えす山の日記

自分用のゲームの感想日記とか

なないろリンカネーションの感想(梓ルート,由美ルート,伊予ルート)

=梓ルート=

 

ほぼ一緒だなあ.要所要所にひろいんがはいってくる感じ.

 

ー9/13ー

西田宅へ乗り込む際,琴莉を任されていたのに止められなかったことを,結局事件を解決するのは1課であることを悔しがる梓.自分は何故刑事になったのかと.自分がしっかりしていれば,琴莉はいまもここにいた.琴莉も,きららも,百合子も死ななかった.

 

梓は軽率な行為とわかっていながら,一人西田に話しかけた.写真を見せると,それを笑いながら作品だと認める西田.支離滅裂な言動をする西田は梓の指を欲し,首を責める.

それを助けたのは真だった.罪状を認めた西田を梓は逮捕した.これでようやく終わったのだった.

 

ー9/16ー

今からやることはきららと小百合の願いを叶えること.そして琴莉を探すこと.

 

西田の場所を伝えると勝手にやるからときららは言った.

 

夜,一人になって琴莉を見つけた梓.琴莉は自分の居場所がないとつぶやいていた.私が好きだったのに,梓さんと,あなたさえいなければと...

そんな琴莉を梓は抱きしめた.私を好きにしていいよという.私が琴莉を悲しませてしまったんだから,私がすべて受け入れると.それを聞き,琴莉は正気を取り戻す.それでもこの腹に巣くう黒い気持ちは抑えられないから,そうなる前に逝かなくちゃ,そう自分に言い聞かす.そんな琴莉を受け入れ,すべてが解決したことを伝える.逮捕だけじゃ生ぬるいかもしれない,ごめんと言って.その言葉を聞いて,琴莉は成仏をした.生きているうちにみんなと会いたかった.生きているうちにこうやって抱きしめてほしかった.そういう琴莉に,梓は生まれ変わったら,自分と家族になるのは嫌?と提案した.琴莉の願うよう,自分と真は家族になるから,家族でずっと一緒にいようという.その言葉を聞いて琴莉は満足げだった.

 

あー琴莉ルート見てたからか,琴莉の無念の,恨みの涙で涙が止まらない.梓さんの正義感とやさしさにも.正直琴莉ルート以上に泣いた.

 

梓はまことに押しかけ,琴莉とのことを告げる.だから子供をつくろうとも.そうして二人は家族になった.二人が幸せになるために,琴莉を幸せにするために.

 

真と梓,そして伊予と鬼たちが暮らす家に新たな家族が一人.その名前は琴莉.ずっと前からの家族.

 

=由美ルート=

ー8/31ー

諸々のお礼として家にご飯の正体をされる.すぐに昔のような関係に戻れそうな雰囲気にどきまぎしていると,伊予の言葉が思い出される.由美との相性は抜群.そして由美の笑顔を見るたびに,芙蓉たちのことが思い出され,罪悪感にさいなまれる.ああきっとまだ由美のことが好きなんだろう.

 

ー9/1ー

由美と自然と話すためにアイリスとやるってのは最低だよ,真.

 

ずっとずっと由美は真のことを彼氏と思い続けていた.関係が疎遠になろうと,真が他の女性と体を重ねていようと.真のことだけを想い続けていた.

キュンキュンとなるねえ...

 

ー9/3ー

なにも捜査についてできることはないということを免罪符に,由美の部屋に入り浸る.

 

葵の発言から琴莉はその事実に気づき,一人落ち込む.

 

ー9/4ー

どうしても葵たちとの逢瀬のような状況を避けることは難しい.だから遂に由美にその仕事について話した.

そうはいっても霊感のない由美にはそれが信じられない.他の女の人との関係を許せと言われているようで,そのまま帰ってしまった.

 

ー9/5ー

梓さん経由で,由美がイケメンの弁当屋店員と話していたことを聞きジェラシー.

 

ー9/11ー

なんとか由美に西田のことを忠告しようとした.しかし自分は芙蓉たちとといって当てつけにその誘いを受けた様子だった.それを聞いて焦った真は西田を殺人犯だと言うが信じてもらえるわけがない,そう思った.しかし由美は真剣な目で自分に手伝えることがないかと聞く.冷静に考えれば,今までの話に真のメリットはない.それに真の嘘くらい見抜けるからと.

自分が真くんの一番近くにいたいと由美はおとり捜査を申し入れる.止めたのは止めたが納得していない様子だった.

 

ー9/13ー

全ての真相が明らかになった.放っておけば西田は捕まるだろう.それでももしかしたら本当に囮捜査をするかもしれない,そう由美のことを考えれば,じっとなんてしていられなかった.

ある意味自分のせいで責任を感じていた伊予は1つ提案をする.由美の望みも叶え,由美の安全も確保し,西田も速攻逮捕する,そして由美の留飲も下げる.

 

由美に被害者の遺体を見せる.ようやく本心から真の言っていることを信じ,恐怖もあらためて芽生える.それでも自分は真の彼女だから,真の役に立ちたいからと捜査に協力することを願い出た.

 

ー9/15ー

警察の護衛とアイリス,葵の護衛.

デート現場(仮)となった西田の家で作戦は開始した.それは鬼の力を使い,きららと小百合を呼び出すこと.死体のままの...ただ自分の死体を動かして二人が西田を驚かしただけだけど,これには西田もびっくり.これで由美が死体の目撃者となった.

二人も事の顛末を見届け次第,成仏するようだ.残る気がかりは唯一食卓から欠けた琴莉の姿だった.

 

由美の家を訪ねる首の切れた琴莉.しかしそれに由美が気づくはずもなかった.

 

ー9/16ー

やけにテンションの高い由美が訪ねてきた.違和感をおぼえるまことに,アイリスが真実を告げた.この人は由美じゃないと.そしてなぜかそこに懐かしさもあるとも…目の動きからアイリスたちのことも見えている.ふるまいからするにきっと琴莉なのだろう.そのことに伊予も気づいていた.やはり由美は琴莉に取りつかれている.何とか刺激せぬまま成仏させねばならない.それも琴莉が満足して.

そりゃそう来るよなあ...死んでいたのに生きた肉体も手に入って.

 

観察をしてみて,どうしても琴莉が悪霊になっているとは思えなかった.だからこそ話し合いで何とかしようという意見で一致する.

琴莉はためらいもなく由美に取りついたと言い,もう自分は悪霊なのかもしれないと悲しそうにつぶやいた.好きな真と添い遂げられる資格すらない琴莉は1つだけお願いした.1回だけ恋人にしてほしい.自分を由美と思ったままでもいいから.

簡単な願いだった.それでも真は首を横に振る.こんなやりかた琴莉のすることじゃないから.生きてるとか死んでるとか関係なく,琴莉の姿のまま会いに来てほしかった.そう伝える.自分は自分だと受け入れてくれて,たとえ真の1番じゃなくてもそれは幸せだったと,これ以上二人を不幸にしないために成仏するという琴莉は一方的に別れを告げてあの世へと旅立った.

役目は果たせたかもしれない.それでも最高の形で送ろうと思っていた相手を最低な形で送ってしまった.愛する真に迷惑をかけたくないがためだけに,成仏した.

そんなことを話しているとようやく由美は目を覚ます.一度憑かれたことで,由美は伊予たちの姿が見れるようになっていた.正確にはまだ由美の中にいる.琴莉の記憶も一部引き継いでいる様子だった.このままでは同化し,由美とも琴莉とも違った人物になってしまう.

琴莉と引き留めたのは由美.由美が読み取る琴莉の願いは真と結ばれる以上に,みんなと家族のように過ごすこと.でもそれが叶わないからせめて真とかと思い,由美に入ってしまったようだった.

伊予が言う唯一の方法は,琴莉を鬼にする方法だった.加賀見家が生み出した外法.使えば不幸になるだろう.その方法は真と由美の子供を贄にすることだった.本来なら時間は足りない.しかしすでに由美の中には真の子供が宿っていた.真にその決断が出せるわけもなかった.

すると笑い出す伊予たち.悩み続けることこそが答え.人と霊を対等に扱うその気持ちが最も重要だった.霊から鬼を生み出すのに贄が必要なのはほかに鬼がいない場合.今回は3人も鬼がいるからそれは必要がない.鬼に代えても愛するものと添い遂げたいという秘術.それでも外法は外法.琴莉は人の輪廻から外れ,永遠に鬼として生きていくしかない.ちなみにお腹の子供は嘘らしい.

ええ...でも血を贄にするとまずいんじゃ...

 

ー9/17ー

朝起きて居間に行くと,そこには仲良さそうに話す由美と琴莉がいた.琴莉はお茶が飲める喜びをかみしめる.新たに犬型の鬼と妻(予定)を家族に加え,加賀見家の日常は続く.

 

やはり血が必要らしい.伊予は血はできるだけ与えるなという.血の味をおぼえてしまうと,,,らしい.その代わり同時に与えた精液で代用.そして浮気の心配する必要もないと真実を告げた.もう二人は深すぎて,完全に分離できないほど混ざり合ってしまっていた.だからこそ外法を使わせた.身体は別かもしれないが魂は2人で1つ.真にできるのは二人を死ぬまで愛することだった.

事後,琴莉は自分のせいでもっと幸せな未来を壊してしまったと由美に謝罪する.それを聞き,由美は珍しく怒った.琴莉と会えてよかった.琴莉のおかげで本当に真のことを理解することができた.鬼との関係も納得することができた.他のみんなの姿も見えるよう事ができるようになった.全部全部琴莉のおかげで,琴莉がいたからこそ今という最高の結末にたどり着けたんだよと.

 

まあまあかなあ...特に何か感想があるかと言われればない.

 

=伊予ルート=

ー9/21ー

琴莉は見つからなかった.はじめは冗談のつもりで言ったが,本当に真が望むので伊予はその性欲を受け入れる.

その夜,琴莉は伊予と真をたずねる.あまりに不安定な状態だと伊予は思っていた.しかし琴莉は正気だった.返事ができなかったのは涙が止まらなかったからだった.琴莉はそのまま逝こうとする.真の声を聞けばきっと逝く気がなくなるから.逝くものは止められないという信念に従い,伊予は止めない.ただ1つ告げる.人には来世があること.たとえ生まれ変わったとき真がいなくても私はずっとここにいるから,今度は友達になろう,なりたいと.しばしの別れを告げた二人は静かに別れた.そんな別れを真も静かに偲んだ.じっと我慢し続けた.琴莉があの世に逝けるよう.小鳥の願いを叶えるよう.後悔はきっとあるだろう.これからもあるだろう.でもそれが真のお役目で,逃げ出すことができても,きっと真は逃げ出さない.たくさんの別れはあるけれど,それでも私だけはここにいる.幾千幾万の別れがあろうとも,私だけはずっと変わらず,この姿のまままこちゃんを支え続ける.伊予はそう約束してくれた.

 

役目に励む真はある日一匹の野良犬を見つけた.初対面じゃない風に懐く犬を真は家族として迎え入れる.そんな犬を伊予は愛おしそうに膝でなでる.

 

おまけっぽいなあ.ほぼ琴莉ルート.伊予の正体もルーツもほとんど謎のままだからうすくなるのは仕方がないか.惜しいですね.