えす山の日記

自分用のゲームの感想日記とか

あの晴れわたる空より高くの感想(那津奈ルート)

=那津奈ルート=

おっとり系苦手なので1番目.

 

ー5月7日ー

那津奈念願の液体ロケットエンジンを作る.

 

ええ...液体水素使うの...?学生だけが使うには危なくない?ていうか液体ヘリウムも使えるの?いい学校だなあ.予算どんだけ出てるんだ.

 

ー5月8日ー

ターボポンプの仕組みがきれいだと感動する乙矢.わかるぞー乙矢.

 

那津奈のことが好きになっていた乙矢は,思い立ったが吉日とデートに誘うも躱される...大地の助けで,那津奈の興味がありそうな映画の試写会のチケットを2枚もらう.しかし2枚とも那津奈にあげてしまう...

那津奈苦手だあ...

 

有佐から脈なしだからあきらめろと言われる...乙矢はすぐに立ち直り,長期戦に変更.

 

ー6月8日ー

ひたすらに改良を繰り返す日々,ようやく試作1号チャイルド1が完成.

 

燃焼試験.結果は燃焼時間4.8秒で大破.440秒まであまりにも遠かった.

 

ー6月9日ー

那津奈は涙を泣かしながら何度も録画を見る.原因は不明.乙矢はそれを信じて一緒になって映像を見る.那津奈自身が自分を信じられなくなっても,那津奈の言葉を乙矢は信じて見続ける.

一つの可能性を見つけた乙矢.

 

ー6月22日ー

改良を重ねて完成したチャイルド2の燃焼試験.

結果はチャイルド1と全く同じ.4.7秒.前回の欠陥ももちろんだが他にも問題があった.

 

ー7月6日ー

展開はやー.

チャイルド3の完成.

日付が変わるギリギリまでの作業.帰ろうとしたところ,那津奈に引き留められる.せっかくの七夕だから乙矢と一緒にいたいという.乙矢は当然,勘違いしてしまうが,那津奈にそういう気はなかった...チャイルド3と一緒にいてほしいだけ...

 

二人はチャイルド3に短冊を吊るす.成功しますように.

 

ー7月7日ー

燃焼試験.またしても同様の失敗.

 

ー7月8日ー

原因が見当たらない.

今日はさぼり!気分転換!二人でサボって,ロケットを作る.

そのロケットの失敗により,チャイルド3の欠陥が見当たる.しかしそれは技術によるもの.どうすればいいかわからない.

 

職人に教えを乞うことに,もちろん通訳は乙矢.

 

ー7月10日ー

何度も何度も指導を受ける.めきめきと上達する那津奈.

 

ロケットへの税金投入を反対する運動が起きている.AXIPの予算を削減されないために,訓練生で,理事長の娘である那津奈がイメージキャラクターに選ばれた.

那津奈のみならず有佐も反対していたが,予算追加の報償に目がくらみ...

もちろん乙矢もその協力をする.

 

ー7月13日ー

PR活動の日.観客がロケットのように見えるようにすると約束した乙矢.那津奈は困ったときにいつの間にかその乙矢の顔が浮かぶようになっていた.そしてロケットが一番大事だという気持ちにも迷いが生じるようになっていた.

 

しかしスピーチが始まっても乙矢は現れない.順調に思われたスピーチも,反対派の野次によってパニックになってしまう那津奈.理事長がいなすものの,那津奈は落ち着きを取り戻さない.そんなとき,響く乙矢の声.白虎を背負ってきた乙矢.乙矢と有佐のバカのような掛け合いに落ち着きを取り戻す.

幼かった日の中で,友達がいなかった那津奈に初めてできたロケットという友達.ロケットを作るようになって,友達が増えた.そして毎日毎日ロケットを作ってきた.たくさん友達が増えた.ロケットが連れてきてくれた友達.そんなロケットに恩返しを,火星まで有人で連れて行ってあげたいという想い.

スピーチは大成功.

 

帰り道,それぞれの恋心について話し合う那津奈と有佐.どっちが勝っても恨みっこなしの約束.

 

ー7月14日ー

朝,有佐に那津奈に告白しないかと聞かれる.昨日のロケットへの愛を聞いて,自信のない乙矢の背中を押す.

 

那津奈には那津奈で,有佐のことが好きか聞かれる.

 

作業の終わり,かつて作っていたロケットについて話す那津奈.途中で爆発しても,諦めずもう一度作った明里先輩.そんな明里先輩のことを有佐も尊敬していた.

しかし結局打ち上げはできなかった.書類を出し忘れたから.有佐は自分を責める.自忘れたのは当時のプロジェクトマネージャーなのに.今度は絶対に打ち上げて見せる.そう決心して,製造からプロジェクトマネージャーへの転身を決意した.そんな有佐には傍にいて甘やかす係がいると那津奈は言う.

そしてその有佐のことをバトンタッチしたいという.もう自分は卒業だからと.

 

その約束をしたとき有佐が入ってきた.約束よりも早い時間.こうなることを予測していた有佐.両方が両方の幸せを考えたうえでの行為.

言い合いになる二人.遠慮するように思える那津奈に自分の夢を諦めてビャッコに残ったじゃないと有佐はいう.

そして有佐は,那津奈の望み通りその場で告白する.当然断る乙矢.好きな人が那津奈と有佐が明かすと驚き顔の那津奈.

那津奈の気持ちを試すように,那津奈自身が乙矢を好きじゃないなら,乙矢が諦められるよう正式に断れという.断ろうとする那津奈.しかし断れない.嘘でも好きじゃないという言葉は言えなかった.

涙を流す那津奈を抱きしめる.正直になる那津奈.愛を語り合う二人.

 

有佐がかわいそうだよ!!!

那津奈嫌いだわ...

 

ー7月21日ー

4度目の燃焼実験.今度は144秒.亀裂が入ったことによる停止.

 

ー7月25日ー

一向に原因はわからない.ちょうど部活が休みの日なので,気分転換にデートに行く.

ひょんなことから原因判明.そうだと思ってた.

 

ー7月27日ー

原因確定かな.

 

ー8月10日ー

燃焼実験5回目.大成功.目標の400秒燃焼し続けることに成功した.

次は減圧下での燃焼実験.

 

ー8月14日ー

燃焼実験6回目.徐々に減圧される中で,400秒を4回繰り返す.この前と合わせて1002秒.そこで爆発してしまった.

 

那津奈がAXIPの特待生を辞退したと聞く.7月末にPR大使になったから推薦されていたものを保留にしていたが,今日辞退するという連絡が大澄先生のもとに来たらしい.

その理由はその研修が8月の第2週.つまり明日から2週間あるから.もし研修に行けば,フォーセクションズを諦め,ビャッコが廃部になることに近づくから.

説得に行く有佐と乙矢.夏帆とほのかもその気持ちは一緒.

 

有佐と那津奈は話す.打ち上げができなくなって,みんなビャッコを辞めて,それでも藻掻き,落ち込んでいた有佐.そんな自分のためにARCの誘いを蹴って残ってくれたという有佐だが,那津奈は違うという.ロケットを作り始めるきっかけをくれた有佐の隣こそが自分にとっての一番のロケット作りの環境だと.友達だから,ただそれだけの理由.そして今度は有佐の番.部長命令.特待生になれ,明日から研修に行け.

今まで何も,傍にいることしかできなかったから,今回はビャッコの,有佐の力になりたいという那津奈に,有佐は,例え那津奈が研修に行ったことでビャッコが廃部になったとしても,何度だって研修に行くよう言うと伝える.譲らないふたり.そこで乙矢も有佐に加勢する.那津奈が返ってくるまでに,自分と夏帆とほのかと有佐の4人で絶対に原因を突き止めると約束する.

 

親友のため自己犠牲する気持ちはわかるけれど,されたときのことを考えると,された自分を許せなくなるから,絶対行かなきゃだめ.

 

ー8月19日ー

一歩ずつ原因に近づくも,決め手に欠ける.

 

ー8月24日ー

那津奈が帰ってくる予定の日.いまだ原因わからず.

そんな時!乙矢に天啓がおりる! またかいな.

 

ー8月27日ー

6回目の燃焼実験.50秒だけ試す.これ以上試して疲労をためるわけにもいかない.

 

ー8月28日ー

フォーセクションズ1日目.

機体部門.ほのかと夏帆がペアになって,その場でロケットを組み立てる.アクシデントに次ぐアクシデント.9位.敗北.自責する二人を慰める.まだ3項目もある.

 

ー8月29日ー

電装部門.しかしここでもトラブル.ロケットの発射すらできずに終わってしまう.工場で作ってもらった部品の不良.今日といい昨日といい,自分たちの責任ではない.

そしてPM部門はこれまでの実績で決まる.優勝は無理.残されたのは明日の推進部門のみ.

しかし不安がっているのは有佐,ほのか,夏帆,乙矢.那津奈はただ一人優勝インタビューを不安がる.

 

明日すべてが終わるかもしれない.だからこそ5人は笑い合う.一片の悔いも残らないように.

 

ー8月30日ー

ARCの横でチャイルド6が燃える.

気が付けば残ったのはARCとビャッコのみ.

前回の記録を超える.ただただ祈る.眼前が白く光る.壊れたのはARC.しかしまだ終わらない.ビャッコだけではない,他のみんなもプロの試験にチャイルド6が合格することを祈る.

2000秒経過.真っ先に拍手したのは高乃酉.会場が拍手に覆われる.

5人でつかみ取った優勝.

 

うれしいいいいいいいいいいい.泣いちゃった.

 

ー3月15日ー

卒業式.今日がビャッコのロケットの打ち上げ日.

卒業式に出なければならないため,打ち上げには参加できない.せめてここからでも見えないかと空を涙目で眺めていると,乙矢が拉致しにきた.

打ち上げは夜に変更してもらった.天候がよくない予報だったけれど,夏帆が大丈夫というから大丈夫.これから本当の卒業式が始まる.

 

各々のENDからTRUEに繋がるのかな?楽しみー.次はほのかにしよ.

 

続く

あの晴れわたる空より高くの感想(共通)

=共通=

ー3月20日

落第ぎりぎりの乙矢.ロケットの知識なんて一切ない乙矢は,ロケットに情熱的な少女のETP打ち上げに出会う.

 

ー3月21日ー

昨夜の少女は暁有佐.乙矢とは同級生だが,普通科の乙矢とは違う,宇宙航空学科に通う.

有佐は天ノ島ロケット倶楽部,通称ビャッコのメンバー.弱小ロケット部で今は2人しかいなかった.昨夜の打ち上げに興奮したことを伝えるとビャッコに勧誘される乙矢.知識よりも情熱が重要だという有佐.

あと一人の部員がいなければ廃部になる.下着を見たことを言われたくなければはいれと言われるが,廃部を通告に来た女の子の下着も見ていた乙矢.その乙矢を取り合ってETP組み立ての勝負をする.有佐の敗北.それでも乙矢は有佐の情熱に動かされてビャッコに入ると決めた.

もう一人の部員は,火が大好きな先輩那津奈.

 

幼馴染の新入生,いたずらっ子ほのかが入学してきた.

 

廃部阻止のため,理事長である那津奈の父に直談判.一時はダメに思われたが,乙矢のトンデモ理論で,2学期までの大会の優勝,つまりARCに打ち勝つことを条件に存続.

 

乙矢の親父さんが,漁協の偉いさんだったからって理由だったけど,それにしてもあまりに都合がいいような...まあまだ耐える.

 

ー4月5日ー

那津奈の父への直談判で頼った父への見返りとして,春休み中の漁の手伝い.それが終わって今日から新学期.

 

4月11日までに5人の部員.これがARCから突き付けられた次なる条件.

なんで有佐はそこまでビャッコにこだわるの?別にARCでいいじゃん.その割に有佐は弱気だし.

その点ほのかは好き.自分に似ている気がする.とりあえず面白そうな方に行ってしまうところ.

 

ほのかが入ってとりあえず4人.

 

ー4月6日ー

有佐に勉強を教えられる.宿題も...

そんな宿題の一部は,逆上がりを教えたお礼とARCの少女夏帆に教えてもらった.

 

妹に聞くと,夏帆はARCの副部長で天才らしいが,今年はレギュラー落ちしたらしい.

 

ー4月7日ー

今日も夏帆に宿題を教えてもらう.もちろん逆上がりを教えながら.

体調が悪いと目が悪くなるらしい.

ロケットは作りたいが,不正はよくないという夏帆

 

ー4月8日ー

部員は捕まらず.

 

ー4月9日ー

今日も.

 

ー4月10日ー

ほのかの同級生が入部することになった.

 

ー4月11日ー

ARCをやめることがずるいという夏帆.臆病だからずるができないという.

 

都合が悪くて今日は来れないほのかの同級生.そして,その入部届を落としてしまったほのか.なんとか時間に提出を間に合わせるも,その子はやっぱりARCにしたという.

土壇場で,乙矢は夏帆をビャッコに勧誘する.ビャッコを潰すことに加担していたことに責任を感じていた夏帆.今のビャッコには夏帆のようなブレーキが必要だと勧誘する.そして,叶えたい夢があって,それがズルになるからと夏帆が止まっているなら,俺たち4人が夏帆のアクセルになると.

 

ーOPー

嫌いなOP

有佐苦手だけど,メインだろうし,那津奈→ほのか→夏帆→有佐でいこうかな.

ーOPー

 

ー4月12日ー

2学期までの公式大会は6つ.最後の公式大会は他の公式大会で3位以上にならないとだめなので参加できない,もとより参加するつもりがないとも有佐は言う.5月6日の規模の小さいマックスファイブにとりあえず出場.

 

まずは予算申請のため,乙矢が1週間後のAXIP試験に受からなければならない…一発勝負かよ…

 

勉強を始め,だんだんとロケットに興味が湧きだす乙矢.

 

ー4月15日ー

へー有佐の両親は宇宙で働いてるんだ.

 

ARC部長高乃酉と宇宙研部長みのりと有佐でクイズ勝負.5人の協力もありなんとか勝利するビャッコ.

 

もしかして絆ちゃんって高乃酉の妹?

 

知識の夏帆,職人技のほのか,発破の那津奈,リーダーの有佐,意外性の乙矢.

お疲れ様の花火会で,初めてロケットを飛ばす.簡単に,あんなにも素晴らしいロケットを飛ばした4人を見て,無性に羨ましい乙矢だった.

 

ー4月16日ー

プロジェクトマネージャーの有佐,機体開発責任者のほのか,推進開発責任者の那津奈,電装と設計開発責任者の夏帆,試験勉強と雑用の乙矢.

 

廃部を阻止するため,目標を高くするかどうかで意見の衝突.そこは乙矢の鶴の一声,お前たちは凄いからいけるよ,昨日のクイズだって5人の力でどんどん正解に近づいたじゃんか,で目標は高くすることに決定.

 

ー4月17日ー

ビャッコアドバイザー,大澄先生.

 

ここで分岐かな?

 

ー4月18日ー

勉強のし過ぎで体調不良の兆しがある乙矢.

 

ー4月19日ー

体調悪し.試験当日.ぶっ倒れる乙矢.

ひとまず学校は休んで試験には備えたものの,熱は上がるばかり.有佐にも謝罪される,無理をさせ過ぎたと,試験は考えなくていいと.

珍しく気を遣う有佐に仕返しで乙矢も気を遣う.もちろん本人の意思もあって,無理に試験を受ける.

 

ー4月20日

一晩経ってようやく復活.試験は合格!

 

ロケットづくりも本格的に開始.

 

ー4月21日ー

那津奈と有佐のお手伝い.

ありがとう乙矢.気になるところを質問してくれる.

 

小学校からの付き合いの那津奈と有佐.スカートを捲られていじめられていた那津奈を救ったのが有佐.そしてそのスカートを捲っていたのが乙矢...

 

ー4月22日ー

日常

 

ー4月23日ー

今日は日も昇らぬ内から運搬,放課後は燃焼試験.

 

無事成功.

 

ー4月24日ー

昨日の燃焼実験に興奮が冷めない乙矢.

 

今日も京都手作業.25,26も作業.

 

ー4月27日ー

試作機1号「びゃっこ」完成!

別に私が何をしたわけではないけど,ちょっと胸に来るくらいには嬉しいな.

 

ー4月28日ー

ついに打ち上げ当日.まったく眠れない乙矢.それは他の4人も同じ様子.

 

乙矢にとって興奮と悔しさが混じった打ち上げは失敗に終わった.動揺する有佐.3人は休憩させようというが,乙矢だけはそれでも部長に徹しさせる.

乙矢は本当のやさしさを持ってるんだなあ...そして出会って1か月そこらだけど,本当にいい仲間になったなあ.

 

何もできなかったことへの悔しさ,失敗したことへの悔しさ.そして同時に湧き上がるロケットへの羨望.

 

ー4月29日ー

原因特定のため,乙矢の素潜りでロケットを回収する.

原因はモータケースか固体推進剤.原因がどちらかはわからないので,予算的には厳しいが両方の改善を目指す.

 

ー5月1日ー

2回目の打ち上げ試験.期待よりも不安の大きな打ち上げ.

打ち上げそのものは成功.しかしその後の軌道制御に失敗.原因は不明...

 

ー5月2日ー

ノズル部分が原因と予想して3号機の製作に勤しむ.

 

ー5月3日ー

打ち上げ.雨が降るから予約が入る前に時間を変更しようという夏帆.予報では降らないといっているので大丈夫だという有佐.もし時間を変更したら時間がなくなるので変更したくない有佐と,もし雨が降ればそれ以上に時間が無くなるので変更した方がいいという夏帆.理論的には有佐が正しいので,部長の指示に従う.

しかし現実は非情.予報が外れた大雨.予報によると明日まで晴れそうにないらしい.

 

ー5月4日ー

今日は晴れ.しかし打ち上げの抽選には外れた.

打ち上げ試験は明日.同じように4号機を作っておいて,問題のある部品だけ取り換える.それはいい.問題は予算.4号機を作る分で予算がなくなる.だから部品の替えができない.

打ち上げをするべきという有佐と,打ち上げはやめてその分改良に時間と予算を回すべきという夏帆

昨日確信があったなら,なぜもっと必死にならなかったと八つ当たりをする有佐.諦めるのが早いというなら,何故機能あんなに早く諦めたのか.それでも二人は喧嘩しているわけではない.打ち上げ成功のため,少し白熱しただけ.乙矢の仲介もあってすぐに仲直り.

 

結論は何気なく乙矢の口にした「半分だけロケットを作る」というもの.改良する可能性の高い部品だけ製造しない.

 

強く言い合える友人って言うのはいいもんだなあ.

 

ー5月5日ー

延期を言い通せなかった自分を責める夏帆.そんな夏帆を乙矢は,夏帆なら無茶苦茶なことをして延期をさせるなんてことはできなかった.できないことは無茶苦茶ができる俺や有佐やほのかに相談すればいいと激励する.

そんな時,乙矢の一言で2号機の打ち上げ失敗原因が特定される.しかしどうしようもない原因.それでも夏帆は諦めない,諦めたくないという.その気持ちはみんな同じ.

2択.打ち上げをして原因特定を狭めた方がいいという有佐の案に賛成する夏帆以外の3人と,打ち上げはせず今特定した原因に絞って改善させるべきという夏帆.しかし有佐は夏帆の案を推す.

みんなはそれに同意する.これまでずっとぶつかってきた二人の意見が初めて一致したんだから,それで失敗したんだったら本望.

 

方針は決まっても,方法が思いつかない.時間が迫る.妥協策に決まりかけるが,乙矢だけは考え続ける.作業に入ろうとした瞬間,天啓が下りる.

一か八か,時間が間に合うかはぎりぎり.しかしみんなの意思は決まっている.必ず間に合わせる.

 

ー5月6日ー

マックスファイブ当日.まさかのARCまでも参加.

 

やっぱり絆ちゃんは高乃酉の妹さんだったかあ.

 

打ち上げまでのわずかな時間.有佐はこれまでの短かったようで濃密だったこの期間のことを話す.まだたったの1か月前後.まだまだみんなとの青春を終わらせない.これが終わったらもっと大きなロケット.宇宙まで届くような大型ロケットを作ることをみんなで約束する.

5人で作ったロケットは白虎のごとく空を突き破る.打ち上げ成功,記録は42.71 km.大会新記録.大喜びする5人.

 

ただ残すはARC.記録は87.01 km.圧倒的な差での敗北.しかも制御装置のテストのため,ロケット自体は余力を残したもの.完膚なきまでに叩きのめされた.

 

絆ちゃんは次は一等賞を取れるようにと有佐に花冠をプレゼントしてくれる.有佐も笑顔でそれを受け取ったが,次はない.

 

それぞれがそれぞれを責める.まだまだ努力できた.すべてをかけていいと思えるほどこんなにもロケットが好きになっていたのに,努力が足りなかったと気づいたのはすべてが終わってからだった.

今度は絶対に優勝する.そうみなは決意して,本来参加するつもりのなかった,大規模な夏の全国大会へと誓いを立てた.

泣いた...いろいろと思い出すところもあって...

 

ー5月7日ー

次の大会は8月28日から31日.4部門ごととその総合で争うフォーセクションズ.部門優勝でも構わないのでチャンスは多い.しかし相手も多い.

朝6時から夜の22時まで文字通りすべてを捧げ続ける.

ARCに負けたものの,大会新は更新したので予算も出た.

 

ここから部門にもわかれて分岐かな.

 

つづく

ぬきたし2の全体の感想

ー総評ー

普通...良くも悪くも...FDだしね……と礼ルートをやるまでは思っていました.

礼ルートだけ頭抜けてないですかね?礼推しだからそう感じるだけ?

攻略順はなんでもいいんじゃないですかね.

シナリオもメインシナリオはほぼ分岐なしですし.さすがに前作の方がいいシナリオだと思います.

 

ー感想ー

前作では描き切れなかった部分,具体的には同性愛にスポットを当ててマイノリティの幸せへの道を描いたんだと思います.

とはいえ前作以上に勢いで押し切ったところが多すぎるように感じました.特に淳之介の中で葛藤がないというのが気にかかりました.元の世界で幸せをつかみ取ったマイノリティだからこそ,もっと水引については価値観を押し付けるんじゃなくて,一緒に考えるべきなんじゃないでしょうか.勢いでいい話になってますが,やってることは魔女rティの押し付けと大差ないですよ.

構造としても似たり寄ったりで,あったかもしれない自分を3人に分ける構造.ただ今回はそのボリュームのためか,あえてかわかりませんが,その一人であるB世界の淳之介は直接登場しません.そういう意味で三つ巴から1:1になっていました.

ギャグパートは相変わらずおもしろいので,そこがすきならやって損はないとおもいますが,ストーリー重視なのであれば,別にやらなくていいと思います.同梱版買っているなら礼ルートだけやってほしい.

 

以上

ぬきたし2の感想(その他ルートエピローグ)

ー奈々瀬エピローグー

文乃を助け出すEND.そういえばそうだったね...ごめん忘れてた...いやでもGRANDが印象大きいし...

そう思うと奈々瀬って不憫では...ENDが文乃に取られて...いや文乃が救われてだめだとかそういうのではなく...不憫...

EDの曲が1の1stOPオマージュっていうのもよきですね.

 

ーヒナミエピローグー

結婚式END.いやー大人っぽくなったね.

 

ー美岬エピローグー

いつまでも変わらぬ日常を過ごすEND.まあこういうのもいいかもね.

 

ー麻沙音エピローグー

なかったことにしよう.

 

続く.

 

ぬきたし2の感想(礼ルート,郁子ルート,文乃ルート)

=礼ルート=

嫌だったが,家族のため性行為を受け入れて来た礼.解放されたはずなのに,またもとの条例のある世界に戻ってきてしまった.それでも礼は周囲のため,淳之介のため.自らが犠牲になればみんなが幸せに近づくならと考える礼.そんな礼の,真ドスケベ条例での世界の笑顔を失くしたくない,そう思う淳之介.

元の世界で性行為を免除してもらおうとしなかったのかという問いに,自分はその行為をしたくないものに強制してきた,免除なんてあまりにも虫がよすぎると答える.では条例に反対の意思をもつ礼がなぜ裁いていたのか.それは非生産者が憎かったから.その辛い行為から逃げるのが妬ましかった.ただの私怨.それでもヒナミは特別だった.

家族の食い扶持のため,年齢制限にかかっていたにもかかわらず,裏風俗で働かされた.それだけじゃない.まるで実験動物のように開発された.自分と,弟たちを守るため,自分をだまし続けた.理不尽な日々に,周囲にあたっていた礼.そんな礼は虐められるようになる.そんな時に手を差し伸べてくれたのがヒナミだった.本人にそんな意識はなくとも,無自覚のうちに礼を救っていた.だからそんなヒナミには自分の進めなかった道を進んでほしいと願う.

礼の母は,礼だけで飽き足らず,弟や妹まで,年齢に達していないまま使おうとした.それがSSに見つかり,頭をライオット弾に撃たれ,もう何も憶えていない.そんな風に,SSが未成年者に対する保護を徹底したのは,礼の指導のたまものだった.自らの家族を守るための努力で,母を撃った.そしてそんな母を恨めもしない.なぜなら何もかも忘れた母は昔のように優しいから.

礼は淳之介がヒナミと付き合ったらどうかとしきりに提案する.それは二人のため.しかしヒナミからは礼ちゃんがもっと笑顔になったらいいなという理由もあって,反交尾勢力に加入していたことを聞く.

たとえ心を入れ替えて,時間をかけて償ったとしても...犯してしまった過ちは,決して消えはしない.そう水引と自分に独り言つ.

 

元の世界に帰ってきた淳之介たち.前のような純粋な礼の笑顔が見れて満足すると同時に,新たに芽生えていた一つの想い.その想いを伝える.礼も好きだという.しかし同時に付き合うことができないとも.それは自らが犯してきた罪のため.非生産者だからと,自分と同じ苦しみを味合わせて来た.たとえ島を変えたとしても,それでも犯した罪は消えない.偶然そうならなかっただけで,NLNSの,淳之介の仲間を苦しめていたかもしれない.いや,正確には仲間になるはずだった人々を潰してきたのだと.そして何より,自分の体は汚れているから.何度も何度も望みもしない相手と身体を重ねて来たから.その過去は消えない.そのことを思い出させて,淳之介にこの島を嫌いになってほしくはない.B世界の自分も礼と同じだったからこそ,その気持ちが理解できる淳之介.ヒナミとの交際を勧めていたのもすべてこれが理由だった.だからそれ以上は何も言えなかった.

 

何故そんな過去なんて気にしないと言えなかったと自責する淳之介.しかしその過去が全く気にならないというのも淳之介にとって無理な話であった.

 

イベント.ハメドリくんの演技を指導する礼ハメドリ.うまい演技をしてもてはやされる淳之介と対照的に,その姿は寂しそうだった.

恋愛成就,告白成功と謳われたこのイベント.葛藤する淳之介.そんなとき奈々瀬はもしもの話をする.私は淳が好き,付き合える?と.断る淳之介.そしてどれだけ押し隠そうと,礼のことが好きでたまらないことに気づく.それでも淳之介は一歩踏み出せない.すると奈々瀬は,この島を出た時の話をする.もし引っ越してなかったら.そんなことはわからないけれど,最後に淳に会わなかった後悔だけが,淳のことを受け入れられなかった後悔だけがただ残り続けていることを.そしてもし.淳もその時のことを後悔しているなら,もう同じようなことを繰り返さないでほしいという.礼はまだここにいるから.間に合うから.自分といると幸せになれないという礼.しかしそれは本当なのか問いかける.もちろん嫉妬することも喧嘩することもあるだろう.礼を傷つけてしまうことだってあるかもしれない.それでも礼と一緒にいることが幸せだと信じられる.たった一人,家族や友人のため耐え続けていた少女を,心の底から愛し続けることができると信じられる.一番の不幸は,礼の傍にいられないことであると気づく.

このイベントだからと,ヒナミに淳之介との交際を勧める礼.それを断るヒナミ.だって淳之介は礼のことが好きだから.そのこと自体が間違いだと叫ぶ礼に,優しく間違いなんかじゃないと言いきかすヒナミ.隣にいる資格がないという礼に,好きな人の隣にいるのに資格なんていらないと伝える.礼ちゃんならきっと淳くんを幸せにできると伝える.だって私はこんなに幸せだから.それはきっと礼ちゃんのおかげだから.今の私があるのは礼ちゃんがずっと守ってくれたおかげだから.礼ちゃんは淳くんを幸せにできる,一緒に幸せになれる.私は誰よりも礼ちゃんに幸せになってほしいから.礼ちゃんじゃダメなんてことない,礼ちゃんじゃなきゃダメなんだよ.もし昔やっちゃったこととか,これまでしてきたことを礼ちゃんが許せないなら,私が全部許してあげる.頑張り屋さんな二人ならきっと困難も乗り越えていける.

ハメドリ号に乗り,上空から舞い落ちる淳之介.奇跡や運命のように空中で抱きしめあったりはできなかった.それでもいい.この恋は二人の意思で落ちた恋だから.ただ抱きしめ合い,愛を伝えあう二人.

 

ばちくそに泣いた...なんだこのシナリオ...私が礼推しだからなのか...⁉

 

ーエピローグー

風紀委員長をやめた礼.着ているのはずっとあこがれていた普通の制服.ずっとあこがれていた普通の恋愛を紡いでいく.ずっとずっと一緒に歩んでいく.

淳之介と普通は厳しいかもしれないけど,いいエンドだあ...

もう大好き.礼ルートだけで元取ったなこりゃ.

 

=郁子ルート=

絶対に,どれだけ時間がかかっても淳之介に好きになってもらうという郁子.

 

中途半端に賢いから淳之介たちのように後先考えずに,信念を突き通すことができない.そんなことができる淳之介を少し羨ましいという郁子.

ドスケベ条例に救われたという.しかしその理由は恋人になったら教えてくれると躱される.

 

麻沙音に拒絶され,それでも家に行ってしまい,でもそれ以上は何もできず,雨に打たれ項垂れる淳之介.そんな時,傘をそっと差しだす郁子.

ああ...美岬ルートと逆の構図だ…

郁子はその気になれば,この世界でもNLNSに戻れるかもしれない,淳之介くんのためならなんだって協力するという.大事な人たちと離れ離れになる辛さはしっているから.悲しそうな顔をしながら淳之介にそんなことを言う.淳之介は自分には郁子たちがいることを再認識する.麻沙音も大切だが,郁子たちも大切な仲間であることを.

 

淳之介のことが知りたいという郁子に,自分も郁子のことが知りたいと返す.単なる好奇心でなく,心の底からこの心優しき少女が,ドスケベ条例に救われた経緯を知りたかった.話を聞いても哀れんだりしないことを条件に話す郁子.

長崎の剣術道場の嫡子であった郁子.本来女人禁制だった女部田流.当初は男が多かった家系で,郁子は玉のように可愛がられた.男の子も授かり,順風満帆であった.しかし出産間近に急変.母子ともに亡くなってしまった.旧来の考えが根付いた女部田家.そんな女部田家が考えたのは,郁子を男として育てることだった...そこからは頭も刈られ,郁として生きていくことになった.優しくされたかった郁子は,また女の子の格好をすれば優しくされると思い,昔の格好をすると,当然のように拒絶される.それでも郁子が父や祖父を恨むことはなかった.小さかったが故に,しらない外の世界.少しずつ,力をつけ,父や祖父にも認め始められた矢先,はやり病に3人がかかる.旧来の考えと母を亡くしたからか,医師にかからなかった3人.そのうち2人は死んでしまう.右も左もわからない.そんな郁子を拾ってくれたのがこの島だった.女性として生きていけるこの島は幸福だった.

 

SSと敵対した今の状況,辛いわけではないが,以前と比べ物にならないほどマシだという.依然と違って,何もできないわけじゃないから.そして何より淳之介がいるから.依然と違ってずっと,本気に淳之介が好きになっているという.ダーリンを落としたいという気持ちはあるが,それよりダーリンのために頑張りたいと思えるという.淳之介くんが悲しいと私も悲しい,淳之介くんが嬉しいと私も嬉しい.淳之介も同様に思う.郁子が笑ってくれるならオレも笑っていよう.

 

境遇も辿ってきた道も違うが,同じように自らの望む性でいられなかった郁子と水引.

元の世界へ帰ろうと改めてその決意を郁子に言うと,様子がおかしな郁子.落とした郁子のタブレットには,私のダーリンという文字と,性帝じゃないという文字.それほどまでに記憶の定着が進んでいた.ずっとメモを取っていたのは忘れないため.それでも笑顔の郁子.ただ抱きしめる.もうすぐ帰れるからと.

改めて告白される.初めは恋愛感情がなかった郁子.そんな郁子に返事をしようとする淳之介を止める.今の自分の気持ちがどっちの世界の気持ちかわからないから.元の世界へ帰ったらもう一度返事が聞きたいと約束する.

ちょっとウル.

 

元の世界へ帰ってきたみんな.改めてやり直し.郁子からの告白.そしてあの時の続き.淳之介といる時だけ高鳴る胸の音を聞く.

 

方言とか,くせっ毛気にするところとか,可愛かった…ギャップ萌えというやつか...

 

ーエピローグー

卒業してから同棲する二人は久しぶりに島に帰ってきた.デート.楽しそうな二人.そんな郁子のお腹には新たな家族も.自らがいい母になれるか不安に思う郁子.淳之介は,母である前に郁子だから大丈夫,そして夫はなにより最強の男だからという.

 

=文乃ルート=

GRAND+異世界後の話.

 

文乃はかわいいなーまったくもう.むべむべ.猫をかわいがる犬みたいな文乃ぉ...尊い...

よっぱらった文乃もかわよ~~かわいいなのだわ.

ワンクリック詐欺にひかかって,信じる文乃はおバカだなあ...かわいいなのだわ.

贈った指輪を一人眺める文乃,尊い...

 

ーエピローグー

アルバムを眺める一人の少女文佳.株式会社NLNS.大学卒業後,みんなで立ち上げた会社.橘文乃と橘文佳,そしてNLNSやSSの仲間たちと楽しい日々を過ごす.もっとこの島が自由な島になるように.これからもアルバムに1枚1枚思い出を重ねていく.文乃の隣には淳之介が,淳之介の隣には文乃が,そんな写真を.

この株式会社NLNSがヘンプリに繋がっていくのか―.良いENDだった!

タイトルが最後の記念撮影になっているのもよきかな.

 

続く.

ぬきたし2の感想(共通&桐香ルート)

メインルートだけ.

=共通=

ー0-1ー

1のGRANDともまた別かな?誰ともくっついていない世界線?一応話の流れとしてはGRAND準拠?

印象に残る青髪の新キャラ.

 

ー0-2ー

今日は誰もいないので自慰行為に老けようとしていると,SSビッグスリーに見られる...

しかし手は止まらない!そのまま加速し続け,異世界へ...

平常運転だな,よし.

 

 

 

ー1ー

そこは淳之介が,アレの力により,性帝としてSSの副会長に君臨する,NLNSのみんなとも面識のない世界.古のドスケベ条例が残るこの世界で,知り合いは一緒に渡ってきたSSトップスリー.4人は元の世界に戻るため協力する.

サウザーかよ笑

 

ー2ー

昇格したモブキャラ達の紹介.

 

3人ともイイヤツ...今日からはSSビッグフォーだ!

 

ー3ー

文乃に出会う.ただ文乃たちの味方であることを伝える.美岬に邪魔されるが,嘘を言っていないことはわかってもらえた.

 

不思議な少女,SHO特別監査役,秋野水引と出会う.

 

ヤクザも裏風俗もNLNSもない.一方本土でドスケベ条例を慣行しようというドスケベ法が敷かれようとしている.何より問題なのはUSD,United States of Dosukebe.世界中のドスケベ化.

 

世界線オナホールの再現が手っ取り早い戻り方だが....

 

何かが足りないと感じる,違和感.

 

ー4ー

性帝として君臨し,3人を支配していた夢を見る.起きると3人も恥ずかしがっていた.

 

逃げるNLNSのメンバーに攻撃される淳之介.

これは...辛いな...

この世界では「トリ公」ただしアサちゃんは...

それにTAEが創られているということは淳之介に代わって作っている人が居るということ.

自分の代わりがいるっていうのもこれまた辛い...

 

励ますため,3人がSS全体の飲み会を開いてくれる.

とーかちゃん(5)きゃわ…

 

ー5ー

麻沙音の無事を保証するという条件と引き換えに性帝になったらしい.そしてそれを持ち掛けたのは桐香.しかしそれが桐香の100%の善意から来ていることはわかっているので,今の関係で責めることはない.

 

SHOからトリ公に物資を流している人が居る可能性があるらしい.

水引が世界線オナホの制作者で,横流しと思っているけど…

 

ほんとだ!確かにハメドリくんがいない!言われてみれば...

ハメドリくんの中の人,元副会長がいなくなっている.しかし誰もその名を思い出せない.最初から淳之介が副会長であった気がして.

夢といい,この世界に適合し始めている4人.

 

ひとまずの目標,今のNLNSのリーダーになっているはずの元副会長を突き止めること.

 

ー6ー

イベントを開き,NLNSを捕らえて,リーダーを呼び出す作戦.それでもメンバーがセックスから逃れられる内容でなくてはならない.難しい作戦だ...

 

ー7ー

分岐だ―.シナリオ順でいいかな?桐香の手伝い.

 

分岐かと思ってたら,また共通に戻ったらしい.

 

ー8ー

NLNSの基地に忍び込む.

コナミコマンドで行けたのかよ...

 

今までのように楽しく過ごすメンバー.しかしそこに自分の居場所はない.

 

防人の老人に琴寄文歌についての情報提供と引き換えに協力関係になる.

文乃を防人に渡さなかった現リーダーについてはなにもわからず.

 

〇〇しなくてはいけないと思ってしまう,ある種の病気のようなもの.礼と郁子から桐香の理解者になってと頼まれる.私たちは良き部下になれても,良き理解者にはなれないから.

 

もしかして郁子が一番まとも...?

 

ー9ー

突如痛くなる身体.二つの世界で役割が違う淳之介だけが,元の世界の影響も受けているという予測.

 

ずっと孤独で,それゆえに他者を理解したい,されたいと純粋に願ってきた桐香.それでも仕事のできる桐香と,日常生活もこなせない桐香,その二人が同一人物と信じてもらえないように,彼女はまだ孤独であった.対等な関係で理解し合いたいと思うようになった淳之介.

 

明日,作戦決行.

 

ー10ー

セミの真似するわたちゃんかわいいかよ...

なんとか4人をクリアへと導いた淳之介.

嫌な顔プレイに理解のある水引.絶対こっち側だ...トモダチができてよかったね,淳之介...

 

ついにかつての仲間との決戦.手ごわい敵だが,こちらも一人ではない.それにこちらは誰よりもNLNSを知った淳之介と,何度も刃を交えたSSビッグスリー

NLNSを追いつめた淳之介.その前に立ちはだかるは,鋼鉄のハメドリくん.

 

ーOPー

相変わらずカッコいい系で好き.

ーOPー

 

破れた淳之介とSS.

淳之介と同じd10oを装甲に使ったアーマー.こんなことができるのは麻沙音しかいない...

二人で一人と奈々瀬に言われた二人が戦っているのか...熱いな.

 

ー11ー

休日.桐香をみんなで愛でたり,トレーニングしたり.

 

みんなが笑顔になってくれるから手品が好き.家族であるSSがそれで笑顔になってくれるなら...戻れるかもわからない状況で,桐香はそれでも他者を思いやる.

色んな桐香がいるように思えるかもしれない.しかしそれはどれも純粋に相手を思いやる桐香.

 

ー12ー

元の世界の記憶によく似た夢を見る.しかし細部は微妙に違う.

 

トリ公の活動時期が微妙にNLNSより遅いことに違和感を覚える淳之介.

 

自然とドスケベに対して批判を口にするビッグスリー.しかしそれは本心からではなく,いや本心なのだが,もともとこの世界にいた3人が意識が言わせたもの.ではこの世界にいた3人はドスケベ条例に反対だった…?

 

夜,麻沙音を訪ねる.その表情は憎悪.拒絶される淳之介.

その様子を見守る奈々瀬.何もかける言葉は出てこなかった.立ち去る淳之介に奈々瀬はただ,待っててもう少しだからと呟いた.

 

ー13ー

奈々瀬を反交尾勢力に誘ったときの夢を見る.おかしな夢の内容.

いったい誰の夢なんだー.

 

授業中,だんだんと仲間が集まる夢を見る.そしてアリデーラープロトコル...

淳之介はここで,他の誰かの夢であることに気づく.こちらのトリ公の夢を混線状態で見ている.

一方桐香は文乃や麻沙音を含めても,1人女子が多いことに気づく.もし書類が改変されているのであれば相手はSHOになる...

 

防人に聞くとすでに出資は打ち切っていた.では誰が出資しているのか.仁浦…?

 

桐香に2人との出会いを聞く.無欲な桐香が心の底から嬉しかったもの.

唯一才能が認められた糸.その糸により郁子の腕を切断しそうになった過去.だから愛する人や味方には使わない,使えない.だから淳之介にも糸は使わなかった.

現状に甘んずることのない信念,覆そうとする情熱,曲げない矜持,初志貫徹する信条.自分にないものをすべてを持っていた淳之介を気に入った.笑顔でいてほしかった.それがいつしか初めてほしいと思った.しかしそんな淳之介は手に入らないから,手に入れてほしいと思うようになっていた.

 

ー14ー

今日もまた夢を見る.麻沙音の協力でアーマーを作ったこと.同じように陰部にコンプレックスを持つ夢の人物は,仁浦と組む.

 

トリ公とSHOのつながりが明らかになった.夢の人物自身もあったかもしれない自分.しかし当初の想いはおなじでも,トリ公はいまやUSD側.

 

SS,より正確には桐香を邪魔に感じる仁浦.そんな仁浦は以前と同じように自分の下に来いと誘う.トリ公はあったかもしれない,そんな仁浦に下った自分.今の淳之介ははっきりと断る.

 

なぜ桐香はSSの力を強めようとしたのか.

 

八方ふさがりの4人.明日,3人はSHO本社に用事がある.そこで侵入する計画を立てた.

 

元副会長のつくったオナホールは自分の最高傑作より気持ちよかった.ということじゃ自分と同じく,陰部にコンプレックスを持つはず.ということは,元副会長があの世界線オナホを作ったと気づく.

 

ー15ー

今日は自分の夢を見る.同化が進む.

 

水引との意見の違い.嫌いな相手でも歩み寄って理解したいと思う淳之介と,そのような相手は好きにならなくていいという水引.

淳之介には文乃と防人の和解をさせてあげたいという気持ちが芽生えていた.

 

文乃を待ち伏せて,今まであったことすべてを話す.理にかなっていない説明.それでも文乃はうそをついていないことを見抜き,信じてくれた.

そんなとき,3人がいない状況でトリ公が現れる.

いつもと違う戦闘スタイル.3人とSHO特殊戦闘部隊がやってきたときには遅かった.SHO達に撃たれるビッグ4.

無線から聞こえてきたのは,雄弁な水引の演説.

 

水引によるSSのクーデター,乗っ取り.

 

ハメドリから出てきたのは水引.追いつめられるビッグ4.その窮地を救ったのは文乃だった.

涙出るほどうれしい...

 

そして奈々瀬も何か,水引のおかしさに気づく.

 

ところで水引って二人いるの?演説とハメドリ.片方が男?

 

ああどの世界でも淳之介は反交尾勢力なんだなあと思ったり,文乃はメインヒロインなんだなあと思ったりすると少しうれしかったり.

 

ー16ー

戦場跡地で生活する4人.元の世界では男だった水引.

最大の問題点は,家族であるSSに全力を出せないこと.初めて3人は苦笑を浮かべる.この世界に来た時もみんな笑っていたはずなのに.それでも淳之介だけはあきらめない.

すべてを失ったところから戦いは始まる.腰を折り,腰をおろしてしまいそうな時にこそ.そんな逆境で,顔を上げた時にこそ.本当の戦いは,始まる.そう自分鼓舞する.

そして.それでもやっぱり動けないというのなら.深い絶望に打ちひしがれ.身体が言うことをきかないというのなら.もう,動けないと思うのなら.俺にすべて任せろ.そう3人を鼓舞する.反逆者としての歴が長い,淳之介が,今度は3人を導く.

 

仁浦からのコンタクト.最後通告.SHOの宣伝担当になれという誘い.受け入れるはずはない.

仁浦は言い残す.あの無欲の少女はこの島でなければ生きていけない.このまま一生この島から出さないつもりかと.自らの才能を発揮する以外は何もできない,成長しない少女なのだと.

しかし淳之介はそれでもいいという.努力した結果何もできなくても,自分が面倒を見ればいい話だ.冷泉院桐香は冷泉院桐香であればいい.

 

自分を責める桐香.元の世界の自分がドスケベを推奨して,淳之介を追いつめたように,こちらの世界の自分が水引を追いつめた.

家族から裏切られた桐香.いつもと同じ表情.しかし心は...そんな桐香をこれまでのように抱擁する.桐香が笑ってくれるならなんだってしたい,そう思う淳之介だった.

 

文乃に水引を裏切った理由を聞く.水引の心には邪鬼が住むという.嘘を見抜ける文乃だからこそわかったこと.そしてなによりドスケベ,非ドスケベの共存を願うから.

そんな文乃に,防人との会話を頼む.内容は任せるから,ただ会話してほしいと.

結果的に分かり合えるかはわからない.それでも一歩歩み寄ることが重要だと信じて.

 

文乃が話した内容は母について.裏風俗で働き,迫害された母はそれでも笑顔を浮かべて文乃を育てた.遠くにいる仁浦を想うだけで幸せかのように.

それは認められないと,復讐のやめる気はない防人に同調する淳之介.自分にとっても大切だった文歌を殺した島の人は許せない.それでもその娘の文乃が共存を願うなら...

復讐をする未来か,残されたものの願いを叶える未来か,自らの矜持を持って決めなければならない.文乃のことを受け入れる防人.

 

スス子のペットからの伝令通りSHKを見ると,そこには島中でBIG4と文乃を捕らえることを目的としてイベントが開催されることになっていた.

淳之介の選択は正面突破.この世界での真のNLNSの,この5人でトリ公を打ち砕く.

 

ー17ー

麻沙音のためと言いながら,麻沙音を傷つけSSに入隊した時の夢を見る.

 

イベント当日.

第一関門は美岬.美岬を理解しているからこそ勝利できたアナルレーシング.

終了後,なぜか世界線のことを信じてくれる美岬.

第二関門はヒナミ.女体料理対決.花丸凛の策略で協力者はおらず,かといってSSが参加することも許さない淳之介.見出した策はギャップアナル攻め...

理屈はよくわからないけれど,ヒナミも理解してくれた.ちなみにヒナミも理屈はわかっていない.

第三関門は奈々瀬.先ほど,不正があったとして,協議は淳之介が指定.その種目は中出しバケツリレー.淳之介にトラウマを植えたと苦悩する奈々瀬.そんな奈々瀬には感謝を伝える.違う世界だったかもしれないが,孤独な自分を,復讐に囚われた自分を救ってくれてありがとう.だから今度は恩返しさせてほしい.この世界の淳之介をもとに戻す,救うために協力させてほしい.

いい話やなあ...涙.

 

最終関門は麻沙音.麻沙音にはこの世界の淳之介といまの淳之介が違うことを,あの短時間の会話で見抜いていた.そしてハメドリ.

麻沙音に牙を向けられ動けない淳之介を救助するみんな.

 

ー18ー

自らの性別に苦しむ水引.そんな水引を救ったこちらの淳之介.彼と自分のために,なんとしてでもドスケベ条例を打ち砕く.しかしその手段は淳之介と違い,独善的なものであった.

 

訓練をする淳之介.一見いつも通りだがその心は麻沙音との衝突に苦しむ.

 

ハメドリ,水引に勝利するため,麻沙音を説得する.いずれの作戦も手数が足りない.そんな時現れたのはスス子とシューベルト,その他SS.理由は単純,桐香たちを信じているから.

みんなあ...涙

 

麻沙音のお説教にいざ出陣.

例えこの世界の麻沙音にとって偽物の兄でも,橘淳之介にとってどの麻ちゃんも妹だから.そういって自らの弾に当たりかけた麻沙音を,自らを盾に守り和解.

 

水引はドスケベ法が可決したという.同性愛者であることで虐げられてきた自分.マイノリティの楽園を求めてやってきたこの島も変わりはなかった.だから島も,この国も破壊するために,一度全土をドスケベ下におき,SHOを崩壊させることですべてを無法地帯にする.

 

ー19ー

最後の敵は水引と自動化されたハメドリ.

 

桐香がSSの権力を増長させようとしていた理由.それはSS一人一人の権利のため.やりたくもない接待等をしないで済むようにするため.広告塔として縛られる淳之介を自由にするため.そして苦しみ続ける秋野水引を解放するため.みんなの幸せのため.ただ純粋なその願いのために.

それは元の世界でもしようとしていた.水引をたとえハメドリの中に閉じ込めたとしてもそれは幸せではない.だから真ドスケベ条例がしかれた後も忙しそうにしていた.他人と違い,人の気持ちがわからない,そんな苦悩を抱えていた桐香にはいつのまにかこれほど多くの家族ができていた.心からの笑顔と涙を浮かべる桐香.

 

仁浦も仲間に入り,様々な作戦が浮かぶ.しかしどの施設の破壊も許さないというのが淳之介の考えだった.何かの犠牲の上に成立するものの意味なんてないと,マイノリティーは学んだはずだから.

 

最終決戦は元祖NLNS対水引.ただそれだけだと負けていたかもしれなかった.しかし今は違う.BIG3が,SSのみんなが,仁浦が,防人が,師匠が味方にいるから.水引のすべてを受け入れる.

そして水引のアナルに挿入し,元の世界へ戻る.

 

ー0-3ー

戻った世界で向かう先はハメドリ君のもと.もう閉じこもらなくていい,好きに生きていいと伝える.

 

ー0-4ー

帰ってきた,それでも少し違う日常.

少しでもみんながお互いを理解しようと思えるそんな環境になっていく青藍島.これからは水引は何も気にせず女性の制服を着こなせる.

 

ー0-5ー

桐香と結ばれて日常があってEND…

桐香はかわいいなあ...

 

これ残りのルートもこんな感じかあ...結局ほとんど飛ばしちゃった.

でもエピローグの子供と3人幸せエンドは好き.こういうのでいいんだよ.

 

他はメインの間のシナリオとエピローグと文乃だけ見ようかな.

黄昏のシンセミアの全体の感想

ー総評ー

良作.恋愛,友情描写はおまけ.伝統,伝承を1つのルートごとに知っていく経過を楽しむゲーム.

おすすめ攻略順

銀子→いろは→翔子→さくやor銀子→翔子→いろは→さくや

シナリオの良さは

銀子<翔子<いろは<さくや&TRUE

銀子が話の大元の設定を明らかにするので最初.そこの途中に分岐があるいろはを次.その次大きく分岐点が遡る翔子→さくや.一応翔子も物語の根幹にかかわる設定があるけれど,銀子ほどではなし.

記憶力に自信があったり,伏線メモできる方でしたら銀子後回しでもいいかもしれませんが,そもそも伝承モノなので,緻密な伏線回収ではありません.ですので先回しで問題ないと思います.

サブヒロインやBADは適当に気分転換に見ればいいんじゃないでしょうか.飛ばしてしまってもいいと思います.

 

ー感想ー

こういう一人が多大な不幸(?)を持つ作品ではその人に思い入れをしてしまうんですよね.今回の場合,銀子さんとさくや.銀子さんを幸せにできるのはおそらく孝介だけ.でも他の人は孝介以外とも結婚して幸せになる未来はあるだろうし.DQ5もフローラ好きだけど,フローラとビアンカのその後を知っているからビアンカ選んでしまうみたいな.

 

全体としてのテーマは「想いの始まりよりも現在の想いがどのようかが重要」.

兄妹としての想いの始まり.そしてなにより数百年続く因縁から始まる想いの始まり.そういった苦難を越えて,愛を育む二人.もうこういう一貫したテーマ性は大好物.

 

伝承モノでこれほど楽しめたのははじめてかも.

 

以上