えす山の日記

自分用のゲームの感想日記とか

G線上の魔王の感想考察2

ー第3章ー

のんちゃん、かっこいいですね。京介に自分がなぜ負けないかを語るシーン。かっこよすぎて息が止まっちゃいました。なにか、自分のすべてを犠牲にできるものがある人は尊敬します。私は好きなものはあっても、ゲームしたりとか映画みたりとかしちゃいますし。

いやー騙されちゃいました、西条の逃亡。博多じゃないまではともかく、さらに違うホテルとは…

 

ーカノンgoodー

ゴンゾウはあたりまえとして、郁子さんまでカノンのことを道具にしか見てない節が如実に現れましたね。悲しくなります。郁子はゴンゾウにも捨てられ、現役も引退し、カノンのコーチであることにしか、存在意義を見出せなくなったのでしょう。そして自分の指導力のなさが露呈するほどそれは加速。その結果が「氷上の魔王」とはうまくいったものですね。才能があるがゆえに誰からも純粋な愛情を注がれない、なんて悲しいかな。本当に郁子が恐ろしくてたまりませんでした。不幸中の幸いといえば、郁子もカノンのことを愛していたということでしたね、性格ゆえに娘のことを自分の思う通りと思いこみ歪んでいましたが。だからこそあの展開だったんでしょう。世の中にはたくさん、全く愛さず利用する輩もいますからね。  カノンのフリーの演技からはもう涙が止まりませんでした。途中までツバキちゃんルートほどではないと思っていましたが、いやはや…わがままで責任をすべて外に押し付けていたカノン。そのカノンがあの母を受け入れ、自分の責任を認めて、今までのことを顧みて認めなくていい責任まで受け入れて。子は親を選べないにもかかわらずその事実を受け入れて、許す。すごいなあ。

分岐直後でユキが消えたとなると、normalとはかなり変わってくるんですかね。楽しみです。

それにしても誰かからの愛を受け入れると、魔王としての人格が消えてしまうのはなぜなんでしょうか。いや愛を受け入れるとというよりは、誰かに同情したり、愛したりなんでしょうけど。金銭を介さない純粋な他人への興味といっていいものやら。まあ魔王本人が愛とまとめているのでそれでいいんでしょうが。

 

いずれにせよ、親の「英才教育」ってものも考え物ですね。

 

ーカノンbadー

特にいうことはないですけど、車輪の国といい、badルートもうまいですよねえ。なんか絶望感を与えるというかなんというか。

 

ーカノンnormalー

なるほど、そういうことかー!という感想。まんまと私も魔王に騙されましたね。個別ルートで感動系、普通ルートで魔王と勇者の対峙を描きドキドキ系。本当におもしろいです。

 

続く