えす山の日記

自分用のゲームの感想日記とか

P3Pの感想

 

=感想=

良作。どうしても5Rと比べてしまうから良作になってしまうけど、2009年当時このゲームができていたならもう狂ったように周回していたと思う。結果名作、神作。物語のテーマがくどい程はっきりしていて読んでいて爽快だった。ここまでテーマ性を顕に残したまま物語がここまで面白くなるのはすごい。ただしBGMは5Rだな。

 

いやーチドリが生き返った後の話は泣いたなあ。

 

本当はこれが最終作だったんじゃないかと思ったりしました。ラスボスが「」そのものであったり、アルカナ14種を使って戦ってきたり、BGMがいつものあれだったり、主人公が「宇宙」の力を得たり。こんなボスなら築いてきたコミュMAXの数でボスの強さ変動したりとかも面白かったと思うんですけどね~。

 

システム面はやっぱり古いだけあって微妙。ダンジョンは同じものの繰り返しだから飽きてくるし、風花のオラクルやアイギスのオルギアなんかはラスボスでようやく思い出して使った程度で、もうちょっと使いやすくしてくれたらいいのにという感じ。まあこれは私が悪い。

 

ストーリーは上述の通り、これを最終作にする予定だったんじゃないかと思うくらい重いもの。テーマは「死」、そしてそのアンチテーゼとして「生」きるとはなんなのかが語られる。主人公がそのテーマを司るなら、アンチテーゼを司るのはアイギス。生から死へと向かうものが主人公であるならば、メカニクスという死んだ状態から生へと向かう者こそがアイギスである。根底にあるのはやはりハイデガー存在と時間だろう。死を認識してこそ本当の意味で生きることができる。

最後アイギスと美鶴が全部いいところもっていったな~。

 

これP3Pが一番後に出たのに後日談ないのかー。主人公たぶん死んでるよなー。またゆっくり見るけど…みんなとの約束を守るためだけに2か月必死で生き続けた主人公に涙。「生」と「死」っていうテーマだからこそ、主人公を生かすはずがないと思う。だってニュクス戦の封印で、コストHP全部っていうのを見て震えない人間いないでしょう!?

 

=後日談を途中まで見て=

主人公やっぱり死んでるぅ…そりゃ根強いファンも残るよ~~。

主人公を失い、自分の中から人間性が失われたと感じたアイギスだった。アイギスがラボへと戻る前日、謎のロボットがアイギスの仲間たちを殺そうとする。ペルソナはもう存在しない。そんなアイギスは強い想いから新たな力「オルフェウス」に目覚める。新たなワイルドの力とともに、「命のこたえ」を求める戦いが始まった。

 

やっぱりアイギスは裏主人公だった、というのが明確になったな。

 

というか、もともと4や5と同じでMAPとかも3Dだったのか。P3Pほぼ劣化じゃん…アニメーションもカットされてるらしいし。こういうとこきらい。

 

ペルソナ~トリニティ・ソウル~は見た方がいいのかな~