えす山の日記

自分用のゲームの感想日記とか

BALDR SKY DIVE1 "Lost Memory"の感想(菜ノ葉)

=5章 追想

再会は再会だけど、連絡を入れたことで菜ノ葉との再会が早まった形になったのか。そして空の死もまた早い段階から受け入れる。それはきっと会うまでの1日がなくって、心の準備ができなかったからなんだろうなあ。

 

レインルートクリアしてるから、レインの口からあの日のクリスマスの甲の表情について零れたりもいい。

 

まあそれ以外はおおむね一緒かな。

 

=6章 仮想都市=

菜ノ葉がナノマシン科に入ったのは甲の勘違いだったんだ。夢はあるけど、どうしても才能がない。言いようもない虚しい感じ。

 

やっぱり菜ノ葉との過去の話はいいな。両親の留守が多かった二人。地元者珍しいセカンドだった二人。そんな二人はいつの日か同じ学園に通うことを誓い合う。

 

=7章 密造業者=

なんか師匠のことがちょくちょく出てくるから、今回の敵は師匠なのかもなあ。

 

レインルートでは判明してなかった阿南ハレムへの侵入者が千夏だと判明。

8章だったものが7章に来てるな。

 

千夏。お前GOATだったのか…そして、アセンブラを再び開発しているリーダーこそが師匠…

 

=8章 無意識=

えぇ…初めての相手千夏なの…?

 

ナノマシンを恨む千夏と、ナノマシンにそれでも希望を見出す菜ノ葉の衝突…見たくない…両方とも筋が通っているだけに。現実を見るか、希望を見るか。その違いだけなんだよなあ…本当にもう昔の関係に戻れないなんて思いたくないなあ。

それに千夏が来た直後にGOATのウイルスが現れるなんて…もうそういった利用しあうことしかできない関係なんてい嫌だな。

 

菜ノ葉に機体を見られたのはもちろんだけど、亜季姉にその成長ぶりからどれだけ多くの敵を倒してきたかを察せられたのもつらい。

 

レインルートでは忘れていたはずの、菜ノ葉との約束。一緒の学園に行く約束と、正義の味方になる約束と、老後の約束。2つ目は破ってしまったけど…

 

自分たちがエイリアニストって言われるよりも学友がジルベルトをミュータントって言ってるのを見るほうが堪える。

師匠もきっとどこかで曲がってしまっただけで根っからの悪じゃない、そう信じたい。きっと殺された、恩師である菜ノ葉の両親のため、これからの未来のため。家族が同じように汚染で奪われたのに、同じようなことに手を染めたなんて思いたくない。けど、きっと破壊欲も確かに潜んでて、それは恐ろしく感じる。

 

=9章 先生=

信じたいからこそ疑わなくてはならないってのは酷だよなあ。

 

GOATからの襲撃を救ってくれたのは師匠。

素晴らしき未来のため、そのためならば制御が完全ではない危険なものの研究を続ける。結構一般的な科学的立場なんでしょうが、容認できないな。原子力利用といい。この章で私個人としては先生と相いれないことが決定的になった。もちろん理解はできるけどね。現実以上に荒廃したBALDR SKYの世界は残された時間はかなり少ないだろうし。けど、もっと葛藤がなければとも思う。葛藤した末の開き直りだったらなおさら賛同できない。

 

=10章 幼馴染=

=11章 特異点

命をかけてアセンブラの信用を取り戻したり、先生はかっこいいんだけど、かっこよすぎて斜に構えて疑ってしまう。実際レインルートでは奪われてたわけだし。悪ではないと思うけど、マッドな感じ。もしも菜ノ葉がアセンブラの鍵で騙してるって可能性も無きにしも非ずだし。

 

どうやら真もまた何か信念をもって、ドミニオンに与してる様子…

 

負荷かけ過ぎたら時間の流れが遅くなる、フリーズするってのはわかるけど、原因は何なんだろう?レインルートではエージェントの首飾りが1で、今回は2の目を示している。量子的な多世界解釈の暗示かな?そのあるかもしれない未来を案内できるのがエージェント。

 

隙じゃない時が一度もなかったから、その恋心にも気づかなかったってめちゃくちゃロマンティック、痺れる。

 

=12章 運搬人=

記憶の混濁とか、先生自身が電脳症って可能性はあるかな?そうだとしたら予想してた最悪よりももっと見たくない展開だ(嬉々)。

 

やっぱり先生はマッドだった。許せねえ。菜ノ葉にアセンブラのプラントを埋め込むなんて。しかも子宮かよ…Dr.ノイ、ほんとに味方でよかった。というよりノイが味方じゃないなんて、性格的にあり得ないんだろうけど、ほんとに。

 

ジルベルトから菜ノ葉はもちろん、ノイも守りたすぎて、ここだけ難易度下げた。が、装備貰ってもそうなってしまったから、既定路線なのか…

 

真がいうように、エージェントの力があれば、世界を書き換えられるのか…?きっとDIVE2だろうけど。

 

=13章 聖地=

死に行く二人を止めるレインとの戦いか…BGMが悲しげだ…

 

おやじさんの言った「こんないい嬢ちゃんとガキのころ巡り合ってるのにな」ってなんの伏線だろ?

 

菜ノ葉ルートで、レインルートの核心的部分の追加描写を入れて泣かせるのずる過ぎだろ…

 

千夏とは戦いたくなかったし、馬鹿ほどつえーし、先生は千夏を殺すし、もう心がむちゃくちゃ。

千夏は先生やアークをよく信じられるっていうけど、甲と私が信じてるのは、亜季姉という親友ダヨ。

例え本当に大義が先生にあったとしても、千夏をためらいなく殺して、幼馴染であり親友であり恋人である菜ノ葉を徹頭徹尾利用したお前を信用することは二度とねーよばーか。犠牲を払ってでも成さなければ、得なければならないものがあるというのは戯言で、その犠牲を払わないことへの逃避、諦めである、と個人的には思う。

やっぱり電脳症っぽかったな、先生。残念だ。もっと早く知ってたら…病気だからと相手と戦ったり殺したりするのは本当に自らの考えに反するけど、菜ノ葉のために。

誰かに別れを告げておかなくていいのか?で「さようなら、先生」はわかってても鳥肌。

 

やっぱ子安さんは悪役向いてるわあ。

 

=14章 菜ノ葉=

今気づいたけど菜ノ葉ってナノだからなのか。

 

結局間に合わず、二人は溶けあってってBADかと思ったけど、奇跡の力で二人は助かって、しかも菜ノ葉の両親が造ったナノフラワーのおかげで大地に緑が戻ってきて。

きっとその奇跡は次の千夏ルートかDIVE2でわかるんだろうな。

菜ノ葉と混じりあって、二人の気持ちを再確認して。共通の一番最初のシーンが来たところは鳥肌が止まらなかった。

 

電子体はAIの観測により成立って面白い考え方だよな。

 

菜ノ葉見てて思うのは、身近な幸せに気づける人こそ、遠い未来についての希望を持てるんだなあと。

菜ノ葉すごいよなあ。子供のころからずっと甲の方が寂しいとわかってて、与えてもらいと子供のように恋するんじゃなくて、本当の愛として与えてあげたいと、幸せも悲しみも分け合って生きたいって、ずっとずっと思ってたんだから。菜ノ葉はそれを信じることと想うことだけっていうけれど、それが生きていく上で何より必要だもん。本当にすごい。

 

正直レインルートが山になると思ったけれど、普通に超えてきたな。菜ノ葉好き!!!

DUEL SAVIORでは同じようなシナリオの繰り返しで苦しい部分も確かにあったけど、今作それもほとんどなくてほんとに神。

 

 

 

 

 

 

ところで正確にはおぼえていないけど、レインルートのキャリアーってアンセンブラごと破壊されたんだっけ。。。。。。。。。