えす山の日記

自分用のゲームの感想日記とか

2022-01-01から1年間の記事一覧

装甲悪鬼村正の感想(魔王編)

=魔王編= ー0ー 三世村正が生きた時代はまさしく戦の時代であった.母が,祖父が生まれたころから延々と続いてきた戦,南北朝時代.由緒正しき南朝の立場に立つ腕利きの鍛冶師,それが村正の家系の役割だった. 裏切りに次ぐ裏切り.それは信用していた者…

装甲悪鬼村正の感想(復讐編)

=復讐編= 景明は一条を殺す. ー0ー 彼女は目を覚ます.そして知る.彼がもういないことに. ー1ー 親王,署長は勝手するGHQに危機をおぼえ,最後の手段に出ることを決意する.玉を取り,朝廷の権威を取り戻す.それは一見必要な殺人.しかし銀星号と関…

装甲悪鬼村正の感想(英雄編)

=英雄編= ー0ー かつてこの国で怒った元寇.大和人の男はみな殺され,女はみな道具として扱われた.彼はただ細々と暮らせればいいと思っていた.しかしその蒙古による所業を見て確信する.この世には悪鬼がいると.剣の降り方知らぬ彼は何も考えないまま…

装甲悪鬼村正の感想(第五編 宿星騎)

=第五編 宿星騎= ー1ー 次なる標的が使うは幻術.景明の癒しを見せる. ー0ー 仲の良い兄妹だった.兄妹と母の統を合わせた3人暮らし.仲がいいとはいえ景明と二人に血のつながりはなかった. そんな幸せな日常も永遠には続かなかった.光を蝕む公害病…

装甲悪鬼村正の感想(第四編 震天騎)

=第四編 震天騎= ー1ー 銀色の怪物を見たという報告があった.あまりにも杜撰な報告.まるで銀星号を追う景明を誘うかのような.明らかな罠.それでも僅かでもその可能性があるのだとしたら,景明が無視するはずもなかった. 江の島にて不穏な動きをする…

装甲悪鬼村正の感想(第三編 逆襲騎)

=第三編 逆襲騎= ー1ー 件の事情聴取のため,拘置所から移送された景明は鎌倉署署長である菊池に卵と銀星号のことを報告した. 香奈枝が異動したのは情報収集局.大尉となった香奈枝は雪車町と関係ある隊のもとで働くことになった. ー2ー 署長に連れら…

装甲悪鬼村正の感想(第二編 双老騎)

=第二編 双老騎= ー1ー 訳の分からぬまま村正に導かれるまま卵を植え付けられた将校の劒冑を切り伏せた景明.相手が手練れであったが故の辛勝.しかし辛勝であったがゆえに,相手を取り逃してしまう. 将校,長坂に殺されかけていたのを救ったのは景明,…

装甲悪鬼村正の感想(第一編 鮮紅騎)

=第一編 鮮紅騎= ー1ー 源幕府が始まって800年.国の裏切りにより終えた,終戦から数年経ったが,ここ実質的な支配組織である六波羅探題のある鎌倉でも人民は豊かな生活とは程遠い生活を送っていた. 幼馴染である新田雄飛と来栖野小夏もその一人.稲城忠…

そらいろの全体の感想

ー総評と感想ー 幼少期の選択でヒロインの性格が変わるみずいろシステム.嫌いな人はいるだろうけど,それでもその人のコアとなる部分は変わらないんだから,むしろリアルで素晴らしいと思います.唯一無二ですよね.ひとつひとつの選択とその「積み重ね」が…

そらいろの感想(愛衣ワールド)

=共通= ー続幼少期ー きっと兄妹になるまでは身近な異性に淡い恋心をお互い抱いていたことだろう.それも兄妹になってからの何をするにも一緒なことが多い毎日のうちに変わっていった.二人は夏休みに,沖にある大きなブイまで行こうと約束する.二人だけ…

そらいろの感想(花子ワールド)

=共通= ー7/1ー 健士は花子に起こされ,つばめは愛衣に起こされる日々.この数年間で,花子は部活の助っ人を頼まれるほどになっていた.腕はともかく. ドジっ子のつばめ,しっかりものの愛衣.4人仲良しなのは変わっていない. 花子可愛くないか?可愛す…

そらいろの感想(幼少期)

健士を呼ぶボイスがあるし,男キャラにもボイスがある.こりゃ勝ったな. 幼き頃,父に連れられて行った田舎の町.あまりの田舎差に最初はどんよりしていたけど,その海の美しさを見たらそんな感情が吹き飛んだ.これから父の知り合いの家で暫く過ごすのだ.…

そらいろの感想(つばめワールド)

多分これが一番気合入ってると思うんだけどなあ. =続幼少期= 台風が今年もやってくる.停電.部屋にいるとつばめの泣き声が聞こえてきた.急いでベランダに出てみると,そこにはベランダからこちらを眺める,いつもと違った悲しそうなつばめが立っていた…

P5Rの感想

ー総評と感想ー 紛うことなき神.20年近くいろいろなゲーム(RPGはもちろん育成,シミュレーションetc)をやってきていますが,top of topですね.最近ではDQ11とかテイルズオブアライズとかゼノブレイドとかありますが個人的には頭ひとつ抜けている(ゼノブレ…

みにくいモジカの子の感想 

ーあらすじー 見た目の醜悪さから僕は虐められていた.幼いころからずっと.隣の席の双葉みゆだけは心配してくれた.気遣いだけでよかったのに,その文字だけでよかったのに,奴らはそれさえ奪おうとするらしい.「種崎君のことが好きなの」やめて欲しかった…

サナララRの全体の感想

ー総評と感想ー ライターが章ごとに異なるっていうのもある意味でネックになりますし,人によってはありきたりなシナリオだって言われるかもしれませんが,個人的には傑作ですね.1,3,4,6章がお気に入り.ねこねこの入門におすすめしたい.キーワード…

サナララRの感想(第4章)

一応リメイク前のメインシナリオはこれでおしまいなのかな? ー1 ナビ歴半年の男ー 死ぬことのないナビゲーターの状態が予想以上に楽で願いを使わせないままのらりくらいしている.まああとからアフタードローもあるみたいだし,せっぱ詰まった願いもされて…

サナララRの感想(第3章)

ー0 一週間前AM5:09~ー 時間が迫る.しかし俺には願いなんて決められない.こんなチャンスに何の意味があるんだ.そう思うとやけくそになって一つの願いが決まった.神様への挑戦.このチャンスの意味を問う. ーーー 少女はチャンスを願う.神様もう少し…

サナララRの感想(第2章)

時系列は順番に進んでそう.それにしてもゆう子.もしかしてあなたキーパーソン?次はあゆみねえ.幼馴染もの来ましたねえ.期待していいんですかねえ. ー1 いつもの朝ー いつものように幼馴染のあゆみに起こされる雄司.男女というよりは男友達という感じ…

サナララRの感想(第1,6章)

ー0ー 願いを決めるタイムリミットが近づく.この時間が終わってしまうと二度と出会えない気がして,ずっと一緒になんて思ったりもする.彼女はいったい何を選んだんだろう. ー1 プロローグ~月曜日~ー いたって普通の一人暮らしの高校生の和也.ある日…

アメイジング・グレイス ―What color is your attribute?―の全体の感想

ー総評と感想ー うーん,なんか微妙なところではあるな.面白いところとそうじゃないところがあまりにもはっきりとし過ぎている.といっても後者を打ち消せるほど前者が突出しているかと言われると...個人的にはおすすめしないけど評判はいいしまあ止めもし…

アメイジング・グレイス ―What color is your attribute?―(ユネ,サクヤルート)

絵画なんてフェルメールしか見ないからなにもわからない. =序章 グラン・ツアーへの招待= シスター・リリィは絵画の説明をする.ここ聖アレイア学院でまた会えますように. =1-1 天隠すオーロラ= ー11/28ー 頭の中で呼び声がする.これから起こるべ…

ラムネの全体の感想

ー総評と感想ー ねこねこっぽい作品.というか当たり前なんだけど. 劇的なストーリー,隠された伏線なんてものはないけれど,どこかにありそうな日常の中の当たり前に大切なものが好きな人にはお勧めな作品. おすすめ順なんてものはなく,好きなようにすれ…

ラムネの感想(七海ルート)

頼むぞ幼馴染いいいいいいいい ー幼少期ー 七海がこだわる魚の髪止め.なぜ気になるか気に入ってそんな髪止めにパンチ.それが初めての貸し借り.これからずっと重ね続ける二人の貸し借りの始まり. その色違いの髪留めをつけた少女に出会う.なぜだか借りと…

ラムネの感想(静夏ルート)

正直ちょっと不安.実の妹にはそんないい記憶がない.シンセミアくらいか.一応って言葉あったしギリかもしれないけれど. ー幼少期ー 小さなころからずっと健次の後をついてきていた鈴夏.何度も何度も一緒に星を見た.望遠鏡を買ってもらってからは一人で…

ラムネの感想(多恵ルート)

ー幼少期ー 鈴夏と遊びに出た先で出会った弟連れの少女.その少女とたびたび会うたびに妹に優しくしろと口酸っぱく言われた.おせっかい焼きの石和多恵.変わらない年月を過ごす. ー7/6ー いつの間にかなっていた校外学習実行委員.委員長が多恵なので逃げ…

ラムネの感想(ひかりルート)

遂に買ってしまったねこねこコンプリートセット.だって一番好きなんだもの仕方ない...高かった.当然主人公の名前はケンジ. 下スクロールがクリックにならないことだけは何とかしてほしかった. ー幼少期ー 海の見える町に引っ越してきた健次と妹の鈴夏.…

ふゆから、くるる。の感想

ー総評ー 良作.ただし短め,一本道.一応BADもあるもののCG回収以外で見る意味はあんまりないかな. 他のくるるシリーズと比べ,SF要素は薄め,というかとっつきやすそう.春に近い.ただし春のように最後怒涛の主人公パートで泣かせにくるというものではな…

世界でいちばんNGな恋 ハピネスモーションの全体の感想

ー総評と感想ー 傑作.前々から最高に好きと言っていたすみれと同じくらいに. 何も言うことはない.強いて言うならどのキャラも魅力的過ぎて,分岐を選ぶのに体力がいるところくらい. 泣き度でいえばパルフェの里佳子ルートのほうがそりゃ上ですけど,こっ…

世界でいちばんNGな恋 ハピネスモーションの感想(麻実ルート)

ー第12話 決別のイブ、復縁のイブー クリスマスのディナー.美都子は麻実といくことをこれほどかというほど押してきた.どれほど誘おうとのらりくらりな美都子とは23日に出かけることになった.それとクリスマスプレゼントも.同じものを麻実にあげるという…