えす山の日記

自分用のゲームの感想日記とか

真剣で私に恋しなさい!の感想(京ルート)

そろそろまともなの頼む...

 

ー5/8ー

母が同級生の父と浮気をしていじめられていた京はいまよりもずっと痩せていた.そして大和たちもそれに加担していた.結局いじめから助けたとはいえ,いつからこれほどまでに大和のことを好きになったのだろう.

 

ー5/12ー

若さを持つからと母からは愛されず,母の血を引くからと父からは愛されなかった京.それでも父は武道家として弓だけは京に伝えた.

京にとって風間ファミリーが全て.他には何もいらない.そんな閉じた世界で生きる京が大和は心配で仕方がなかった.

 

ー6/7ー

クリスに対する留学生の交換のあちら側からの要望は,2年で弓道ができる生徒であること.ぴたりと当てはまるのは椎名京ただ一人であった.

 

ー6/13ー

京は留学の話を当然断った.

 

ー6/30ー

虐めも無くなり,大和に恋した夏.ようやく訪れた幸せ.しかしそんな時両親が離婚し,家を越さなければならなくなった.それでも自分にとっての最愛の風間ファミリーに会いに行った.それが金曜集会.

 

ー7/7ー

数年前の七夕に埋めたタイムカプセルを掘り起こす.京の夢.それはいつまでもみんなといること.当時の京にとってこれほどまでに難しい夢はなかったが,今はむしろ大和との愛の方が難しい現実となっている.そして京は改めて大和に想いを告げた.この夏に入って,大和の京への気持ちも固まっていた.

 

昔を思い返す.虐めは虐められる側に責任があると思っていた大和.そして尊敬する父の覚悟がないならば傍観していていいという意見もそれに拍車をかけていた.

5年生になって京と初めて同じクラスになった.リュウゼツランの件から時間はさほど経っていなかったがそういうわけもあって大和は知らぬ存ぜぬを突き通す.初めて目にする虐め.そんな目の前の非情な虐めに心が揺れ始める.京に目をやると趣味が合う本を読んでいた.たまたま二人であった日,その小説の話をしてみると思いの外波長が合った.自分を,仲間を守るという理由をつけて,みんなの前では話しかけるなと告げた.それでも京は二人の時なら話せるということに喜んでいた.話せば話すほど知的な京に惹かれていく.ある日,京が立候補し,育てていた魚をクラスメイトは殺す.クラスメイトは反省するどころか,嫌われている椎名が育てなければこんなことにならなかったと椎名の責任を声高に叫ぶ.誰が泣かせたかの勝負だとジャッジを大和に迫るクラスメイト.そんな奴らに大和は自分だという.気づいていたのに,理由をつけて逃げていたと.京を守る覚悟は決まった.こうして京はファミリーに入ることになった.

思い返してみれば小学生の頃はいじめってあったなあ.虐めという言葉を知らなかった時に加担してしまったこともあったし,大和のように助太刀したこともあったし.実際のところ小学生くらいに1人で立ち向かえっていうのは酷なところあると思います.自我が確立できていない時期なのに.

 

ー7/17ー

風間ファミリーのメンバーはそれぞれがそれぞれの理由で忙しくなり始める.それでも京は大和がいればいいという.以前では考えられない返事に戸惑う大和.まるで自分が京をより閉鎖的な空間に閉じ込めているような気がして.

 

ー7/20ー

部活をやめるよう勧告された京はそのままそれを受け入れた.一同が懸命に励む部活をお遊戯と言い残す.

 

ー7/24ー

学校の裏サイトに,椎名は淫売の娘と書き込まれていた.

 

ー8/7ー

一同はますます忙しくなる.金曜集会に参加するメンバーも減っていく.そんな現実は悲しいけれど,自分には大和がいると言い利かす京.そんな時,京のもとに父が倒れたという連絡が入った.

 

ー8/12ー

余命2,3年.それが京の父に残された時間だった.そんな父の残された願いは椎名流の伝播.いくら好きでなかったとはいえ,血のつながった最後の肉親がいなくなるのは悲しかった.風間ファミリーに父.あたりまえだったものが無くなっていく.そんな現実にますます大和に依存するようになる京に,大和は依存しすぎるなと命令する.

 

ー8/14ー

大和の発言を受け,仲間たちに依存しようと一人一人に金曜集会に出るよう発破をかけて回る.みんなはもちろん行くというが,それでも急に予定が入ったりクリス以外は来ない.そんな状況を受け,零州こそは集会をと意気込む京であった.

ここでクリスがこの空間の良さを語るっていうのはいいな.先に京ルートをしていればクリスの印象も変わっていたかもしれない.

 

ー8/21,28ー

空回りする京をきっかけにファミリーはすれ違い始める.

そして大和は京に距離を置こうと提案する.何よりも愛おしい者のために,なによりも愛おしい者を遠ざける.自分が自分に依存しすぎるなと言ってしまったがために,これまで以上に仲間に依存してしまうようになってしまったから.

みんなを責める京に,クリスは張り手をする.あの時,クリスを糾弾した京はどこに行ったのか,甘ったれるなと.友達だったら対等なんだから,努力する友人を応援してやれ,自分も努力しろと言う.

心の奥底で信用できていないんだろうな,京は.本当に仲がいい友人ならその意志を尊重したいと思うとおもんだけどなあ...まあ京は過去が過去だし...

 

ー8/30ー

戦い始めた京を大和はただ待ち続ける.

 

ー9/1ー

新学期になり,努力してクラスメイトの和に入ろうとする.お風呂では挨拶の練習をする.

 

ー9/2ー

部活に謝罪に行った京.そこでの話題は京の母親と父親の噂話だった.そしてその噂の尾ひれは風間ファミリーにも広がる.そんな中に入れるはずもなかった.それでも京は大和には頼らなかった.それは大和から手を差し伸べたとしても.懸命に過去の自分に打ち克とうとしている.

 

ー9/9ー

京も弓道部に謝罪に行く京.悪口,噂話をされるのはきついものがある.それでも自分には見守っていてくれる仲間たちがいるから.

 

ー9/11ー

大和は自分から京に戻ってきてくれるように頼む.もう大丈夫.

 

ー9/25ー

学校中に京の尾ひれのついた噂話が広まっていた.

 

京はもう一度留学の話を受ける.父のこともあり断ろうとすると,父も同伴できるだろうと言われた京は,少し考えることにした.長くない父と過ごせる.そして椎名流を教えられる.それは父にとっても嬉しいことであろう.

 

ー10/2ー

ドイツに行きたがる父を見て心が揺れる.

 

ー10/14ー

留学に悩む京を直接罵倒し,そしてファミリーまで罵倒したマロ.冷静な大和は京よりも早くぶん殴る.そんな大和を見て,リーダーのキャップは自ら責任を被る.リーダーとして仲間を守った.そんな姿を見て,京はドイツに行く決意をする.本当の意味で初めて一人で決断した.

 

あれから7年,お義父さんも元気で子宝にも恵まれた.あの時,キャップも学園長たちが守ってくれた.

 

最後いいところ全部キャップに持っていかれてて笑った.

武蔵とかが御とがめなしって言うのもなんだかなあという感じだけどまあいいか.

続く.