えす山の日記

自分用のゲームの感想日記とか

未来ノスタルジアの感想

 

=全体の感想=

良作。他人に是が非でもお勧めするものではないんですけど、なんかノンビリプレイできるものない?と聞かれたら上位でおすすめする系。

日常と非日常をうまい割合に分けながら共通ルートを進め、過去の出来事も分岐に入ってから必要な分だけなので、非常にダレなく楽しんで読み続けられました。

おすすめ順は

妹s→詩→伊織→杏奈

以外ないですね。正直妹はやらなくていいかも。

ほんとにThe良作、こういうのでいいんだよって感じなんですが、惜しむらくは妹sがヒロインにいることとかなたがヒロインじゃないこと。うーん、分量減ってもいいから妹sなしで、かなたんルートしたかった。。。

杏奈ルートはほんと素晴らしい。最後にタイトルを回収するというルート。良作品には良タイトルがたいていついていると思うんですが、そういう作品だったと思います。未だ見ぬ未来を懐かしく恋しく思う気持ち。良作でした。

 

=だらだらと=

ー共通ー

まあ杏奈は最後でしょうね。

詩、春日伊織が両方好き。妹sはなんか微妙。顔に違和感が…かなたヒロインの方がよかったなあ。妹sのルートを分けた意味はあるのかに期待。

 

えぇ春日ハルさん、なんとか攻略対象になりませんかねえ。。。

 

陽一は死んでるんですかね。。。未来で。

 

4/21で分岐決定かな?じゃあまずノノ、次ヒナ、流れでそのあと詩か伊織。

杏奈の言う”未来を変える”がそれぞれのルートに繋がっていくのかな?

 

ーヒナー

自分がいるだけで笑顔になってくれる人って素晴らしいなあと。その人がというよりその二人の関係性が、だけど。

ただCM出たくらいでこんなになるかねえ、と思うと内容が入ってこなかった。

ノノは飛ばそ^^

 

ー詩ー

というわけで詩。告白まで早くない?共通スキップできたからかな?まあ妹sと違ってしがらみないしね。

面白くない体験をしても楽しいって思えたり、おいしくないものを食べても笑えたり、そういうカップリング…イイ、、、

二人の仲を進展させるために身を引くどころか悪役を買って出る杏奈の気持ちを考えると。。。未来を変えるってのを第一にするならいいのかもしれないけど、杏奈の気持ちはどうなるんだ…もしかしたら正史が詩で、それが途中でうまくいかなくなったから杏奈が来たって感じかなあ?

詩の能力が覚醒展開?今まで覚醒してなかった理由次第か…みんなと一緒がいいからーみたいな願いが、人生で一番願ったことだった、みたいな。

陽一が能力を使ってるらしい。自分まで洗脳するな!この状況を望ましいというイオリンかわよ~もうすでにデレてるじゃん。

杏奈にかつての未来見せられて「え,やだ」と素直に呟く。一回休み。

これ詩最後のほうがよかったかな?

 

ー伊織ー

急に見せる乙女かわいいな?思い出してくれないとやなの!ってかわよ~(言い方は別として)

伊織が病弱だったころ、病院で仲良かったのが陽一なんだろうけど、陽一はなんの病気だったんだい?
子供伊織、可愛すぎる。ずきゅんだ…詩と出会う前だろうから、真幼馴染って感じか。唯一、詩にも見せなかった力を(一般人と勘違いしたまま)見せたっていう設定もイイ。

これが正史なのか!少なくとも事故に遭うまでは正史なのね。なるほど、最後にしてよかった。

え、伊織も未来視に近い能力があるの?杏奈は伊織の子供だったりする?

想いが強くなればなるほど、力も強くなり、いずれ暴走してしまう。。。能力者は人を好きになれないのか。。。訓練してるからましとはいえ杏奈も…

実質的に杏奈ルートでは…いや杏奈ルートのためのルートというか。個人的に好きなのは杏奈の安否がわからないところ。死んでる可能性も…杏奈優しいからなあ。

個人的には未来がわかってても、伊織を止めようとする決断をしたシーンにぐっと来た。

 

ー杏奈ー

さてさてメイン。こうやってOP見直すとめちゃいいな。

未来で料理も掃除も洗濯もできないのは、やっぱり後遺症だったりするわけ?

え?なんか急に雫さんルートはいったが?まあ雫さんのことだし作戦なんだろうな。

えぇ…元の時代に戻るor実質的な死かよ…今のところこの杏奈とは絶対に結ばれないというわけですか…未来に戻ってもその世界では陽一、死んでるわけだし。

ヒロインいおりんが死んでる未来、嫌すぎる。。。大人になったみんなの姿は見れても、彼女の姿は見れないし。

過去に何があったかまだ知らないけど、傷つかないために家族が増えることを拒絶し、それでも一度家族になったのなら、今度は少しでも離れる(クロ)と不安で仕方なくなる姿を見てるとグッとくる。

杏奈の過去の9日目、めっちゃ泣いたなあ。世界はどうしようもなく素晴らしいっていう陽一のメッセージもだし、杏奈から見た陽一の愉快な仲間たちへの想いとか、なによりも陽一への想いとか、杏奈はやっぱり陽一の娘で、陽一と同じように自分より陽一の幸せを優先してしまうところとか。

オチとしてはまあ途中予想がつくけど、ずっと「でもそれってあくまでも他人に記憶を植え付ける行為で、非人道的だよなあ」とちらりと思ったりもした。でもこう実際にEDを見るとイイな。幼い杏奈はそれこそ陽一がいなければ自殺していたほど辛い境遇だったはずで、この世界線は二人の出会いもないから、未来杏奈から与えられた記憶は文字通り希望、これほど幸せな未来が、愛おしい気持ちがこの先にあるんだという希望を与えられたというより見せてもらったからこそ、生きていけた。未来をなんとなく懐かしく恋しく思う気持ちがあったからこそ今がある。未来ノスタルジア、いいタイトルだなあ。もちろん冷静に見れば未来杏奈はいなくなってしまったんだけど…まあ都合よく、記憶となって杏奈の中に生きている、一体化したと思っておこう!いいENDだった!