えす山の日記

自分用のゲームの感想日記とか

なつくもゆるる(歩き続けるための条件 夏休みの始まりと世界の終わり)の感想

はるまでくるるめっちゃ面白かったから,たのしみー.セールで秋までは買った.秋は秋にしますかね.

=歩き続けるための条件=

主人公は草原を歩く.しかしその理由はわからない.ただわかるのは違和感と自分の中に穴があるという事実.

 

=夏休みの始まりと世界の終わり=

ー7/21ー

壁紙がはるまでくるるだ!

明日から夏休みのはずがとあるウイルスによる新型咽頭結膜熱の感染であと2週間は外で遊べないことに憤慨する友人の舜.

生物部である主人公の進.舜が自慰をするからと部屋を追い出された進は,この間に山に研究対象である虫を探しに行った.道中,銀髪ゴスロリの少女,狭霧紫穂に出会う.彼女も例の風邪にかかったそう.彼女は自らの気持ちの高ぶりを現象として確認するために穴を掘ろうとしていたらしい.

二人はともに山を進む.楽しそうに穴を掘る紫穂は初めて穴を掘るという.なぜか諦めがちに見える紫穂.紫穂のイライラはそれでも収まらない.胸と腹がもやもやとし,破壊されたいという衝動があるという.進は性欲を発散していないからではという.知識のない紫穂に方法を教え,また会う約束をする.

体の成長が遅れているやつが多いっていうのはなんだろう...他の話と合わせて,虐待された子供が集まるとかなのかな…?

なんだか今のコロナ禍みたいだなー.

前作は春を目指す物語だったけど,今回はすでに夏なんですね.

ー7/22ー

朝,妹の姫佳に起こされる.この学校に入学してから一度も帰ってこない兄を心配してやってきたという.濃厚接触者になった姫佳もこれから2週間一緒に暮らすことになる.

そんなこんなで生物部部長の水名りねがやってきた.

なんか進の家庭も複雑そうだなあ.りねが来なければ核心に迫ったのに...

近親相姦の経験者が多い学校ってなんだよ笑なんかの伏線かな?

 

姫佳をどこに止めるのか,その対応を聞きに生徒会長,鹿島ユウリを訪ねる.

本当にロリばっかりだね.これで4人,ヒロインが揃ったっぽい.この学校の生徒は何の問題があるんだろう...自殺衝動とかだろうけど...ウーン...

 

夜,姫佳から姉の零佳のことを聞く.まだ行方不明のままということしかわからない.姫佳は死んでいるのではないかというが,進からするとそんなことはあり得ないという確信がある.

 

紫穂のことは...忘れていた...急いで向かうと,案の定起こっている紫穂.どうやら自慰をして余計苦しくなったらしい.達していなかったらしい紫穂に,お手伝いをするよう頼まれた.うまくいった様子.また明日...

 

ー7/23ー

今までの登場キャラでこの学園に残っている人は全員みたい.そろそろ話が動きそう.今回は男キャラいるのもいいなー.

 

紫穂は同室の女生徒から理由なく恐れられており,そのことを気にしている.そしてそれは部屋替えがあっても続いた.進に荒い態度を取ったのは進むに似たものを感じたからで,進なら大丈夫という確信があったからと紫穂は言う.他の誰かを怯えさせたくないと一緒に食事をとることを拒む紫穂を,進は説得し,連れていく.みんななら大丈夫という確信が進にはあったから.

 

ユウリの口からきかされる,この学園の生徒が簡単に死ぬという事実.自分が自殺をしなくとも,自分が存在すること,それだけで誰かが自殺しうる学園.

 

ウェスターマーク効果(同じコミュニティで育った相手に性的興奮をおぼえない)とか勉強になるなあ.進自体は零佳と関係があるようだけれど...というか姫佳との実際の血縁関係が従妹なら零佳も従妹か.

 

ヒッポカムポス機能不全及びBDNF発達障害,いわゆる自殺病.それがこの学園の生徒がかかっている遺伝病.そしてその治療法はただ一つ,この学園を無事に卒業する(年齢まで生きる)こと.

進達は何気ない風に気にしないようにしていると言っているけれど,朝,隣の席の友人が自殺したと知ったら,たとえその可能性を認知していたとしても,私は普通じゃいられないな...進たちは強いのか弱いのか...どちらにしろ,強く,弱くなくてはいけないというのは確かで,そういう点で,この学園に集めさせるというのはいいことなのかわからないなあ...実際のところ,集めるのは集められる側でなく,集める側の都合なんだろうけど...少なくとも,数百年前と比べて,学生の自由が(ある程度は)認められている点でいいのかな?

 

今日は紫穂に逆にサポートしてもらった.

 

ー7/24ー

ユウリはどうやら難しい数式を書いている様子.

 

みんなで海水浴へ.零佳姉さんも自殺病だという事実.姫佳は精密検査をして違うという結果が出ているが,紫穂のお兄ちゃんにどこか似ているという言葉に引っ掛かりを憶える進.

紫穂とユウリの二人は遊んでいる最中,視線を感じる.そして表には出さないもののりねもどこか様子がおかしかった.

 

夜,停電が発生.それもかなり大規模である.そのうえ,教職員は校舎中を探してもいない.

姫佳の提案で屋上まで様子を見に行く.町がまるで誰もいないようだという姫佳と,空を眺め違和感があるという紫穂.

帰り際,紫穂は確信めいた様子でいいことが起こる気がするという.きっと世界の終わりが来るに違いないと笑顔を見せる.

 

クロスチャンネルみたいだな.

 

ー7/25ー

水道,ガス,電気は止まり,街に人はおらず,携帯も繋がらない.恐怖に蝕まれる進.対称的に誰もいない世界に希望を感じる紫穂,だれにも傷つけられない,傷つけないと.

街のスーパーの事務所に日付の手がかりを探しに向かうと,事務所からは腐敗臭がする.商品は昨日の日付のまま腐ってもいないのに...ともに板紫穂や姫佳を動揺させまいと調べることなく後にした.

まるでこの街に進たちを閉じ込めるかのようにふさがれた水門.水門の頂上からは1隻の船を見つけることができた.助けを呼ぼうとする進に対し,紫穂はこの世界をあと数日でいいから楽しみたいと懇願する.それでも進は当然のように助けを呼んだ.船の先端が光った刹那,轟音と共に海水が押し寄せる.まるで大砲でも撃ったかのような状況に戸惑う一同.

舜たちによると街への道も新たに壁ができて封鎖されているらしい.紫穂が笑顔でいうこの街に閉じ込められたのだという,確信に近い推論に,紫穂以外は誰も笑顔を浮かべることはできなかった.

 

夜空を見上げる進は,線が空に入っているかのような違和感を覚える.

これは...はるまでくるるとよく似たパターンですかね,,,?いやそれだと急にっていうのが変だし...写真よりもずっと空が高い気がするっていう姫佳の言葉もそれに関係しそうだなあ.

 

その後,ユウリとともに昼の出来事を確かめにスーパーに向かう.予想通りそこには首つり死体があった.その人の携帯を拝借する.当然のようにロックがかかっており,落胆するのもつかの間,なにかをロードし始める携帯.そこには零佳姉さんが映っている.過去のトラウマから虚勢を張る進に,たったひとことで立場を確定させる.あくまで自分が上,進が下.零佳姉さんがただ伝えたのは,判断ミスが多すぎる君たちは死あるのみだということ.何か裏のあるユウリと共に逃げるも,逃げ込んだ先の廃墟でユウリは零佳姉さんに殺される.そしてすぐに進もそのあとを追うことになった.死の間際,零佳姉さんの後ろに見える黒い影.その黒の中の誰かを手繰り寄せる.ゆるるゆるると何かが震える.

 

おぉ…強制BADか…春と同じように一本道かな?気になる~~

 

続く