えす山の日記

自分用のゲームの感想日記とか

アオイトリの感想(共通)

=共通=

ー1ー

メアリーに対する血の効力は1日程度しか持たない.

ということは律の死はメアリーの死なんだよなあ...せっかく生に希望を見出せたのに,複雑...律は数年で悪魔の救世主になってしまうというし,その時までに死を選ぶだろうし...まあそれを何とかする物語なんでしょう.

 

お日様を浴びて,学校に通って,学友と何気ない会話をして.そんな当たり前のことが嬉しくて嬉しくて,律に心の中で感謝していると,涙が止まらなくなるメアリー.

 

いつぞやに抱いたことのある少女,海野あかりに出会う.飛び込みのように落ちるのが好きという彼女.落ちる,堕ちる.危うさ故の艶美さ.

 

妙に肉欲がある.それはおそらく,昨日の感情の爆発のせいで人格が削れたから.そんなとき都合よく美果子から遊びに来てもいいかというメールが来る.純粋な快楽を求めた遊びのセックス.

 

ー2ー

日常.あかりが屋敷に遊びに来る.

 

悪魔からの連絡.愛を知らず育ってきた律が愛を見出そうとするメアリー.そんなメアリーと天秤に匹敵するほどのギフトをもう片方に載せるという.家族.母.

 

桜並木の奥に見える人影.鏡に映したかのような少女.黒崎小夜.

やっと会えたと言いながらキスをする小夜.血のつながりは何も親子だけではない.妹.

 

生き別れの双子の小夜もこの屋敷に住む.小夜は律と違って,普通の感情を奪えるし,逆に感情も流し込めるみたい.

 

ええーーーどの順番でルートを見ればいいんだ―――.小夜を最後に回すか...?どうしよう...本能は小夜を最後にしろと言っている.でも実兄妹ものは苦手なんだ...特にヨスガノソラで双子ものにいいイメージはないんだ…

 

施設から逃げ出し,力を使ってずっと一人で生きていた小夜.律以外誰も信じない孤独の中の少女.本当に律と兄妹なのかという不安.誰かを,家族である律だけは信じたいという願望.律を兄と信じなければなにもなくなってしまう.手を取り合い,力を確かめ合う二人.初めて感じる無条件の幸福感.この上ない快楽.そして二人は確信する.自分たちは兄妹であると.

 

ー3ー

あかりにも自分たちのことを話す.吸血鬼,悪魔,救世主,その妹.

律の心を失くさないようにするため,力を失くすための作戦会議.死んでもなお残る救世主としての力.キリストのような復活.

神は人に耐えれる試練のみ与えん.そうあかりは呟く.

なにかを変えるため,なにかをはじめなければならないのかもしれない.

 

メアリーの思いついた一つのアイデア.誰か一人の女性を好きになれば力を抑え込めるかも.奇跡に対抗できるのは愛の力だけ.そういうロマンティックな考え.

キリストから善性をはぎ取る.救世主は自分すらも犠牲にして,万人を等しく扱えるからこその救世主足りうるのであれば,特定の誰かを愛することで,その救世主として力が無くなるのではないか.

力のために,誰かを好きになろうとしても,相手が幸せになるからわかりにくいかもしれないけれど,好きな相手となら触れ合うだけで幸せになれる.まるで奇跡のように.

メアリーが自殺しようとしたあの日の,なにより個人の感情を優先した想いがあれば...

「君がすることはとっても難しいけど簡単なこと.自分を信じなさい.他人を信じなさい.自分をもっとよく理解しなさい.他人をもっとよく理解しなさい.そして,幸せになりなさい.幸せに死なさい.あなたが生まれてきた意味はそのたった2つだけだから」そんなメアリーからのアドバイス

 

0からなにかを創ってみたいというメアリーの手帳を借りる.そこには劇のプロット.自分を投影したかのような少女とその運命の相手である少年.陳腐な恋愛の物語.しかし笑う気にはなれない.これはメアリーの叫びであった.100年もの長い年月のすえ失った日常を取り戻そうとするメアリーの足掻き.日常というものがわからないからこその陳腐さと物語の道筋のなさ.それでも,日の光を浴びてから少しずつ話は進み始めている.

そして律は気づく.「舞台」という言葉.あかりや小夜や悪魔が時折口にするキーワード.これも一つの道標.喜劇であれ,悲劇であれ,結末は関係なく,与えられた白鳥律という役柄を,いつか誰かを愛するために演じ続ける.最後まで演じたものだけが,何か重要なものを見つけることができるだろうから.

 

ー4ー

この劇をクリスマスに,礼拝堂で出し物としてやろうと提案.

演者として小夜,美果子,あかりを誘う.まあ美果子には断られてしまった.悪魔もなぜか趣味として手伝ってくれるらしい.

 

放課後,神父としての仕事を行おうとすると,教会に一人の女性が.歴史の代理教師.名前は理沙.苗字は明日教えてくれるとのこと.

ちょっと大人になったけど,何も変わっていないんだねという言葉.過去に会ったことのあるこの女性こそ,律の初体験の相手.

ああ,美果子の姉か...なんかいいことがあって,それが明日にはわかるみたいなこと言ってたな...

 

ー5ー

やっぱり赤錆だー.美果子が笑っている…

 

理沙さんが劇の顧問的な役割をしてくれるという.え?もしかして美果子じゃなくて理沙さんがヒロインですか⁉びっくりΣ(゚Д゚)

 

そして役者はそろった.6人と1匹の劇.そして主役は...

 

え?あかりは広いんじゃない⁉それともメインヒロイン⁉てっきりメアリーにロックがかかっているのかと思ってた...

えー理沙から始めるとして,メアリーを最後か,小夜を最後か.たぶんメアリーが最後がいいよなあ...まあおいおい考えるか...

 

つづく