=銀子ルート=
ー7月23日ー
放置されていたさくや.怒り心頭.
さくやルートがメインっぽいかな.OP的に.実妹がメインかー…
ー7月24日ー
事の真相を知りたいので銀子さんを探す.
銀子のことに興味があるさくやも明日は一緒に.
ー7月25日ー
銀子,ついに見つかる.友人の結婚式に関東まで行っていたらしい.
夜も真相を聞きに山を訪れる.暗闇に足がすくむ.しかし未知を未知のまま放っておくこともできない.
銀子さんの語る話.
山童(やまわろ)という人里を押そう怪物.暴れるだけ暴れてすぐにいなくなる子供.腐った体に取りつくという.腐っているからこそ流れる水が弱点.
ー7月26日ー
少しずつ山童の伝承を探し始める.子供を脅かすための作り話というのが共通認識.
途中,銀子さんの話も聞く.山は誰かの私有地である.その管理人.
午後からはさくやと蔵の掃除.
山童と天女伝説.その両方の調査をしようかと悩む.
夜中,銀子さんが急に侵入して,泊まっていいかなと言い出す.
ー7月27日ー
沙智子の祖母に山童の話を聞く.
一種の祟り神.昔は神社の近く,湖のさらに奥にお社もあったとのこと.公民館と役場に村の本があるという話を聞く.
いろはと話をしたりして得た結論は,この方法では無理があるということ.実際に怪物を見た孝介と,見ていない他の人たちでは前提が違う.いないものをいるとした理由を探す周囲と,存在するものがなんでいるのかを調べたい孝介.
ー7月28日ー
さくやを連れていろはの元へ.
今日は川遊び.
1年に1度,人形を交換し合う風習を聞く.
ー7月29日ー
怪物に翔子ちゃんが殺されてしまう悪夢を見た.起きると銀子さんがいない.せっかくなので探しに出るも一向に見つからない銀子さん.
山中の,木の上から村を眺める銀子さん.天に最も近い人.そんな印象を受ける.
想像以上に天女伝説も重要になりそうだな.
ひとまず山童調査をストップすることを銀子さんに伝える.
ー7月30日ー
天女伝説の話を調べ始める.
用事があるので一度家に戻るという銀子さんについていく.あまりに高い橋を渡れない一同はそこで待つが,それにしても高いところが得意な銀子さん.
村の貧困さに手を貸した天女.その天女の羽衣を取ってしまった男.それでも子を宿し,幸せに暮らしていた.そんな時,天女の姉が舞い降りる.当初は連れ帰ろうとしていたが,新しい幸せを謳歌する妹に複雑な気持ちを抱く.しかし結局は父母への説明という名目で連れ帰ろうとする姉.天界と地上,時間の流れ方は大きく違う.天女の夫に,同じ時間を過ごせるようになる薬を渡す天女の姉.しかし天女とともに過ごせる時間というのは,他の人とは過ごせない時間.迷った末,夫は湖にその薬を撒き,人として天女の帰りを待った.その薬の影響で,湖の色は青い.
少し違う天女伝説の伝承.
ー7月31日ー
怪物は普段は死体でなく,普通の姿だったらしい.
不老不死の薬を撒いた湖と聖水が苦手な不老不死の怪物かあ.
岩永家から出ていこうとする銀子を止める.家で帰っても独りの銀子さん,万事がこっちがいいのに.
温かいからという,帰りたくなくなってしまうから.孝介たちが東京に戻った後,一人に戻れなってしまう.
涙を流す銀子さんと,また明日と強く約束する.
ー8月1日ー
銀子さんを探す,今度は高い高い橋もわたって.
水浴びをする銀子さんはまるで天女のようにきれいだった.見ているのがばれちゃった...
今日は帰ってほしいと言われたので帰る.また明日.
気が付くと銀子さんのことばかり頭に浮かぶ.好き.
ー8月2日ー
銀子さんと話しながら,いつから一人だったのだろうと思う孝介.そういえば銀子さんのこと何も知らないなあとも.
銀子さんやっぱり天女とか,不老不死とかなのかなあ.平安時代を知らない時代って言うのもなんか伏線チックな...それか薬を飲んだ側の人か考え過ぎかな?
いろはに不老不死の逸話の話をすると,都合のいい話過ぎるという.村全体を救った天女.指導者が必要だから,羽衣を隠した.しかしその指導者役の天女が薬を残したのは夫だけ.他の村人の話は出てこない.なんとも外野からの視点.
=銀子BAD=
銀子さんの言う通り,距離を取る孝介.冬休みも春休みも会えなかった.
1年経ち,夏休み.ようやく銀子さんに会えた.冬と春は雪のため別のところにいたとのこと.そしてお別れを言いに来たと告げられる.目的を果たしたので他の天女伝説の残る場所に移動するという.意味深な言葉を残して,銀子さんは去る.なぜか足が動かない.
=銀子GOOD=
不可思議な話の数々.それでもそれを銀子さんが教えてくれたのは,初めに銀子さんのことを信じると約束したから.だからわからないことだらけでも前提は崩さない.
ー8月3日ー
さくやと銀子さんのところへ向かう.
銀子さんにいろはの感想を話すと,天女も村が好きで,それでもいつか帰らなければならなかったから仕方がないんだよと軽く話す.
銀子さんに天女の妹だったりしないですよね?と聞くと大笑いされる.
最後に,別れは辛いかもしれないけれど,また一緒に暮らしたい.また冬も春もくるからと二人で伝える.
夕方再び銀子さんを訪ねる.物思いにふける銀子さん.川に落ちた銀子さんを強引に連れて帰ってくる.しばらくまた一緒に暮らす.
ーフラグメント:遠き夏の日ー
銀子さんの事情をしる皐月さん.やはり昔から銀子さんが年上らしい.
ー8月4日ー
日常.
丸で見たかのように,天女伝説の話をする銀子さん.
その続きはこうであった.200年ほどたち,天女(姉)が罰として地上に戻れなくなってしまったことを妹が報告に来る.そこにはもう天女の夫もいなかった.不老不死の薬を求め,妹に刃を向ける兵士.村だけでなく,人の心も変わってしまったことを知った妹天女は二度と戻ることはなかった.
「仮に」そのお話に銀子さん自身が登場するなら,姉のしりぬぐいのために舞い降りた末の妹.救いがないという孝介にそんなことはないという.時の流れははやく,知り合いもすぐにいなくなる.それでもその子孫のことは一目見て分かるし,すぐまた仲良くなれるから.
飲まなくても人の心を刺激する,麻薬のような不老不死の薬.そんな薬の後始末はしたいよねという.
そんな話も全部信じる.そういう約束.
ー8月5日ー
日常.
ーフラグメント:本音と......ー
買い出しに出た銀子さんとさくやの恋バナ.お互いに孝介とお似合いと言い合う二人.
子狐を見つける二人.銀子さんはそうかもうだめだったんだと呟く.
銀子さんを襲った子狐.逃げた子狐を追いかけた銀子さん.普段の山童は小動物だったという話を思い出し,銀子さんを追いかける.
橋の奥に違和感を覚える.そこに銀子さんはきっといるという感覚.
羽衣を纏い,狐を撫でる銀子さん.
山童になる際,その個体は大事にしていたものを引き継ぐ.新しい生物と生きる際,残される執着.だからごんたは翔子ちゃんを追って,里に下りて来た.
母の持っていた変わった石.それは不老不死の薬.その石をつまめば,羽衣のようになり,弱った山童からはそれを引き出すことができる.もう動かないごんた.
ずっとそういうことを繰り返してきた銀子さん.
食物連鎖の中で,薬が蓄積される.だから誰が山童になるかはわからない.
翔子ちゃんのためにも,ごんたの死は文字通り墓場まで持っていく.優しく,二人にとっては辛い嘘.
昔罠にかかった狐を助けたことがある銀子さん.その狐は子を連れて挨拶に帰ってきた.それがごんたの母.その挨拶は繰り返されていた.だから今回は銀子さんにとっても辛いものだった.
熊から手に入れた石を銀子さんに引き渡す.
これからも一人で回収を続けるという銀子さんに,他人は結構銀子さんの役に立ちたいと思っていますよという.
ー8月6日ー
昨日の言葉から,孝介のことを意識し始める銀子さん.それでも生きる長さの違いから前に進むことが怖い銀子さん.それでも孝介は大丈夫だという.必ず来る一方的な別れは辛いはずだけれど,それでも好きな人と一緒にいた思い出何百年も輝いて思えるくらい楽しいものだから.
想いを通わせる二人.
ー8月7日ー
日常.
これあともうひと悶着なにかあるのかなー?BAD見た感じ,特に何もなさそう?あったとしても,山童が出るとかかな.
ー8月8日ー
日常.
強い山童があと1匹いるらしい.それが最後の,この地での目的.
ミズチ.水そのものの山童.10年前からの山童.10年前に起こった水難事故.二人の子供が流されて,その子供を助けた母が犠牲になった.孝介とさくやの母の仇.
様々な感情がうずめく孝介に,ただ謝り,抱きしめる銀子さん.
私も泣いた...
孝介が襲われたときの話をした.あの時助けてくれていたらしい.しかしわからないのは山童が翔子ちゃんを狙ったこと.血縁?性別?どれもしっくりこない.
ー8月9日ー
祭りの前日なので準備をする.
夜中,家から忍び出る翔子ちゃん.後を追うと,ごんたが来てたから探したいという.何度確認してもごんただったといい張る.ごんたは確かに埋葬した.しかしこのまえの山童は死んだ後の熊だった.いろいろな可能性が頭をよぎる.そんな時,ごんたを見つける二人.
とにかく翔子ちゃんをごんたから遠ざける.
銀子さんに聞いたところ,一度取り出したあとは再び山童にはならないという.似ている狐か兄妹か.しかしではなぜ翔子のもとに来たのか.
ー8月10日ー
銀子さんが考えた一つの可能性は,ヌエ.他の山童がごんたを吸収して似た姿になった.一人で山に向かう銀子さん.
しかしごんたの墓が荒らされた様子はなかった.
二人で祭りを楽しむ.皐月さんは翔子ちゃんがいなくなったという.あまり心配していない様子だが,嫌な予感がよぎる.
ごんたと話す翔子ちゃん.水の上に立つごんたは瞬時に消える.翔子ちゃんをつれ逃げる孝介.
翔子ちゃんはごんたの死をしっていた.ごんたを探すうちに,ごんたの墓を見つけていた.
爆発音が鳴り響く.すぐに銀子さんの元に戻る.ミズチと戦う銀子さん.銀子さんに言われた通りに家に帰る.
ー8月12日ー
山崩れが起きたが,奇跡的に死傷者はいなかった.銀子さんをのぞいて.あれから銀子さんは帰ってきていない.みながみな自分を責める.
商店でお土産を買う銀子さん.約束通り信じていた孝介.
おしまい.思いのほかあっさりしてたな.まさかミズチが銀子さんに化けたのか!?なんて思ったけれど.
いまのところ微妙だなあ.
ーエピローグー
子を宿し一緒に暮らす3人.孝介老けたねえ.そのぶん銀子さんの若さが目立つ.
幸せと言う銀子さん.一緒に暮らせるのはたった数十年.その数十年を精いっぱい楽しむ.