心配している?だったらもっと早くミクを説得していたはずだ.
彼女は人に称賛され,人の仲で生き続けることを望む.例え幻でも悲劇のヒロインとしてでも.人は蘇らない.そうわかっていたとしても.
哀れだと思った.醜いと思った.時がたてばすべていつかはなくなる.だからこそそれを大切にしなければならない.夜は生者なのだからまだ終わらない.
現れたナイトメアを平手する.少ないけれど,確かにそこにある応援の声を聞けと.夜は初雪とともに復活を遂げる.
冬が終わる.夜のように生きられたらよかった,本心からそう思う.いつの日か,彼女と再び巡り合うことを願いながらゴーストチャイルドは消えた.
どのエンドもビターでいいなあ.なんでEDがメリーゴーランドの歌なのかは甚だ疑問だけど.
ーEPー
あずま夜は引っ越してもかつてのリンクでゴーストダンスを踊り続ける.その相手は確かにゴーストのようで恐ろしい容姿だったが,二人は本当に幸せそうだったと目撃者は言う.