えす山の日記

自分用のゲームの感想日記とか

ef - the latter tale.の感想

 

=全体の感想=

傑作寄りの良作。名作ではある。

やっててやっぱりfirstと後半の中だるみが気になりました。正直時間がない方は後編だけでもいいような。もちろん面白さというか大事なシーンでの感動は半減します。なのでおすすめはアニメ1期→ゲーム後編かな?

たぶんクラナドと展開が似ている部分もあり、泣きゲーとして比べられることもあると思いますが、描き方が大きく違うなという感じでした。内容面で端的に言えば奇跡の大きさというか。ここら辺は大きくネタバレになるので書きませんが。

いっぱい泣きたいならクラナド、しみじみ泣きたいならefって感じでしょうか。個人的にはクラナドの方が好きかなあ。恋愛恋愛してなくて。

クラナドは家族という大きなテーマの下で描かれてるのに対し、efは各章でテーマを与えて、それを回収するという感じだと思います。

 

first taleが現在だとすれば、latter taleは未来に繋がる過去の物語。現在と過去、似た関係性ながら大きく違う二つの物語。 

夢を叶え続けるために、大切なものを守るために困難な道を選び取る大切さ。

傷ついても再び立ち上がる勇気。

絶望的な状況からでも希望を捨てないこと。

そういったことをfirst taleまでで描きながら、人と人を繋ぐ想いが絆になる、といったように、最後にすべてが繋がり奇跡が紡がれる物語。

 

=だらだらと=

ー3章ー

蓮治って誰だっけ。

2章でちょっと出てきた羽山の従兄か。その子と景の妹である千尋の物語か。

Terminal in the worldだって。雰囲気的にも別れで終わるのかな。

 

これライターさん一緒かな?ちょっと地の分が違う気がするけど。

 

千尋音羽にいるのに、景との距離が物理的にあったのはなんでなんだろう。それと左目。

記憶障害かなにかかな?

 

背景見て思ったけど、震災の被害大きかった街の復興で、電柱なくして地中にケーブル埋めるの度胸あるなあ。

 

涙を我慢すると強くなれる、流すと優しくなれる。いい言葉だなあ。

 

別れてしまった千尋から日記を受け取っているっていうのは、千尋の記憶障害が治ったっていう期待もできるけど、もう思い出したくもないような事態になったからとも取れるから不安だ。。。記憶障害自体が妄想かもしれないけど。

 

千尋が風邪を引いて来れないって、お前が前日に行かなかったから待ってたんとちゃうんかい!

案の定やったわい!

 

あれですね。点と点を結んでいくと最後にスタートである紘(優子?)と夕が一本の線で繋がるみたいな物語ですかね。

 

え?ミズキ死んでるの?羽山は?蓮治はすごいいい人だから、これで友達がいないのは何かしら理由が必要だろうけども。

 

ちゃんといい話で終わらせるんじゃなくて、千尋が怖い、狂ってるって描写するの、めちゃくちゃ誠実で好きだ。

 

優子と夕も同じ関係だったのだろうか。

 

好きという根源的な感情はその心臓が覚えてるみたいなエンド。そういう韓流ドラマが昔ありましたね、そっちは移植だったと思うけど。嫌いじゃないです。

 

結ばれたあと、その目の下どうなってんの?って聞くのサイコか?

 

こんなに夜更かしして大丈夫なのか?13時間眠り続けたらやばくない?

 

ああ、物語が冒頭に繋がる。蓮治が泥のように眠ったように、日記のないまま千尋も眠り、彼女は4年前に戻ったのだろう(か)。いや少なくともこの日記だけの時間が戻ったのかな。

そして物語は未来へと続く。

千尋も本当に蓮治のことが好きになってて、もし蓮治が許してもらえるならもう一度記憶を返してという日記のラストはよかった。その日記をずっと探してるのももっとよかった。

とにかく日記を返さず、1からまた始めるっていう終わり方が好きすぎた。。。

 

3章はありがちといえばある物語だけど、ちゃんとヒロインへの恐怖とかまで書いてたし、1,2章よりもずっと深く心理描写されてて好きでした。なにより終わり方が好き。

 

ー4章ー

さてついに夕と優子の物語か。前編が2章だったから、一応これがラストかなあ。

と思いきや優子と少女、未来(みき)の物語が挟まりそう?

セカンドOPだし本筋、というか終盤に入ったなという感じ。もともと3章までがセットだったんじゃない?

 

主人公は久瀬。ヒロインはミズキ?そうだよね、蓮治とミズキの話も放置されてるもんね。

 

千尋には嘘をつけないから千尋が苦手っていうので久瀬さんの人柄の良さが伝わってくる。

 

え、死ぬのか、久瀬。

 

さすがにミズキの過去にもなにかあるから、久瀬のトラウマ克服で終わり、とはならんよな。

 

なるほど。養子だったのか。

 

久瀬と千尋、ミズキと蓮治の世界か。あまりに都合が良くて、あまりに残酷だなあ。そこに本当に好きという気持ちがあるんだろうか。いやあるんだろうな。千尋の言う通り可能性の問題で。それでも残酷だと感じてしまうのは、いま一生懸命恋している彼、彼女たちを物語として見ているからかな。夕の言うように、好きになってしまったらもうどうしようもない、だね。

ああ、蓮治とのことは知っているんだ。涙が出る。嬉しい。

 

久瀬から蓮治に送った言葉が千尋に、そしてそれがミズキに伝わり、久瀬を救うことになる。。。最高か?

 

不完全燃焼だった蓮治と千尋の話の続きをここでしてくれてよかった。

そしてここで優子が来るかー。そんで未来がミズキと。死んだ娘の名前に変えさせるってサイコか?人と人とのつながりが夕と優子を繋いだんだ。

ミズキまで海を恐れているのがひかかってたけど、心中に巻き込まれたからだったんだ。ここにきて夕と久瀬の死に近いからこそ笑って誤魔化すっていうのが活きてくるのか。ミズキがそんなことを気にしていないからこそ、ミズキの強さが際立つ。

 

ここで章変更!?まじか。じゃあ3章の結末を4章で描いたみたいに、久瀬とミズキの結末は5章なのかな?こりゃ正月休み中に終わりそうにないわ。

 

ー5章ー

夕たちが高校生のころにはもう震災が起こってた?

 

こう久瀬と夕の高校時代を見ていると京介と紘を感じさせるね。優子はと言えばみやこ?といいながらも特徴(勉強が得意だとか学園を出て行くとか)はちぐはぐ。

 

音羽の美しさはその残酷な過去を隠すためのもの、か。

 

凪初登場。

景の立場かなあ。

 

人は生まれるときは一人かもしれないが、妹の茜が夕の魂の一部を持っていったように、死ぬときは近き者の一部を持っていく、っていうの、好きだな。でもそれは同時に死んだ者が残った者の心に一部を置いて行ったのではないか、と思う。

茜と水姫も重なりますね。

 

でも原作だとシンデレラは復讐したんでしょう?

 

回想の中の優子には火傷等もなく、半袖のようなので、雨宮先生の反応からしても震災の火傷ではないんだろうな。リスカか虐待か。

 

虐待かあ。

 

捨てないでって言われた紙飛行機を捨てずに取っておいた夕のファインプレー。夕の優しさに溢れた行為だ、、、

 

なんというか、雨宮がこのままお咎めなしというのも複雑だなあ。苦しみだけでいえば得も言えぬほどの苦しみに満ちた世界の中で時間を過ごしてきたんだろうけど、許せないよ。

 

一応は自分で終わりを迎えたのか。なぜ、夕が言うまでこのようにならなかったのか。死ねと言っているわけではなくて。もしかしたら誰かに殺してほしかったのかもしれない。優子で恨みを晴らし、恨みを晴らされたかったのかもしれない。けど優子は夕のおかげで美しきこの世界に帰ってこれたから、もう自死を選ばざるを得なかったのかもしれない、と思ったり。

もちろん優子の言う通り、そこには憎しみ以外の何かがあったから、って言うのも真実だろうけど。

 

でもこれで終わらないんでしょう?だって二人が離れた数年間こそ、物語の神髄なんだから。

 

ー6章ー

章で別れてるかは知らないけど、わずかながらも時間が飛んでるのでこう分けよう。

 

14節でようやく未来きたねえ。

 

そういえばこの20節の一緒に二人で眠るシーンもあったなあ。

 

雨宮が優子のためにお金を残してたって言うのを聞いて、また何とも言えない、胸を締め付けられた。虐待しながらもやはり愛する気持ちはあったんだろう。優子名義なのだもの。お金を入金する度に優子の将来を、その幸せを想起していたはずなのに。

 

ああ、やっぱりそうなるのか。ここで蓮治が花を供えていたもんね。未来もクリスマスだから勇気を出して優子に走り出したんだろうな。

 

未来がお姉ちゃんが女の子はいつもニコニコしてなくちゃいけないって言ってたから、私泣かない、のところで我慢できなかった。

優子の願った通り、未来は、ミズキはいつもにこやかな女性になったよ。

 

ー7章ー

再び久瀬。

不完全な世界に生まれてきてよかった。完全にはできないから、寂しいから人は誰かを求めることができる。ミズキがいうからこその言葉だな。

 

優子の優しさが巡り巡って奇跡を起こしたと思うと最高ね。みんなを救い、ミズキを救い、久瀬を救い、夕を救う。

久瀬の言葉が久瀬を救う。

 

この世になくならないものなんてない。だからそれらはいらないんじゃなくて、大切にしなくちゃならない。

一番このゲームを詰め込むとしたら、この言葉かも。

 

なんすか本物の音羽って。夕と優子、どちらも教会にいるはずなのに会わないなあとは思ってたけど、夕が主導で復興させたここはNew音羽、ってこと!?

ああ、夏のクリスマス。偶然かもしれないけどオーストラリアにもう一つの音羽を作れたんだ。そういえばすれ違った少女のことを日本人だったってミズキも言ってたし。なるほど。冬の音羽、夏の音羽。ずれていたのは時間じゃなくて場所だったのか。だからこそ二人は会うこともなかった。前後編は基本的には同じ時間軸で、場所が違うんだ。うわーすごいな。これは盲点だった。そうだよなあ、蓮治とミズキ、景と千尋、同じ学校なのにわざわざ泊りに来ないと会えないなんて何でなんだとも思ってたんだ。

 

=終章=

まだあるんですか!まあ優子との再会だろうけど!

 

まあ奇跡ってことでええか!

 

「愛してた」って優子が訂正し、「幸せでした」と言い残し天に帰っていくシーン、なんというか夕の幸せを願う優子の気持ちが表れてて好き。目の前の状況がどうなっているか誰一人わからないけど、紛れもない優子なんだってわかる名シーン。

 

最後のアニメシーン見て思ったけど、これアニメで見た方が良かったかもな。アニメ向きすぎるかも。作画と演出が良すぎるだけか?

 

あーよかった。というか新海誠ってすごいんだなやっぱり。

最近の内容はあんまり好きじゃないんだけど、秒速、言の葉の庭くらいまでは好き。たぶんノベルゲー、エロゲ的なんだろうな、アニメ的というよりは。