えす山の日記

自分用のゲームの感想日記とか

P5Tの感想

良作。めちゃくちゃおもしろかったです。ストーリーもタクティクスも(最後のムービーは展開がわかっていながら泣けた)。難易度もちょうどいい(後半は簡単かも)。クリア時間はHARDで25hくらい(DLペルソナは使わず、武器は使用)。途中放置してたことがあるので正確にはわかりません。アニメーションも多く想像以上に気合の入ったつくりでした。

一番気になるところは等身でしょうが、やはりタクティクスゲームにするとマス目が必要な関係上、3頭身くらいにするしかないんでしょうね。もちろんRやTの等身の方が好きですが、これも悪くない。結構すぐ慣れますし、タクティクスゲームをする上ではこれしかないでしょう。ラヴェンツァかわよい。

ストーリー面はやはり情けなく、腐った大人たちと、それに反逆しようとするジョーカーやエルたち。そんな中立ち上がる大人、春日もいるよ、という構図(いや春日、お前が主人公だ)。仕方ないのでしょうが、春日中心なのはちょっと残念(Sといい大人が中心なのは、FDを買うのはお金に余裕がある大人だからでしょうか?)。またP5らしいといえば聞こえはいいですが、R,Sときているのでさすがに飽きが来る頃でしょうか?まあこれは人によると思います。Sは2020ですから発売当初から追っている人にとっては不満なく、一方1年前のSTEAM版Rからやっている人にとっては飽きを感じ不満かもしれないです。P5らしさはあるのでその点は安心かと。

システム面についてですが、盤上操作はやってみるしかないかなあ。RともSとも全く別物ですが、1moreや総攻撃の爽快感など、ペルソナらしさを上手く落とし込んだなあとうなってしまいました。ただパラメータ強化もスキルツリーが中心ですし、その結果ペルソナシステム(ワイルドの力)が全員に、しかも装備の一部という力で実装されているのは少々残念(ジョーカーですらメインはアルセーヌのみ。またスキルにブースターがあるので拡張性も低い)。またそのスキルポイントの獲得がサブクエスト(というよりも詰将棋らしいミニゲーム)で(大量に)行われ、サブクエが半強制になっているところも好きじゃないです(とはいえ10数個しかないので苦痛だったとかではない、強制感が好きじゃないだけ)。ただしこの成長システムが完全に悪いところばかりかと言われれば、そうでもなく、ペルソナがアイテムとして簡単にドロップするため、サクサクと合成していくことが可能で爽快です。さらによく言えば、二つまでしかスキルがないので簡単(裏を返せば自由度が低い。。。)。弱点がないのは残念ですね。そのせいで使うキャラが移動度高いキャラばかりになってしまう(属性ごとの追加効果はあるので完全にキャラの使い分けができないわけではありません、オイナリ最強!)。

まとめれば

P5が好き→おすすめ

ペルソナシリーズが好きorシミュレーション要素がはいったRPGが好きorシミュレーション要素が欲しい→おすすめしない

ですかね。何の条件もなしに、おすすめかどうか聞かれればそりゃおすすめです。怪盗団が主人公ではないよ!というのは知った上で買わないとダメかもです。