えす山の日記

自分用のゲームの感想日記とか

真剣で私に恋しなさい!の感想(百代,リュウゼツランルート)

=百代ルート=

いつのまにか姉さんを女性としてみていることに気づいた大和.しかし当の本人はあくまで弟としか大和を見ていなかった.百代の頭にあるのはただ強い相手と手合わせしたいということだけ.そんな姉さんを心配して,大和はいくつも策(笑)を練るがどうもうまくいかない.

 

日常を過ごす中,浮かれた話が多くなる周りの空気に流され大和は姉さんに告白した.きっと成功すると思い込んでいた.しかし姉さんは当然のように断ってきた.断られた時,姉さんに言われた.かつて,舎弟になったとき,一度断ったときの事.武力では並べないが,知力で姉さんに並ぶ.きっと総理大臣になってやると言った時の事.当時と比べると,心が入っていないことを看破されていたのだった.あの川神百代にそれほどまでに期待されている男がいるだろうか?ずっと見守っていてくれていた姉さんの想いややさしさを胸に,大和は昔の夢を取り戻した.

 

異性に認められたいから昔の夢をかなえる努力をする.いやー現実的には大いにありえることだけれど,主人公でそれをやられてしまうと萎える.ここら辺からはCTRLしながらでした.

 

仲間たちの協力を得ながら,姉さんにアプローチをかけつつ,夢にむかって突き進む.契機となったのはS組との川神対戦.葵に頼まれた姉さんはS組に与する.大和の指示により,百代は敗北を喫した.

少々落ち込む百代に,大和は準備していた指輪を誕生日プレゼントとして渡す.友人でも,姉でもなく,一人の女性として初めて渡したプレゼントに百代も頬が赤く染まる.そんな百代の表情を見て,惚れるキャップの影が一つ.

 

つき走って,らしく振られたキャップに続き,大和は再び告白する.夢への努力,そしてそれ以上に積み重ねて来た百代に対する努力が実を結んだ結果になった.

 

リュウゼツランルート=

ネグレクトを受け,虐待され,虐められていた少女は,風間組の中に入りたいとただその姿を見つめていた.

 

街の少年少女の不幸という密吸おうとする影.川神市に建設されたチャイルドパレス.そこはユートピアという依存性の高いドラッグをばらまくのに格好の場所.その魔の手は大和たちの周囲にも迫っていた.軽い気持ちで殴り込みをかけたガクトはぼこぼこのぼこ.仲間がやられて大和たちが黙っているわけなかった.

明らかにやばい相手なんだから大和ももっと止めろよ.マロードはマロのミスリードなんだろうな.

 

相手の大元は元師範代の釈迦堂とその弟子たちであった.百代がいればと油断していた大和たちは,その弟子たち3姉妹に手も足も出ない.百代も相手にはめられ,鉄心に拳を封印されてしまう.それは鉄心の力とともに封印する技.もう川神陣営に敵に敵う者はいなくなった.それでも大和を奪われ,クッキーも壊され,風間ファミリーは黙っちゃいない.

ここにきて情報収集の要は源さんかよ笑,大和の人脈(笑)を活かせよ.

 

8/8.それはマロードが言うにカーニバルが開かれる日.ユートピアにより,川神市中を無法状態にする文字通りの祭り.そのことを聞いた大和はなんとかそれを阻止するため,みんなと連絡をとった.

その作戦を遂行する中,モロと力を封じられた百代は釈迦堂に敗れてしまった.

隙をつき,大和とモロは逃げ出した.

逃げられたのも作戦とかじゃなくてエッチって舐めてんか.

 

大和はマロードが葵だと見抜き,追いつめる.尊敬していた父が染めていた悪事の数々.そしてそれに気づけば,父は冬馬に悪事の道を進むように強制し,ますます冬馬は歪んでいく.

しかしユキや準の助けで,葵には逃げられてしまう.

 

仲間たちに真相を話し,最終決戦をしかける.それは風間ファミリーだけでなく,川神市を愛する川神学園のものたち全員での勝負.

退治する大和と京と葵たち.京と同じように大和たちの和に入りたいと思っていたが,入れなかった少女,それがユキであった.そんなユキの一縷の望みを面倒だからと断ったのは大和であった.

その事実に驚いた京は拘束される.百代が一方的にやられたと,そして他にも仲間たちが続々にやられたという知らせを受け,大和も失意に落ちた.かのように見えた.この前やられた時間稼ぎをそのまま葵にやり返す.英雄が駆けつける.失意にいた英雄を助けた葵冬馬に,英雄は友の目を覚まさせようと怒る.各地でみんなが反撃に出て勝利を収める.そしてルー師範代と釈迦堂の因縁の勝負も,ひた向きに修行を続けていたルーの勝利で終わった.

最後に残された葵冬馬を説得したのは英雄だった.どれほど経歴が汚れようと,水戸を踏み外そうと関係ないと言って友である冬馬を包み込む.

踏ん切りがついた冬馬と大和は殴り合いで決着をつけた.

 

その後,源さんは風間ファミリーにはいり,冬馬と準は父の悪事を突きつけるとともに,自首をした.

 

しばらくして,秘密基地は取り壊されることになった.百代は卒業し,クリスは帰国し,キャップは冒険に出て,みんなは離れ離れになる.しかし再び移し替えられたリュウゼツランの命がつながっていくように,友情も途切れることはない.またリュウゼツランが咲くころに,それぞれの夢を叶えて集まろうと約束して.

 

最後の最後まで主人公空気だったなあ...いやーつらかった.